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2021/06/21(月) 18:00:21.1196/19(土) 7:30
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神戸新聞NEXT
兵庫県姫路市・白浜地域の浜手緑地で2020年9月に供用が始まった複合遊具の契約額が当初計画から大幅に増えた問題で、
同市は18日、同地域が地盤の松岡広幸市議(54)の強い要望が背景にあったと明らかにした。
同市議は設置事業に応募した業者の提案書閲覧や業者決定後の仕様変更を求めており、市は「過度な要求だった」と結論付けた。
市は一連の要望について、市職員倫理条例で定める「不当要求行為」やその「恐れ」に当たる可能性があるとし、認定に向けた手続きを進める意向を示した。
同地域の公共事業の予算について妥当性などを検証する市議会特別委員会で、市建設局が説明した。
同局によると、同地域への市中央卸売市場の移転に伴い浜手緑地の公園を整備。
19年7月に遊具の設置業者を上限3500万円の公募型プロポーザルで募り、同10月に業者を選んだ。
示された費用は約3500万円だったが、遊具や安全柵などが追加され、契約額は約5500万円に膨らんだ。
松岡市議は19年5月中旬、担当課長に「業者が決まった後も、別の提案の方が良かったからこの部分を変えてくれと言えるようにしといてよ」と要望。
課長は「他の業者の提案は見られない」と答えたが、同市議は「せめてわしに、全部はだめでも一つぐらい持ってきて」と求めた。
また、同11月中旬には当時の副市長や幹部職員らに対し、遊具の仕様に要望を反映させるよう求めた同市議は副市長に
「ちゃんとしてくれへんかったら、わし自信持って市場止めるで。ちょっと頭にきとんねん」などと伝えた。
同じ日には「パワハラ議員や言うて辞めさしても次の選挙も出たる」「これも本会議でつるし上げて、クチュクチュに言うてもたる」といった発言もあった。(田中宏樹)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7b548de890593dd51e17aeb617ab7751be84f31