鹿沼市のスーパーマーケットの駐車場で女性が車にひき逃げされて死亡した事件で、逮捕された87歳の男が事故の直後、
車から降りて女性が倒れている現場の様子を見ている姿が近くにいた車のドライブレコーダーに写っていたことが警察への取材でわかりました。

今月15日、栃木県鹿沼市のスーパーマーケットの駐車場で、買い物に来ていた吉田利子さん(71)を車ではねて死亡させ、そのまま走り去ったとして、
市内に住む篠原正幸容疑者(87)がひき逃げと過失運転致死の疑いで逮捕されました。

これまでの調べで、篠原容疑者は事故の直後、近くにいた女性に呼び止められて車から降りたことがわかっていますが、
その後の調べで、吉田さんが倒れている現場の様子を見ている姿が近くにいた車のドライブレコーダーに写っていたことが、警察への取材でわかりました。
目撃者の証言から、このあと現場から立ち去ったということです。
警察は映像を分析するなどして事故の前後の詳しい状況を調べています。

警察によりますと、調べに対し、「店舗に行ったが事故は起こしていない」と容疑を否認しているということです。

1月18日 18時13分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180118/k10011293631000.html