ヒキガエルにきゅんです!貫禄ある愛くるしい姿解説 アクア・トトぎふで企画展、グッズ販売も
レジャー ライフスタイル
2023年1月22日 08:40

 見た目だけで敬遠されがちなヒキガエルの魅力を知ってほしい-。

岐阜県各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで、日本に生息する全てのヒキガエルを集めた企画展「新ヒキガエルのすすめ」が開かれている。
4月9日まで。

 日本に生息する在来種4種類と外来種1種類が勢ぞろいした。
なかでも外来種のオオヒキガエルは今回の企画展に合わせ、環境省の許可を得て沖縄県の石垣島で捕獲してきた個体で、
大きいもので体長は約15センチと貫禄たっぷり。
このほか、在来種のアズマヒキガエル、ニホンヒキガエル、ナガレヒキガエル、ミヤコヒキガエルも並ぶ。
これだけのヒキガエルを一堂に見られるのは珍しいという。

 それぞれのヒキガエルの生態や見分け方を解説するのに加え、岐阜市の梅林公園で行う保護活動など環境保全を目的とした各地の取り組みも紹介している。
飼育スタッフの古田友季さんは「貫禄のあるぼてっとした体や、ノソノソと歩く姿に愛くるしさを感じる。
イメージだけで嫌われがちだが、この機会にそのかわいらしさを知ってもらえたら」と熱を込める。

 館内の売店では、カエルをモチーフにしたオリジナル雑貨を多数販売している。
3月4、5日にはカエルグッズを制作する作家らによる「カエルクリエイターズフェスタ」が開かれる。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/188496