ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.22 11:48

新型コロナウイルスの感染が世界的に拡散しているが、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は東京五輪・パラリンピックに延期決定を下すのは簡単ではないとの立場を改めて明らかにした。

共同通信など日本メディアが21日に伝えたところによると、バッハ会長はドイツのラジオ放送で東京五輪中止の可能性について「非正常な状況だが理想的な解決策ではない。五輪を中止すれば選手1万1000人の夢を壊す」と話した。

バッハ会長は「五輪は週末のサッカーの試合のように延期することはできない。(五輪延期は)手続きが非常に複雑で、確実な根拠があってこそ責任感を持って決めることができる」と、状況をもう少し見守った上で最終決定を下すことを示唆した。

これに先立ち20日にバッハ会長は米ニューヨークタイムズとのインタビューで、「現在別のシナリオも検討しているが、五輪まで4カ月ほど残った現時点である決定を下すのは無責任なこと」としながら五輪を予定通りに進めると話した。

しかし各国からは延期すべきという声が相次いで出ている。ブラジルオリンピック委員会は21日に声明を通じ「東京五輪を予定より1年後の2021年7月末に開催するべき」と強調した。

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