クロスボウ所持疑いで男性書類送検 改正法施行後、全国初摘発か 岐阜県警
事件・事故 社会
2022年11月8日 21:05

 西洋弓の一種であるクロスボウ(洋弓銃)を不法に所持していたとして、
岐阜県警岐阜中署は8日、銃刀法違反(所持)の疑いで岐阜市の無職男性(84)を書類送検した。
県警によると、今年3月15日にクロスボウの所持を原則禁止とする改正銃刀法が施行されて以降、不法所持の摘発は全国初だという。

 書類送検容疑は9月26日午前、法定の除外事由がないのに、自宅でクロスボウ1本を所持した疑い。

 署によると、男性は9月上旬にクロスボウの取り扱いを署に問い合わせており、
署員は所持に許可が必要だと説明していたが、対応していなかった。家宅捜索をして判明した。

 改正銃刀法では、クロスボウを所持するには公安委員会の許可が必要で、違反した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。
経過期間として、9月14日までに廃棄や所持の許可申請をする必要があった。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/156103