父死亡…行方不明になった息子逮捕「頭が真っ白に」 自宅で父そのまま、何も知らない娘が発見して通報

 越谷署は22日、死体遺棄容疑で、越谷市宮本町1丁目、無職の男(51)を逮捕した。
越谷署は遺体は同居する父親(85)とみて身元の特定を進め、死因などを調べている。

逮捕容疑は、昨年12月20日午後0時15分ごろ、マンション自宅で父親とみられる男性の遺体を放置し立ち去った疑い。
遺体に外傷はないという。

同署によると、男は父親と2人暮らし。県外に住む男の姉が、管理会社から連絡を受け、1月21日に自宅を訪問。
男性の遺体を発見し「父親が布団の上で亡くなっている」と110番した。

男がいなかったため、警察が捜したところ、22日未明、神奈川県厚木市内のコンビニエンスストアで男を発見。越谷署で逮捕した。

男は12月3日ごろ、父親が死亡したなどと話しているという。同署によると、男は同20日、自宅を立ち去ったとされる。

 男は容疑を認め、「父が亡くなっていたのは分かっていたが、頭が真っ白になって現実逃避をしたくなった」などと話しているという。

https://www.saitama-np.co.jp/news/2023/01/23/06_.html