無事保護の82歳ドイツ人男性は“取り残された”と勘違い 帰りの飛行機に乗ろうと東京のホテルへ JR高山線と東海道新幹線に乗車 “ネットニュースで見た”ホテル従業員が気付いて通報

2023年5月26日(金) 12:09

岐阜県高山市を訪れ、行方が分からなくなっていたドイツ人観光客の男性が25日夜、東京都内のホテルで見つかり無事保護されました。

行方不明になっていたのは、ドイツ人男性のシュナイダー・アドルフさん82歳です。

アドルフさんはツアー旅行に1人で参加していて、5月23日の朝、高山市内を散策した後、集合時間になっても姿を見せませんでしたが、25日午後7時45分頃、東京都内のホテルに宿泊しているのが見つかり、無事保護されました。

アドルフさんはツアーの集合時間を間違え、取り残されたと勘違いし、JR高山線と新幹線を乗り継いで帰りの航空便に間に合うよう、東京に来たということです。

東京都内のホテル従業員がインターネットのニュースで男性が行方不明になっていることを知り、よく似た男性がホテルに宿泊したため確認し、アドルフさんと分かったため、110番通報しました。

そして、警視庁の警察官が、ホテルでアドルフさんを保護したということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/506393?display=1