2017.4.16 10:42
朝鮮半島情勢が緊迫化する中、「北朝鮮の咸鏡南道新浦(シンポ)付近から弾道ミサイル1発が発射され、直後に爆発」との一報が流れた16日朝。
在日朝鮮・韓国人が多く住む大阪市生野区のコリアタウンやその周辺では、金正恩(キム・ジョンウン)政権の度重なる挑発的な行動に対して非難の声が噴出した。

 コリアタウンで飲食店を営む女性(66)は「今朝、テレビのニュースを見て驚いた。『もういい加減にしてくれ』というのが正直な気持ちだ。
ミサイルを撃つ金があるのなら、その金を使って経済を立て直すべきではないか」と憤りを隠せない。

 同タウン内のキムチ販売店で働く男性店員も「(ミサイル発射は)いつものことや」と吐き捨てるように語った。

 一方、コリアタウン近くでキムチ販売店を営む別の女性(71)は「失敗したというが、ミサイルを撃って、一体何のメリットがあるというのか…」とため息をつく。
その上で「ミサイルで日本や韓国を脅かして何の得があるのか、まったく分からない。父親(金正日総書記)は、こんなことをしなかったのに」とやり切れない表情を浮かべた。

http://www.sankei.com/west/news/170416/wst1704160021-n1.html?view=pc