二階元幹事長が最高顧問を務める日中イノベーションセンターと岸田政権の経済安全保障との矛盾
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220104-00275685
 ようやく願いが叶った安倍氏は、国賓として招いてくれた見返りに、習近平を国賓として日本に招聘する約束をしてしまった。
米中覇権競争が激化している今、それが国際社会に如何にまちがったシグナルを発するかは『激突!遠藤vs田原 日中と
習近平国賓』に書いた通りだ。
 センター設立から1ヵ月後の2019年4月24日には、二階氏は習近平に会い、朝貢外交を進めている(参照:2019年4月26日コラム
<中国に懐柔された二階幹事長――「一帯一路」に呑みこまれる日本>)。
 センターの研究員制度のページには日中の数多くの研究者たちの名前が並んでいるが、日本側に注目してみると、中央大学
だけでなく、東京大学や京都大学など、非常に多くの中国人研究者が日本で研究に従事していることが見て取れる。

◆スパイを突き止める行政省庁がある一方で、対中友好な岸田政権

 日本の行政省庁の一つである公安調査庁は2021年春、「我が国留学歴を有する極超音速分野の中国人研究者」と題した
内部資料を出した。資料自体は関係省庁などにしか配布しておらず、資料を入手することはできなかったが、周辺の関係者から
概ねの話を聞くことはできた。
 それによれば、日本の大学や研究機関に教員や訪問学者などの職位で所属していた中国人研究者等が極超音速兵器の開発
に関わる研究に携わり、帰国後、中国の関連機関で活動しているとのこと。

◆自民党は「親中派議員」が権力を握る

 二階氏以外にも福田元首相も清華大学で大活躍だ。


財団法人 日中イノベーションセンター
http://jcic.jp/jp/index.html
清華大学で新時代の中日関係の構築展開催
福田元首相、特別講演開催
http://jcic.jp/jp/detail-1.html