【何のメリットもない東京至上主義にこだわり続けた結果、日本経済は失われた30年になってしまった】
なぜ日本だけ30年間も経済成長できていないのか?
日本だけが経済成長していないということは日本だけの特有の問題があるということ。その日本特有の問題とは何なのか?それは行き過ぎた東京一極集中です。東京にヒト・モノ・カネを集めることが正しいのなら日本経済は大きく成長しているはず。でも、それができていないわけですから東京一極集中は間違っているということになる。現に、ヒト・モノ・カネを東京に一極集中させてもそれを2倍3倍に増やすことができていない。むしろ、東京の経済成長率は全国でもかなり低い位置にある。https://i.imgur.com/AM3qVNX.jpg
日本が失われた30年から脱却するためには、東京に集まるヒト・モノ・カネを大幅に地方へ移譲させ社会の循環を変える必要がある。どうすれば地方にヒト・モノ・カネを移譲させることができるのか?エリア別に税率を変えるしかない。例えば、東京都内は税率30%、関東圏は25%、人口500万以上の大都市は15%、その他の都市は5%といったように、「エリア別税率変動制」を導入することで東京一極集中は劇的に緩和できます。その際、高い税率のエリアには弱者支援として税率軽減策を別途設ける。
日本の大企業も東京を中心に物事を考え東京を開発・発展させてきた。その結果、日本の大企業は世界での競争力を失ってしまった。東京での物事の価値観が世界では全く通用しないということ。大企業の競争力が落ちれば国の競争力も落ちる。日本のGDPはドイツに抜かれ4位まで落ちてしまった。これが今の日本の状況なのです。政治も経済もいい加減、東京至上主義が間違いだということに気付くべきだ。https://i.imgur.com/wKV3VN9.jpg