2017.4.11 12:00
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「放送法遵守を求める視聴者の会」の新しい代表呼びかけ人に就任し、あいさつする作家の百田尚樹氏(左から2人目)(玉嵜栄次撮影)
http://www.sankei.com/premium/news/170411/prm1704110005-n1.html?view=pc

 放送法が規定する政治的公平性などの観点から、テレビ報道を検証する任意団体がある。「放送法遵守(じゅんしゅ)を求める視聴者の会」だ。3月末には新しい代表に作家の百田尚樹
(ひゃくた・なおき)氏(61)が就任。文化人らが呼びかけて発足し、趣旨への賛同者は80人にのぼるという「視聴者の会」とは、どのような団体か。

保守派知識人で構成

 7人の文化人を「呼びかけ人」として2015年11月に発足した。7人の顔ぶれは次の通り。

 作曲家、すぎやまこういち氏△作家、百田尚樹氏△上智大名誉教授、渡部昇一氏△イエローハット創業者、鍵山秀三郎氏△拓殖大学学事顧問、渡辺利夫氏△カリフォルニア州法弁護士、ケント・ギルバート氏△経済評論家、上念司△文芸評論家、小川榮太郎。

 初代「呼びかけ人代表」のすぎやま氏(85)は、多忙などを理由に3月、代表のバトンを百田氏に渡し、呼びかけ人をはずれた。

 「われわれには、当初から安倍(晋三首相)応援団との揶揄(やゆ)が続きました」

 事務局長を務める小川氏が言うが、80人いるという賛同者にも保守派の有識者らが目立つ。

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