人口増え続ける東京、高齢化も 研究者「手遅れになる」
2018年4月14日14時50分

 総務省は13日、昨年10月1日現在の人口推計を発表した。総人口は前年より22万7千人減の1億2670万6千人で、7年連続の減少。65歳以上の高齢者は56万1千人増の3515万2千人となり、総人口に占める割合は過去最高の27・7%だった。都道府県別では東京への一極集中に歯止めがかかっていない。

 都道府県別でみると、東京圏への一極集中が続く。東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県は人口増加率がいずれも6位以内。東京の増加率は0・73%で前年の0・80%より緩やかになったが、人口の増加は止まっていない。

 政府は東京への一極集中を是正しようと対策を打ってきたが、効果は出ていない。地方創生を重要政策に掲げた14年と比べ、東京の人口は約33万人増えている。今年度からは東京23区の大学の定員抑制に踏み切るが、20年までに東京圏への転入・転出を均衡させる目標の達成は厳しい。
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▽引用元:朝日新聞デジタル 2018年4月14日14時50分
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL4F5GJ1L4FUTFK025.html