前東京都知事の舛添要一氏が27日、ツイッターで、参院予算委員会で行われた「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんを巡る佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問について、「都庁の記者会見のような人民裁判にならないだけましだ」と、つぶやいた。

 舛添氏は「佐川氏の証人喚問を聞いているが、予想通り新しいことはほとんどない。何度も言っているように、真相は、法と証拠に基づく検察の捜査に待つしかない」と大阪地検の捜査に期待した。

 また、自身の知事時代になぞらえるかのように、「国会が劇場であってもルールがあるので、都庁の記者会見のような人民裁判にならないだけましだ」ともツイートした。人民裁判とは法律によらず、人民の名において私的に行う裁判を指す。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000101-dal-ent