米俳優ボールドウィン氏「心が張り裂ける思い」 小道具銃で撮影監督死亡
10/23(土) 12:51
配信
BBC News

米ニューメキシコ州での映画の撮影中、
米俳優アレック・ボールドウィン氏(63)が使用した小道具の銃に撃たれ、
撮影監督が死亡した問題で、
ボールドウィン氏は22日、「心が張り裂ける思い」を明らかにした。
裁判所記録によると、ボールドウィン氏は銃を使う前に安全だと知らされていた。

死亡したハリナ・ハッチンス撮影監督(42)は21日、
西部劇映画「Rust」の撮影中、胸を撃たれて死亡した。

ボールドウィン氏は「彼女の夫や息子、そしてハリナと知り合いで彼女を愛していた全ての人を思い、
私の心は張り裂けている」と書いた。

「妻で母親で、深く敬愛された同僚だったハリナ・ハッチンスの命を奪った、
悲惨な事故について、私のショックと悲しみはとても言葉にできない」
とボールドウィン氏は書き、
「この悲劇がどうやって起きたのか、警察の捜査に全面協力している」と述べた。

ボールドウィン氏はハッチンス氏の夫に連絡をとり、支援する用意があると伝えたという。

裁判所記録によると、ボールドウィン氏に小道具の銃を手渡した助監督は、
銃が安全だと伝えていた。
記録ではこの助監督の名前は記されていない。
助監督も、小道具に実弾が装填(そうてん)されているとは知らず、
「コールドガン!」と叫ぶことで、空だと周囲に伝えたという。

BBCが入手した撮影予定資料によると、銃火器の動作確認の担当者は20代女性で、
その担当に最近初めてついたばかりだったと記載されている。

米芸能業界紙ヴァラエティによると、ボールドウィン氏が使用した銃には
「実弾が一発」込められていたという。

ハッチンス氏はヘリコプターで病院に急送されたが、死亡が確認された。
小道具の銃の発砲では映画監督ジョエル・ソウザ氏(48)も負傷した。
ソウザ監督は救急車で病院運ばれた。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc9003dcd0ae4eb6acc597442a992e2458a7fa81