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2023/12/23(土) 11:02:05.349佐藤 桂次氏［「コンビニ加盟店ユニオン」執行委員長］
2023.12.22
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コンビニ店主らでつくる団体は7月、店主が労働組合法上の労働者に当たるかを争った訴訟で敗訴した。
もともとは店主の待遇改善を求めてセブン-イレブン・ジャパンと対立し、団体交渉権を主張していた。
今後も店主の地位向上につながる法整備の必要性を訴えるなど、活動を続けていく考えだ。
［「コンビニ加盟店ユニオン」執行委員長］
佐藤 桂次氏
1961年生まれ。91年、大手コンビニチェーンと契約して30年以上コンビニ店を経営する。
「コンビニ加盟店ユニオン」の設立初期から携わり、コンビニ店主の地位向上に向けて活動を続ける。2018年副執行委員長、20年から現職。
「コンビニ加盟店ユニオン」（岡山市）はセブンとフランチャイズチェーン（FC）契約を結ぶコンビニ店主らの団体です。
2009年、セブンに対して待遇の改善を求めて団体交渉を持ちかけたところ、同社は「店主は独立した事業主で労使関係にない」として拒否。
行政にも救済を申し立てましたが、中央労働委員会が棄却しました。
そこで我々は中労委の命令書の取り消しを求めて提訴し、コンビニの店主が労働組合法上の労働者に該当するかどうかを争いました。
一審、二審共に店主は労働者には当たらないという結論で、最高裁判所が我々の上告を棄却したことから敗訴が確定しました。
正直なところ、当初からこちらの要望が全て通るとは考えていませんでした。悔しいという気持ちはなく、むしろ爽やかな気分です。
団体設立のきっかけはネット
コンビニ加盟店ユニオン設立のきっかけは07年、ネット上の掲示板にコンビニの店主らが集まるスレッドが立ち上がったことでした。
最初は仕事の愚痴などを書き込むような場所でした。
ある時、誰かが「見切り販売」について書き込んだことによって業界内で一気に注目を集めることになりました。
以下有料記事
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00115/00221/
