2018年5月28日21時08分
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乗用車(歩道上)に4人がはねられた死傷事故の現場付近=2018年5月28日午後0時41分、神奈川県茅ケ崎市元町、朝日新聞社ヘリから、飯塚晋一撮影


 28日午前10時55分ごろ、神奈川県茅ケ崎市元町の国道1号交差点で、乗用車が横断歩道の歩行者を巻き込みながら、脇の歩道に突っ込む事故があった。
この事故で1人が死亡、3人が軽傷を負った。県警は、乗用車を運転していた同市若松町の無職の女性(90)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕する方針。

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 女性は調べに「信号は赤だったが歩行者が渡っていなかったので発進した。歩行者が渡り始めたのが見えたので、ハンドルを切った」と説明しているという。
 茅ケ崎署によると、はねられたのはいずれも市内在住で、女性(57)が死亡したほか、男性(63)、女性(39)、女性(61)が軽傷。運転していた女性も軽傷を負った。
ほかに現場にいた2人も気分が悪いと訴え、病院に搬送された。県警は当初、6人がはねられたと説明していたが、捜査の結果、はねられたのは4人と判明したという。
 女性は事故の直前、車整備会社の駐車場から左折して片側1車線の国道1号に入り、約15メートル先にある交差点の手前の横断歩道で、
ガードレールの切れ目を通って脇の歩道に突っ込んだ。車側の信号は赤だったという。
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