2017年8月15日、北朝鮮と米国が威嚇の応酬を激化させる中、韓国人の半数超が「朝鮮半島戦争危機説」を実感していないことが最新の調査から明らかになった。

中国メディアの環球網が、韓国の通信社ニューシスの報道として伝えたもので、韓国の就業ポータルサイトのインクルートが15日公表したアンケート調査結果によると、「朝鮮半島で戦争が起こる可能性をどの程度見るか」との質問に、14.2%が「かなり危険な状況」、30.4%が「高い方」と答え、残りの55.4%は「可能性が低い」と答えた。

戦争勃発時に「参戦や関連支援を提供する意向があるか」の質問には、71.6%が「ある」と答え、残りの28.4%は「国よりも家族や自分の安否がより重要だ」「軍への入隊を避ける既得権、上流階級のために自分の人生を捧げたくない」「戦争があまりにも恐ろしく感じられる」などの回答を選んだ。

「韓国は現在、危機的状況にあるか」の問いには、40.4%が「とても同意する」と答え、「全く同意しない」は4.5%だった。

トランプ米大統領が8日、北朝鮮が軍事的挑発を続けた場合は「砲火と激烈な怒りに直面する」と述べたことを受け、北朝鮮は10日、中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向けて同時発射する計画を今月中旬までにまとめると発表するなど、両者の応酬が続いている。(翻訳・編集/柳川)

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