5月15日 2時16分
14日夜、長崎県佐世保市にある黒島を出港した海上タクシーが、岸壁からおよそ100メートルの海上で何かと衝突し、乗客7人が軽いけがをしました。
海上保安部は防波堤や波消しブロックなどの構造物にぶつかった可能性があると見て詳しい状況を調べています。
長崎県の佐世保海上保安部によりますと、14日午後10時すぎ、佐世保市の黒島を出港した海上タクシーの「さくら」(12トン)が、岸壁からおよそ100メートルの海上で何かと衝突しました。

海上タクシーには乗客11人と船長1人が乗っていましたが、このうち18歳から42歳までの乗客の男女7人が軽いけがをして、病院で手当てを受けました。

海上保安部の調べによりますと、当時、海上タクシーは佐世保市の相浦港に向かう途中で、島を出た直後に事故が起きたものの、自力で航行を続け、そのまま相浦港に入港したということです。

海上保安部は防波堤や波消しブロックなどの構造物にぶつかった可能性があると見て、船長から話を聞いて当時の詳しい状況を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170515/k10010981581000.html