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2022/09/02(金) 19:45:59.6299/1(木) 13:25
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朝日新聞デジタル
大分県宇佐市を舞台にした映画「MADE IN USA(ユーエスエー)」が来年の公開に向けて制作される。
監督・脚本を手がける広崎哲也さん(51)は宇佐高校卒で、故郷への思いを込めて、初めて県内での映画撮影に臨む。
宇佐市役所で8月23日に制作発表会があり、主人公の父親役で出演する俳優永島敏行さん(65)とともに、意気込みを語った。
主人公は宇佐出身で30歳の売れないお笑い芸人。東京で居場所を失い帰郷するが、農家の父親とは確執がある。
その父が突然亡くなり、地元のエピソードを題材にした新たな漫才を葬式で披露し、わだかまりがあった人々を笑わせるヒューマンドラマだ。
主人公は俳優尾上寛之さんが務める。
エキストラを募り、「思い出が詰まっている」(広崎監督)という宇佐神宮などで年内に撮り終える。
「放生会」でみこしを担ぐ場面や四日市の飲み屋街など宇佐市でのロケが8割を占め、大分市の繁華街・都町でも撮影する。
90分前後の作品として来年3月完成予定で、同8月以降に県内の劇場で先行公開する。
広崎監督は、2017年にJR宇佐駅で米大統領の就任を祝うイベントが催されたのを知り、古里の変化を感じ取ったという。
「田舎へUターンしようよとか、しゃらくさいことは言わない。どんな境遇であれ、前向きに生きて、それが幸せにつながるなら一番いいと思う」。
永島さんは「台本を見て頭で考えるんじゃなく、地元の方たちと触れ合いながら役作りをしていきたい」と語った。
宇佐市のご当地映画は14年公開の「カラアゲ☆USA」以来。
宇佐フィルムコミッション会長の是永修治市長は「宇佐市の魅力を世界にPRできる絶好の機会。全面的に協力していきたい」と話した。
市は550万円の補助を一般会計補正予算案に計上。クラウドファンディングでも資金を集める。(貞松慎二郎)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0eb7769e3f96f93066eab3ba36f78916ff9cce57