放課後デイ施設で男児の裸撮影 元責任者ら逮捕
2021/02/01 20:00

 放課後等デイサービス施設の職員が利用者の男児の服を脱がせて動画を撮影していた事件で、兵庫県警少年課と尼崎北署は1日、
他の利用者にも同様の行為をしていたとして、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、宝塚市に住む無職の男(27)=同罪で起訴済み=を再逮捕した。
さらに、共謀していたとし、施設の元責任者の無職の男(47)=尼崎市=も逮捕した。

 2人の逮捕容疑は共謀して昨年3月12日、勤務していた尼崎市内の施設で、男児=当時(11)=を両手で抱えて持ち上げ、
下着を脱がせてその様子をスマートフォンで写真撮影した疑い。同署の調べに対して2人とも容疑を認めている。

 同署によると、47歳の男はこの施設で児童発達支援管理責任者を務めていた。
事件を受け、施設は今年1月末に閉鎖。他にも職員が数人おり、同署が聞き取りを行っているという。

 27歳の男は、男児=当時(9)=に対する裸の動画撮影などの容疑で、今年1月に2回逮捕されていた。
男のスマートフォンには、他にも同様の画像や動画があるという。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202102/sp/0014047989.shtml?pu=20210201