【国際】 日本の「貿易赤字」は怖くない 困るのは「魔法の財布」失う米国
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1330585050/
http://diamond.jp/articles/-/16368
 日米はそうなっていない。日本は米国の了解なしに米国債を売れない関係にある。これを「日米関係」
とか「同盟関係」という。
 リーマンショックの時、米国の住宅金融会社であるフレディマックとファニーメイの経営が揺らいだ。
市場では2社の債券が売られたが、金融関係者によると「米国から日本の財務省に『売られては困る』
と指示が来て、日本の機関投資家は売却を自粛させられた」という。
 自由に買って、好きなときに売れる。これが投資である。売りたいときに売れないなら「寄付」に等しい。
 日本国民は一生懸命働き、貯金通帳の数字は年々大きくなった。しかし、この貯蓄を引き出して使え
ない。通帳の数字を眺めて自分は豊かになった、と思っているが、このカネを使っているのはアメリカ人だ。
身の丈を越えた消費に費やされているのである。
「日本は米国政府の資金繰りを支える」という密約が、日米間にあるのではないか、と私は疑っている。
 アメリカの財務省証券に投ぜられた日本の黒字は、もはや「取り戻す」ことは出来ない。これが日米安保
条約の経済的側面なのではないか。思いやり予算や対米輸出の自主規制など、経済原則では考えられ
ない出来事が多すぎる。
 中国は、自分の意志で米国債を売ることが可能だ。だから米国は中国を脅威に感じている。日本に
その心配がない。日本は米国財政を支える「従属国」なのだろうか。プレストウイッツ氏は「アメリカの
財政通の間では日本は保護領と見られている」と言った。