2018年8月18日 6時59分
17日夕方、宮城県富谷市の市道で道路脇に停止していた介護施設の送迎用の乗用車に軽乗用車が追突し、
送迎車から降りようとしていた104歳の女性が投げ出されて死亡しました。追突した軽乗用車を運転していた86歳の男性もけがをして病院に運ばれ、警察が当時の詳しい状況を調べています。
17日午後4時20分ごろ、宮城県富谷市富ヶ丘の市道で、介護施設の送迎用の乗用車が施設の利用者で104歳の梁川まささんを降ろすため道路脇に停止していたところ、軽乗用車が追突しました。

この事故で、梁川さんは車から外に投げ出され、全身を強く打って死亡しました。

また、送迎車に乗っていた45歳と43歳の介護士の女性2人もひじや足の骨を折る大けがをしたほか、追突した軽乗用車を運転していた86歳の男性もけがをして病院に運ばれました。

警察によりますと、梁川さんは介護施設からの帰宅中で、市道沿いにある自宅の前で介護士2人に付き添われて送迎車から降りようとしていたということです。

現場付近ではブレーキの痕が見られないということで、警察は、軽乗用車を運転していた男性の回復を待って話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べることにしています。

現場は東北自動車道の富谷ジャンクションから南西に2キロ余り離れた、住宅街にある片側1車線の見通しのいい直線道路です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180818/k10011581121000.html