漢検の元副理事長、所有ヨットの下で亡くなる 目立った外傷なし 西宮
2022/08/19 19:43

 18日午後6時ごろ、兵庫県西宮市西宮浜4の「新西宮ヨットハーバー」で、京都市右京区の会社役員の男性(58)が海底に沈んでいるのを、
神戸海上保安部の職員が発見し、現場で死亡が確認された。

 兵庫県警西宮署によると、男性は所有するヨットの近くで見つかった。
男性の家族から京都府警に行方不明届が出されており、西宮署員らが捜索していた。目立った外傷はないという。

 捜査関係者によると、大久保さんは1997~2009年に「日本漢字能力検定協会」(京都市)の副理事長を務め、
架空取引を巡る背任事件で実刑判決を受けた。

 漢検は1975年に男性の父親が設立。年末の「今年の漢字」は恒例行事となり、
2020年度には累計受検申込者数が5千万人を突破した。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202208/sp/0015568595.shtml