県は20日、鶴岡市の飲食店「カフェベル」で食事した鶴岡市、東田川郡の女子高校生5人が
下痢や発熱などの症状を訴え、排せつ物からサルモネラ菌が検出されたと発表した。
5人のうち4人が鶴岡市内の医療機関を受診し、現在も2人が入院している。
県によると、入院中の2人に意識障害などはないという。

県食品安全衛生課によると、5人は同じ高校に所属し
今月14日昼ごろ、ドリアやオムライス、グラタン、カレーライスなど計9品を注文。
それぞれが味見するなどして飲食した。
同日午後9時ごろから翌日にかけて下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えた。

その後、4人が医療機関で治療を受け、このうち2人が17日に入院。
医療機関を通じて同日、庄内保健所に連絡が入り、便からサルモネラ菌が検出された。

保健所は20日から3日間の営業停止を命じたが、同店は17日夕から営業を自粛している。

庄内地域では今年9月以降、サルモネラ菌の感染が拡大。
今月6日までの2カ月間で40人が感染し、1人が死亡している。
県は今回検出された菌が、感染拡大の菌と同じ種類かなどを調べる方針。

以下ソース:山形新聞 2017年11月21日 08:25
http://yamagata-np.jp/news/201711/21/kj_2017112100417.php