04/25 15:51
NHKの元記者が、女性3人に乱暴したとされる事件の裁判員裁判で、山形地方裁判所は25日、懲役21年の実刑判決を言い渡した。

NHK山形放送局の元記者・弦本康孝被告(29)は、勤務していた山梨と山形の両県で、若い女性3人の家に侵入し暴行したとして、強姦致傷などの罪に問われている。

4月10日に始まった裁判員裁判で、検察側は、3つの事件現場に残されていたDNA型と被告のDNA型が完全に一致しているとして、懲役24年を求刑したのに対し、被告は、一貫して無罪を主張した。

25日に開かれた判決公判で、山形地裁は、「DNAの鑑定方法に疑いはない」などと述べ、被告の主張を全て退け、懲役21年の実刑判決を言い渡した。

判決後に、記者団に対して弁護士は、「弦本被告と相談して、控訴するか検討したい」と話している。
http://www.fnn-news.com/sp/news/headlines/articles/CONN00390580.html