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「殺人宮司」の次は「大麻神主」だ。

 福井県警は13日、大麻取締法違反(栽培)の疑いで福井県大野市の「神明神社」神主、岩本宗剛(43)と埼玉県川口市の無職、石井雄一(39)の両容疑者を再逮捕した。

「地元の男性が8月ごろ、神社から車で5分ほどの山中で見慣れない植物が植えられているのを見つけた。何だろうと思って調べたら、大麻草に似ていたため、『おかしな植物が栽培されている』と通報。
捜査員が現場で張り込みをしていたら岩本が現れたため、後をつけると、市内の倉庫で栽培していることが分かった。9月に現行犯逮捕し、山中の栽培も裏付けが取れたため、再逮捕したのです」(捜査事情通)

「越前の小京都」と呼ばれる大野市。城下町の中心部には天空の城「越前大野城」(1576年築城、1968年再建)がそびえ立つ。
1571年に建立された神明神社は、市内に数ある神社仏閣の中でも歴史の深い、由緒正しい社だ。

近隣住民がこう言う。

「神主さん(岩本)は元市長の娘さんと結婚し、新築した家に家族4人で住んでいましたが、数年前に離婚して実家に戻ってきました。70代のお母さんも名家のお嬢さんで、随分甘やかして育てていた。
高校生の頃はまともに学校にも行かず、シンナーを吸っていました。10年ほど前、おばあちゃんと神主だったお父さんが亡くなった頃から、生活が苦しくなったようです。
お母さんは生保会社で働くようになり、周囲に『お金がない』とコボしていたそうです。お父さんが元気だった頃は、朝早くからお勤めをしていましたが、息子さんが太鼓を叩くのは見たことがありません」

 古社の「跡取り」はこんなんばっかりか。