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2022/11/01(火) 11:58:37.8292022-10-30
【三重郡】朝日陸上少年団は29日、三重県朝日町と萬古焼について学ぶ学習会を同町小向の町公民館で開き、団員39人が参加した。
萬古焼は、江戸時代中期に桑名の豪商・沼波弄山（ぬなみろうざん）が現在の朝日町小向に窯を開いたことが起源。
弄山が亡くなり萬古焼は一時途絶えたが、桑名の古物商、森有節が同町小向に開窯し、1832年に再興させた。
学習会を企画し、講師を務めたのは、朝日町歴史博物館の元館長で、同団コーチの後藤勝則さん(57)。
後藤さんは萬古焼の歴史に触れ、有節が奉納したお神酒器や瓦が、地元の小向神社に残っていることなどを紹介した。
団員らは後藤さんが所有する萬古焼の茶わんや急須を手に取って見たり、有節が開いた窯跡にも出向いた。
参加した朝日小学校５年の土屋心乃さん(10)は「自分の住む町と萬古焼のことが、詳しく知れて良かった」と話した。
https://www.isenp.co.jp/2022/10/30/83600/
