2018年06月12日 11時29分
 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は11日、ドーピング検査で陽性反応を示し、昨年8月に国際テニス連盟から2か月の資格停止処分を受けた女子選手のサラ・エラニ(イタリア)に対し、処分を10か月とする裁定を下したと発表した。


 エラニとイタリア反ドーピング機構が、ともにCASへ訴えていた。2012年全仏オープン準優勝のエラニは、昨年2月の尿検査で乳がんの治療などに使われるレトロゾールが検出された。
CASは母の手料理を口にした摂取で故意ではないとしながらも、避ける責任はあったと判断した。(時事)

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20180612-OYT1T50079.html