2018年08月08日 18時40分 公開
「毒饅頭」が熱海温泉で発売ってどういうこと? → ドクはドクでもドクダミのドクだった
ドクダミには解毒作用があるとされており、むしろ無害。
[沓澤真二,ねとらぼ]

 「熱海温泉 毒饅頭」というおまんじゅうが、伊豆半島合同会社より、熱海の新名物として1500円(税込/4個入り)で発売されました。
不穏な名前ですが、もちろん毒など入っておらず、「解毒作用があるとされるドクダミを練り込んだまんじゅう」の意味。むしろ身体に良さそう。

 兵庫県産無農薬栽培のドクダミを、パウダー状にして生地に配合。鹿児島県と宮崎県産の本葛や、北海道産の小豆など、中身のこしあんも国産材料にこだわって作られています。
希少な原料の調達や、ドクダミと生地とあんのバランス調整が難しく、構想から完成まで10年かかったといいます。

 商品は桐の化粧箱入りで提供。大河ドラマ「天地人」やスパコン「京」の題字を手掛けた書道家、武田双雲氏の書が印字された豪華仕様です。

 縁起物として、大吉確定のおみくじを封入する心遣いも。日によっては、おみくじは店頭で手渡しされるとのことです。

(沓澤真二)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/08/news100.html
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