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沖縄科学技術大学院大学、独創研究で「東大超え」
ttps://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00114/00063/
 海外の大学かと思わせるほど、日本人の姿は少ない。それもそのはず。約80人の教員の6割超、約200人の
学生の8割以上が外国人。公用語は英語だ。

 OISTは“特別な大学”だ。「沖縄科学技術大学院大学学園法」に基づいて設立された学校法人が運営する。
管轄するのは文部科学省ではなく、内閣府。運営資金のほぼ全てを国が拠出する。
 国からの年間予算は、教員数が20倍以上の東大が約800億円に対し、OISTは200億円ほど。潤沢な資金を
生かし、教員の年収は多ければ、年2000万円を超える。これは一般的な国立大学の2倍の水準だ。学生にも
月20万円程度を支給。教員、学生ともに敷地内に建てられた海を見渡す住居を利用でき、保育園も備わる。
研究者にとって、まさに至れり尽くせりの環境が整っている。

 様々な知識を吸収した学生の評価は高い。これまでに博士課程を終えた30人余りは、米ハーバード大学や
MIT、英ケンブリッジ大学、マックス・プランク研究所など世界有数の大学や研究機関に進んだ。