座間9遺体事件は「猟奇的なアニメに影響受けた感じ」 山本一太氏が推測⇒物議をかもす
何を根拠にアニメの影響?
2017年11月07日 17時00分 JST | 更新 40分前
ハフポスト日本版編集部

神奈川県座間市のアパートの一室から9人の遺体が見つかった事件で、自民党政調会長代理、山本一太参院議員が「猟奇的なアニメが影響」と推測した発言が波紋を広げている。

山本氏の発言があったのは11月5日に放送されたフジテレビ系「新報道2001」。事件を伝えたVTRの後で、スタジオ出演者の1人だった山本氏は以下のように発言した。

「一言でいうと、ゲーム感覚でやっているんじゃないかということですよね。妄想の世界と現実の世界の区別がつかなくなっちゃって」

「最近はこうした猟奇的なストーリーのアニメ等々もありますから、そうしたものに影響を受けている感じがしますよね。ネットで規制するというのは大変ですが、
こうした人たちの行動を監視して、こういう犯罪を未然に防ぐ方法があるのか、なかなか難しいけれど、真剣に考えないといけないと思います」

過去の事件では、警察の家宅捜索で「容疑者の自宅から大量のマンガが見つかった」など、作品が影響を及ぼしたかのような報道が行われ、アニメ・漫画ファンが疑問の声を上げる例もあった。

しかし、それどころか、今回の事件の報道では、容疑者の供述や家宅捜索の結果からも、特段、アニメに関連した報道などが目立って行われている事実さえもない。

そうしたことから、山本氏の発言に対しては「さすがに今回は別問題」などと、あきれる声が挙がっている。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

http://m.huffingtonpost.jp/amp/2017/11/07/zama-ichita_a_23268916/