ホテルなどの宿泊料に上乗せする「宿泊税」について、大阪府では対象となる宿泊料が「1泊7000円以上」に引き下げられる見通しとなりました。

大阪府は、外国人観光客の増加を受け、観光設備を充実させようと、去年1月に宿泊税を導入しました。現在、ホテルや旅館・民泊の宿泊客から「1泊1万円以上」の場合、宿泊料に応じて100円〜300円を徴収していますが、価格競争などで宿泊単価が下がっていることなどから、昨年度の税収は当初の見通しを大きく下回っていました。これを受け、有識者会議は課税対象を「1泊7000円以上」に広げる答申をまとめました。大阪府は来年の導入に向け、今後、府議会に改正条例案を提案する方針です。

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