「標準語」は我が国は制定されていませんので、
「標準語」という言語が日本に存在するかのような言説を述べる方は、
残念ながら言語差別主義者ではないのかという疑いをさしはさませない
わけにはいかないと思います。

過去の教育の中での「標準語」政策を総括した上で
今の文部科学省の国語教育政策は成り立っています。
国語研究所では「共通語」と言いますし、
NHKは「放送用語」という言葉を使うようです。

国語関係者や放送関係者以外の方の
「標準語」発言は首都圏表現話者の
無自覚な言語差別意識を反映する現象も含んでいて、
「訛ってるよ」と同等の問題発言の可能性があります。
>>53の趣旨では、東京方言話者の無自覚な差別意識を
批判する発言だとおもいますし、我が意を大いに得たりなのですが、
アナウンサーが話す言葉も、放送主体では「放送用語」と
慎重な物言いをしているわけですので、注意が必要だと思います。