速報
2017年11月16日 18時19分 公開
シャープのロボット掃除機、第三者が遠隔操作できる恐れ
シャープのロボット掃除機「COCOROBO」のセッション管理に不備があり、第三者が遠隔操作できる恐れ。IPAなどがファームウェアを最新版にアップデートするように呼び掛け。

[ITmedia]

 シャープのロボット掃除機「COCOROBO」を第三者が遠隔操作できる可能性があると、情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターが11月16日に注意喚起した。ファームウェアを最新版へアップデートするよう呼び掛けている。


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ロボット掃除機「COCOROBO」(RX-V95A-N)


 発表によれば、COCOROBOのユーザーを区別する「セッションID」の管理に不備があった。同じLAN内の第三者がセッションIDを偽り、実際の所有者になりすましてCOCOROBOを遠隔操作できる恐れがあるという。


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セッション管理不備の脆弱性があった


 IPAの広報グループは「ロボット掃除機が外部から取得するデータは少ないが、情報漏えい・改ざんの可能性もある」としている。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/16/news136.html
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