<緊急特集> ウクライナ戦争と核
米国の「核の傘」は幻想だ
日本核武装のすすめ エマニュエル・トッド
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1652091417/75-76
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米国の地政学的思考を代表するポーランド出身のズビグネフ・プレジンスキーは、「ウクライナなしではロシアは帝国にはなれない」と述べています (The Grand Chessboard、邦訳『地政学で世界を読む』)。米国に対抗しうる帝国となるのを防ぐには、ウクライナをロシアから引き離せばよい、と。そして実際、米国はウクライナを「武装化」して「NATOの事実上の加盟国」としたわけですが、この米国の政策によって、ウクライナ問題は「グローバル化=世界戦争化」したのです。いま人々は「世界は第三次世界大戦に向かっている」と話していますが、私は「すでに第三次世界大戦は始まった」と見ています。ウクライナ軍は米英によってつくられ、米国の軍事衛星に支えられた軍隊で、その意味で、ロシアと米国はすでに軍事的に衝突しているからです。ただ、米国は、自国民の死者を出したくないだけです。

ウクライナ人を “人間の盾”にした米国

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ウクライナ人は、「米国や英国が自分たちを守ってくれる」と思っていたのに、そこまでではなかったことに驚いているはずです。 ロシアの侵攻が始まると、米英の軍事顧問団は、大量の武器だけ置いてポーランドに逃げてしまいました。米国はウクライナ人を“人間の盾”にしてロシアと戦っているのです。...