バイクで集団暴走、高校生ら10人摘発「仲間と楽しみたかった」福岡

 福岡県糸島市の国道をバイクで集団暴走したとして県警糸島署は9日までに、
糸島市内の高校生ら17〜19歳の少年少女10人を道交法違反(共同危険行為など)容疑で逮捕、書類送検したと発表した。
「仲間と暴走を楽しみたかった。女の子に良いところを見せたかった」と話し、全員容疑を認めているという。

 送検容疑は2020年8月12日午前3時15分ごろ、糸島市二丈松末の国道202号でバイク5台に分乗し、
道路一杯に広がって走行したり、蛇行運転したりしたとしている。

 糸島署によると、同日午前3時ごろ、近隣住民から「二丈パーキングエリア付近で暴走している」と110番があり、
パトカーが向かったところ、集団暴走するバイクに遭遇。
防犯カメラ映像やグループが撮影した映像などから車両やメンバーを特定した。

 また、糸島署はグループのうち男子高校生(18)を同日午前1時半ごろ、
糸島市二丈吉井の県道を無免許で走行した容疑でも追送検。
バイクはイノシシと衝突して転倒し、男子高校生と同乗者の少女が擦り傷を負った。
二丈パーキングエリアは騒音問題で21年10月から夜間閉鎖されている。【浅野孝仁】

https://mainichi.jp/articles/20211209/k00/00m/040/176000c