経済
神戸製鋼 実現不可能な注文も受けたか
(兵庫県)


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 神戸製鋼のデータ改ざん問題で、不正の背景に取引先企業から実現不可能とみられる注文まで受けていた疑いが浮上した。  
神戸製鋼では製品の強度など細かいデータが書かれた「仕様書」と呼ばれる図面に基づき製品を作るが、その際、そもそもデータが測定できないなど実現不可能とみられる注文まで受けていたことが日本テレビの取材でわかった。  
その理由について関係者は仕様書を軽視して問題のない製品さえ出していればいいという考えが一部にあったとしている。
さらに改ざんが特にアルミ事業で横行した理由について、アルミ事業は社内で成長事業に位置づけられていて、ルールより利益をあげることを優先したとみられている。  
神戸製鋼は不正の原因について10日にもこれまでの調査結果を公表する方針。
[ 11/9 16:27 NEWS24]

http://www.news24.jp/nnn/news890160956.html