自民党の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が18日に、九州新幹線長崎ルートの建設をめぐる佐賀県の対応について「韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ」と発言していたことが分かった。
谷川氏が19日、取材に対して認めた。その上で「適切ではなかった」として撤回する意向を示した。

発言は谷川氏が18日に同ルートの建設現場を視察した際のあいさつ。
同氏は取材に「(新鳥栖−武雄温泉間の整備方式に関し)佐賀県の対応がけんもほろろなので、言葉が走ってしまった」と釈明。
また、「(佐賀県の山口祥義知事には以前から)長崎と佐賀は隣県だから台湾のような付き合いをしてほしいと伝えた。韓国のようだとは言ったが、北朝鮮とは言っていない」と述べた。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2019051900496&;g=pol