【コロナ越え】札幌圏のまちづくり76【経済航海図】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
今回は、以下の内容について論じていこう。
@ アフターコロナ・北海道新幹線札幌延伸に向けての更新都市開発の方向性
ア)札幌駅周辺再開発
イ)都心部(大通、すすきの、中島公園)
ウ)都心周辺部(苗穂駅周辺、桑園駅周辺など)
エ)副都心部(新さっぽろ駅周辺中心)
オ)郊外駅周辺部(真駒内、篠路駅周辺など)
カ)周辺市(石狩管内、小樽、岩見沢、苫小牧など)
A 感染状況、気候、物価動向による景気・人流・市民生活動向
ア)通行量変化(人出・交通機関)
イ)観光・帰省・雪まつり動向
ウ)「どうみん割」とワクチン接種証明
エ)生活や産業・雇用への影響・対策(暫定・恒久)
B 21―22シーズン冬季傾向
ア)21―22シーズンにおける冬型気圧配置と気温・積雪への影響
イ)原油価格や感染動向、気温・積雪の生の影響
ウ)感染状況、気候による業種の動向
C 地域の将来に与える影響の分析・考察(教育、経済、医療・介護、税収、災害)
ア)「人口構造の変化」(人口減少・高齢化、東京圏への人口集中、単独世帯の増加)
イ)「老朽化インフラの増加」(点検の効率化やデータの整備)
ウ)「技術革新の進展」(移動、社会インフラ)
-------------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------------
まちづくりスレ【基本議論対象フィールド】
A 基礎情報、
◆過去・関連スレ一覧 >>2
◆【とびっくす】>>8-10
◆【コロナウイルス】関連<各種基礎資料>>>3
◆【各種資料】>>4-7
@生活基礎情報
A行政情報(都市計画・災害など)
B人口・人流情報
C産業・経済情報
-------------------------------------------------------------------
B 地域・都市特性関連、C 人口動態関連、D 交通・人流関連
E 都市開発関連、F インフラ関連、
G IT関連、H ビジネス関連、I スポーツ・レジャー関連
J 環境・気象関連、K 災害関連、L 防犯・安全関連
M SDGs関連、N 教育・研究関連 O 医療・福祉関連
P 時候関連、Q コロナ関連
------------------------------------------------------------------------
【Short Ver.】<各種項目概要編>
※データや時事ネタの情報共有メーンとしたい。〜100±10レス
------------------------------------------------------------------------
【議論対象フィールド詳細】2019.1.1改版
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/develop/1546305889/2-9
------------------------------------------------------------------- 【動画】日本ハム稲葉篤紀GM迎え、札証が大発会
https://hre-net.com/feature/56981/
札幌証券取引所は4日、新年の取引開始を前に8時45分から札証2階大会議室で大発会を開催した。
例年、道内を拠点にするプロスポーツ選手がゲストとして招かれるが、
今年は北海道日本ハムファイターズゼネラルマネージャー(GM)兼スポーツ・コミュニティー・オフィサー
の稲葉篤紀氏が招かれ、晴れ着姿の証券関係者など約40人が見守る中、
札証の鐘を鳴らして活発な商いを願った。
日本ハム稲葉篤紀GM迎え、札幌証券取引所が大発会
https://www.youtube.com/watch?v=dyPCd437GQ4 大発会では、最初に札証の小池善明理事長が登壇、「北海道経済が早くコロナ前の状態に回復することと、
新規上場企業が続々と出てくることを祈念している」と挨拶した。
続いて、稲葉氏が、「一日も早くコロナが終息して北海道の経済が良い方向に回ることを願っている。
ファイターズも新庄監督を迎え、新たな挑戦、新たなスタートを始める。
来年には新球場ができるが、私は今年が勝負だと思っている。新庄監督とともに道民の皆さま
と喜びを分かち合えるように頑張りたい」と述べた。その後、左手に木槌を握り、
札証の鐘を力強く打鐘すると、甲高い音色が場内に響き渡った。 最後に、日本証券業協会北海道地区協会会長の伊藤博公・北洋証券社長が、
「寅は千里を走るという元気のよい格言があるが、過去8回の寅年相場は
2勝6敗で負け越している。今年、多少相場が下がっても来年の卯年で相場は跳ね、
辰巳天井となるので、下げたところで仕込んでいく年になるのでは」と挨拶、
参加者全員で三本締めを行った。 コロナ感染対策し"初競り"
…キャベツやハクサイは「平年比3〜4割安値」で取り引き 札幌市中央卸売市場
https://news.yahoo.co.jp/articles/56a5711abe37e8c0b92e8ccf506ca2e666cf684c
北海道札幌市の「札幌市中央卸売市場」で1月5日、"初競り"が行われました。
2021年に続き、新型コロナウイルスの感染対策をした上での初競りとなりました。
札幌市の中央卸売市場で行われた初競り式。感染対策のため、2021年と同じく、
参加者を減らした上で行われました。 秋元 克広 札幌市長:「2021年も、2020年に続きまして新型コロナウイルスとの闘いが続きました。
引き続き、皆さま方のご協力を重ねてお願い申し上げます」
初競りではミカンやリンゴ、レタスや小松菜などが次々と競り落とされていきました。
キャベツやハクサイは、2021年の本州が"温暖傾向"で生育がよかったため、
平年に比べ3割から4割ほど安く取り引きされたということです。 2022年が本格的に始動 「できる限り外に出て遊びたい」
…年末年始どう過ごした 今年の抱負は
https://news.yahoo.co.jp/articles/56f5537357abdd6c9c6a9b3c584a381c8fd10815
1月4日が仕事始めという方が多かったのではないでしょうか。
皆さん、年末年始はどう過ごしたのでしょう?
そして、2022年はどういう年にしたいのか、抱負を聞きました。
札幌市中央区の札幌証券取引所では、年明け最初の取り引きとなる大発会が開かれました。
北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀ゼネラルマネージャーが取り引き開始の鐘を鳴らし、
2022年の抱負を語りました。
北海道日本ハムファイターズ 稲葉 篤紀 GM:「新庄ビッグボスは『優勝は狙わない』と言っているが、
チームとしては日本一奪還を目指したい」 コロナ禍で迎える2度目の仕事始め。
鈴木直道北海道知事は、感染対策として2022年も動画で職員にメッセージを配信しました。
「将来に希望の道筋を」と語る鈴木知事
鈴木 直道 北海道知事:「感染防止行動を実践しながら、日常の暮らし・経済を取り戻す
取り組みを進めることもとても重要。将来に希望を持ってもらえるような道筋を示していかなければなりません」
札幌市の秋元克広市長は会見で、恒例の「今年の漢字」を発表しました。
秋元札幌市長が選んだ2022年の漢字は「礎」
秋元 克広 札幌市長:「『礎』という字を選びました。市制施行100周年を迎えます。
この魅力的な札幌の街を持続可能な形で次の世代につなげていく、そのためのスタート」 新卒や中途社員の「孤立化」が進む? 新しい「働き方」の定着で転職理由にも変化の兆し
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e9bdcf4e59254268b78e3d39b280f7f16ddad90
新型コロナウイルス感染拡大に伴って普及した在宅勤務は、会社と社員の距離を変えつつある。
会議をはじめとした各業務がオンライン化したことで、時間と空間の使い方、
そして働き方に対する考え方も変わってきた。
これからの日本の就労環境の鍵となるのが、副業規定と復職制度。
コロナをきっかけに、転職理由にもこれら制度を軸とした変化の兆しがある。
コロナが変えつつある日本の就労環境と日本人の就労観を人材コンサルタントが解説する。 ◆在宅勤務により会社への帰属意識が希薄化
■コロナ禍における新入社員の状況
コロナ禍、新入社員が職場で孤立していることを心配する声が聞こえてくる。
出社しても先輩社員の半分は在宅勤務で職場におらず、目にするのは年の離れた中間管理職ばかりという。
年が離れた相手とは心理的な距離も大きいため質問しにくい雰囲気が漂っている。
入社後の新人研修も集合研修は最低限であり、主にオンライン中心の研修だったため、
研修期間中に親しくなれた同期社員もほとんどいない。
果たして自分は会社の一員として一人前の仕事ができるようになるのか。
職場の先輩社員との信頼関係を築けるのか。
このように、未来に対して不安を感じている新入社員は多いのではないだろうか。 ■中途社員でも同様に孤立が進む
中途採用で新しい会社に転職した社会人にも、同様の問題が待ち受けている。
最近、会社では歓迎会のようなイベントがめっきりなくなり、
ランチも他人と一緒に楽しい会話をしながら食べるというよりは、一人で黙食している社員の姿を見ることが多い。
コロナ前には、日本の職場には同世代や異なる世代の社員間で良くも悪くもウェットな人間関係が存在していたが、
コロナをきっかけに物理的なソーシャルディスタンス以上に、会社の人間関係に心理的なディスタンスが
広がっているのかもしれない。
社員間の人間関係の希薄化が進み、それに伴い信頼関係や忠誠心も悪い方向へ。
モチベーションを下げている人もいるだろう。
反面、コロナをきっかけに、働き方に良い影響が出たケースもありそうだ。そのことについて、次に考えてみよう。 ◆会社の副業規定について改めて見直しを
在宅勤務という新しい働き方が一般的になったことで、自分が自由にできる時間が増えた結果、
自分の働く会社にはどのような副業規定があるのか、改めて見直した人もいるだろう。
つまり在宅勤務が業務の効率化や時短を実現し、多様な働き方を受容する空気が広がったおかげで、
副業に充てる時間を捻出できる人が増えているのだ。
実際、副業を始めることを真剣に検討している人は多いに違いない。
その背景には、日本人の給料が相対的に下がっているというニュースがある。
OECDが公表する平均賃金国際比較(2020年※)によれば、日本の平均賃金は加盟35カ国中22位。
15年の時点ですでに韓国に逆転されていることも先ごろ話題になった。 1990年代のバブル崩壊以来、失われた30年といわれてきた日本経済。
その中で相対的な貧しさを増してしまった日本人の懐事情。
この2つを考えれば、在宅勤務で業務の効率化とそれに伴う時短が進んだ今、
足りないお金を副業収入で補填したいと考える人は、今後一層増えていくだろう。
会社としても、裏で隠れて副業されるくらいなら、禁止するよりむしろ副業を本業に活かしてほしい
という考え方にシフトしたほうが得策だと考えるようになってきている。 ◆出戻り社員が当たり前の社会が目前にある
12月中旬、これまでの日本では珍しい復職制度に関する大手企業のニュースが飛び込んできた。
全日本空輸が退職後5年以内であれば正社員として復職できる「カムバック制度」の導入を
検討しているというのだ。これは会社が出戻り社員を歓迎するということである。
転職市場で人材の流動性が進むことや、働く個人にとってもキャリアの選択肢が増えるという観点からも、
このような取り組みを歓迎する人は多いに違いない。 同社ではコロナによる旅客減少で社員の賃金を抑えているため、30〜40代の主力社員を中心に流出が続いていた。
このため、優秀な人材が会社に復帰しやすい仕組みを早期に整えることはコロナ後の需要回復に
備える点からも合理的な判断であったのだろう。
同制度の導入について会社は労働組合と協議し、2022年度の開始を目指しているという。
コロナは様々な難しい問題を人類に投げかけている反面、社会の成熟度が増すような就労環境における
柔軟な変化をもたらした側面があることは注目に値する。
全日本空輸のような大手企業が起こした変化は、他の大手企業にも影響をもたらし、
同様に中小企業にも広がっていくはずだ。
次に、コロナが転職市場に与えた影響について考察してみよう。 ◆コロナをきっかけに転職理由に変化が生まれた
コロナの影響は、転職市場にも及んでいる。従来、やりがいのある仕事と自分の貢献度に見合う報酬を得ることが、
転職する理由の王道であった。
コロナは、全ての人の自由を奪い、仕事の計画やスケジュールにも多大な影響を与えた。
自分の会社への貢献度や努力レベルが落ちたわけではないのに、報酬を大きく減らされてしまった人も多かっただろう。
コロナ以前の世の中では、正社員と非正規社員との間では、正社員のほうがある程度好待遇を担保されていた。
しかし、コロナの影響が直撃した航空会社や旅行業界などの例を見れば、正社員であっても
やりがいのある仕事や納得できる報酬は約束されないということを思い知った人も多いのではないだろうか。 これらのことから、今後転職先を選ぶ際は、やりがいのある仕事と納得のいく報酬だけで
決めるのは不十分であるという認識が広がりつつあるようだ。
たとえば前述した副業規定と復職制度、この2つの重要性はコロナによってさらに高まった典型例である。
このほかにも、在宅勤務に対応した様々な支援ツールや金銭面での補助にも注目は集まる。
社内ITをさらに高度化させて、業務の効率化やコスト削減を実現した仕事環境を提供できる会社は、
理想的な転職先としてさらに注目を集めるようになるだろう。
逆に、そうした環境整備が遅れる会社や、変化への理解に乏しい上司が多い会社は、
優秀な人材を確保できないリスクが高まっているといえる。 ◆コロナによって日本企業は古い慣習から脱する
2021年は、経営者側で解雇規制の緩和に関する議論や早期退職に関する議論も盛んとなっていた。
コロナの影響で業績悪化が著しかった業界を中心に、給料に見合った働きをしない社員を抱え続けることは
もう限界であるという声を上げたわけだが、この考え方は、他国に行けば全くの正論となる場合も少なくない。
日本の慣習では、会社への貢献度が低い社員でも会社に留まることができてきたが、
それも今後急速に変わっていくこともありうる。
副業規定や復職制度、この2つが日本の企業社会が変化するきっかけとなる。
コロナを機にした、こうした日本の就労環境や日本人の就労観の変化にはこれからも注目である。
※出典:OECD平均賃金国際比較(2020年) 大雪を「白いダイヤ」に 電力コスト削減で新たな一手
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC24C5D0U1A221C2000000/
大量に発生する雪も、エネルギーとして活用できれば「白いダイヤ」に化ける。
北海道では、札幌市のように年間の除雪コストが200億円に達する地域も珍しくない。
企業や家庭を困らせる厄介者が夏、データセンター(DC)の冷房に活用されて
エネルギー効率を高めている。 滑走路の雪検知システムにJAXA参画、新千歳で実証実験
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC181R50Y1A111C2000000/
北海道7空港を経営する北海道エアポート(HAP、北海道千歳市)は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が
2025年度の実用化を目指す、センサーで滑走路上の雪質や厚さをリアルタイム測定する
システムの実証実験を共同で始める。
離着陸の可否や除雪のスピード判断が可能になり、定時発着率の向上につながると期待する。
18日、両者は研究開発の共同推進や試験設備の相互利用などで協力する協定を結んだ。
JAXAが国内の空港会社と連携協定を結ぶのは初めて。
JAXAの張替正敏航空技術部門長は「現場で技術を鍛えていただくことで、社会実装への道が開ける」
と空港とのタイアップに期待を寄せた。 22年2月から22年度にかけて実証実験する。新千歳空港に実験用の専用区画を用意し、
JAXAが開発中の雪氷モニタリングセンサーを地面に埋め込む。
これまで車両で巡回して調査するしかなかった滑走路の状況把握をしやすくなり、
離着陸や除雪の判断を早められる。
新千歳空港(北海道千歳市)で記者会見したJAXAの神田淳・航空安全イノベーションハブ長は
「うまくいった場合は実証の場を他の空港にも広げたい」と意気込んだ。
HAPの蒲生猛社長は「冬季の空港運用が安全性高く、効率的に、今までにないような形で
信頼性の高いものになると期待している」と話した。 雪捨て場も自動選定 北海道の「自治体AI」サービスから
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC2520T0V21C21A1000000/
総務省の調査によると北海道179市町村で人工知能(AI)を「導入済み」と回答した
自治体は12市町、6.7%にとどまった。全国41位と低迷するAI活用だが、
競争力低下を最小限に抑えるには欠かせない。
住民サービスの低下はさらなる人口減を招きかねないとみて、AI活用に本腰を入れる市町村もある。 総務省の調査は行政の現場に多数ある定型作業を効率化するAI導入を調べたもの。
新型コロナウイルスの感染拡大で働き方が激変した2020年度は4市が「実証実験中」と回答した。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる全国と比較すると遅れは否めないが、
競争力に直結する住民サービスの改善にAIを導入する自治体は増えつつある。
札幌市は札幌市立大学と共同で、道路の除雪現場から最適な堆積場をAIで選ぶシステムの開発に乗り出している。
20年度までは町内会レベルの小規模な除排雪のケースを分析してきたが、
今年度からは幹線道路を通る大規模除排雪に対象を拡大。
気象データや堆積場までの距離、利用状況などのデータをリアルタイムで収集して選ぶ。 除排雪では最盛期1日あたり1500台前後のダンプが出動し、74カ所の堆積場には車列ができることも多い。
住民サービスの向上にくわえ、燃料費の圧縮につながる「走行距離削減」
(まちづくり政策局企画課)という副次的な効果もありそうだ。
ピンポイントで目的を絞るのは留萌市。大手予備校の河合塾と提携し、AIを活用して生徒の学習レベルに
応じた問題を提示できる数学学習プログラムを留萌高校に導入する。
市内唯一の高校も市内や周辺からの進学率が低下し、定員割れが常態化している。
生徒の学力向上で人気の低下を食い止める狙いは明確に映る。
一方、苫小牧市がAIを活用する狙いは庁舎内の事務作業の効率化だ。
20年から21年2月まで、異なる部署の職員間の問い合わせに自動で回答するチャットボットを試験導入し、
システムで受けた質問は5591件で、うち55.6%に自動回答した。今年度から本格運用を始めている。
システムを開発したベルズシステム(福岡市)では費用対効果を年間で191万円と算出しており、
利用率が高まるほど費用対効果も高まる。
今後は「市民からの問い合わせにも広げるにはどうすればよいかを探る」(同市行政管理室)。 インフラの維持では、室蘭市が室蘭工業大学と共同で全地球測位システム(GPS)を用いて
車載カメラの画像から路面のひび割れ率を自動検出するシステムを開発した。
車2台で6カ月間、市が管理する約440キロメートルの道路を往復。
2週間のAI解析を経て、傷み具合を3段階に色分けして地図に落とし込んだ。
室蘭工大大学院の浅田拓海助教(土木工学)は、学校周辺や住宅街の道路など
利用状況による重要度を掛け合わせたデータを作成中で、「導入を検討する自治体からの
問い合わせが来ている」という。
無人トラクターの遠隔制御などのスマート農業に積極的な岩見沢市は、気象観測装置や田畑に据え付けた
土壌水分・地温計測器などで取得するビッグデータをAIで解析している。
主要な作物毎の生育予測値は農家に有償で提供。市は「農業人口の減少で匠の技の伝承は困難になっている。
データを活用した農業で未経験者の就農につなげたい」(情報政策部)と狙いを説明する。 「今年こそコロナ収束を」願い込め"刀の打ち初め式"
…息を合わせ日本刀の材料作る 日本製鋼所室蘭製作所
https://news.yahoo.co.jp/articles/389724d3fed643731bae6388fb3975c8bb18e62f
北海道室蘭市の「日本製鋼所室蘭製作所」で1月5日朝、
新春恒例の"刀の打ち初め式"が行われました。
午前9時から始まった刀の打ち初め式には、日本製鋼所室蘭製作所の関係者14人が出席しました。
式では、刀匠(とうしょう)の佐々木胤成さんと堀井胤匡さんが、
真っ赤に熱せられた鋼をかまどから取りだし、2人の息を合わせて大槌と小槌を振り下ろし、
日本刀の材料となる圧金(へしがね)を作りました。
刀匠 佐々木 胤成さん:「今年こそは新型コロナが収束する一年になればという願いを込めて仕事した」
出来上がった圧金は細かく割られ、2022年に作る日本刀の材料に使われるということです。 ジビエで挑む「第4の食肉」 利用量1.4倍、広がる商機
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1667O0W1A111C2000000/
「ジビエ」と呼ばれる野生鳥獣の肉を食用として活用する動きが広がっている。
2020年度の全国の利用量は1810トンと16年度比で1.4倍となった。
健康食としての人気の高まりに加え、食肉を処理できる施設も増え、
飲食店や販売店を通じて消費者との距離が縮まった。年間販売額は40億円弱だが、
地域資源としての価値を高めれば、牛、豚、鶏に続く身近な食材になる可能性がある。 【札幌市】さよなら、4プラ。ありがとう、4プラ。
50年の歴史が分かるポスター展は、今月末まで!
http://creators.yahoo.co.jp/tokutsuminamako/0100174265
「4プラ」の愛称で、札幌市民に親しまれてきたファッションビル「4丁目プラザ」。
札幌冬季五輪の前年である1971年に誕生し、札幌のファッションシーンを牽引、
若者の文化発信の拠点として支持されてきました。
昨年、50年を機に閉店することを発表し、1月31日で全館営業終了となります。
4プラといえば、常に時代を先読みしてきたポスターや広告が印象的で、
ファンも多かったはず。
そんなポスターなどを展示し、50年の歩みを振り返る「はっぴいえんど
4プラ50年のポスター展」を開催しています。1月30日まで。 会場は2つあり、第一会場となる地下の「コーヒープラザ にしりん」では、
オープン時からの街の様子が分かる写真や映像のほか、ポスターなども展示。
4プラの成り立ちなども紹介され、なかなか興味深い内容です。
第二会場は、7階の4プラホール。ポスター展示の続きが展示されています。
「あ、この広告のときにクリスマスプレゼントを彼と買いにきた」
「あ、このポスターのときに大胆な水着を4プラで買った」など、
青春時代を札幌で過ごした人なら記憶がよみがえってくるはず
さらに、4プラの7階といえば「自由市場」。古着屋、雑貨屋、アクセサリーショップなど、
小さな店が並び、オシャレやアートに敏感で個性あふれる数多くの若者たちがここへ通っていました。
アート作品の一般公募「自由市場大賞」などの思い出も展示されています。
閉店セールも行われている4プラ。ぜひ、「はっぴいえんど 4プラ50年のポスター展」へ。
最後は笑顔でハッピーに! <Review>2021/04/03
札幌・大通「4プラ」閉館解体、唯一の地場ファッションビルとして生まれ変われるか
https://hre-net.com/real_estate/51240/
1971年9月に建設され、今年で築50年を迎える札幌市中央区南1条西4丁目の
ファッションビル「4丁目プラザ」が、耐震強度の不足で解体を決めた。
同時期に建てられた駅前通の大通からススキノまで並ぶ
「4プラ」、「旧中心街ビル」、「旧コスモビル」、「旧エイトビル」の各ビルは
全て地場資本のビルだったが、今ではこの「4プラ」のみとなっている。
解体後に、再び地場資本のビルとして生まれ変わることができるだろうか。 「4プラ」は、3月31日までに全68テナントに2022年1月末で閉館することを伝えた。
テナントとは定期借家契約に切り替えているため、テナントの契約期間がすべて切れるのに
合わせて閉館することにした。
閉館の原因は、耐震強度不足。耐震補強工事も検討したというが、
ワンフロアの工事に1年間が必要で全フロアの工事が完了するまでに10年間を要すために断念、
18年には事実上閉館を決めていた。
「4プラ」の土地建物は、運営会社「4丁目プラザ」を含めた地場の地権者8人。
以前は24人の地権者がいたが、4丁目プラザが買い取るなどして8人までに集約した。
駅前通に隣接する「旧中心街ビル」、「旧コスモビル」、「旧エイトビル」も、
かつては地場の地権者が所有していたが、「コスモビル」や「エイトビル」は本州大手資本の所有になり、
それぞれ「札幌ナナイロ」、「アルシュ」に名前が変わった。
中心街ビルは「ピヴォ」に名前を変えて地場資本が所有していたが、昨年、
大阪資本のダイビルが土地建物を買い取った。 4つのビルの中で、唯一地場資本のファッションビルとして残っているのが、この「4プラ」。
最盛期の91年には年商120億円を売り上げ、テナントとして入っていたミナミスポーツは
かつて1日で500万円を売った記録もあるなど、大通の中心的な商業ビルの地位を
半世紀にわたって維持してきた。
閉館後は建物を解体するが、その後の計画は現段階では白紙。
コロナによって商業施設ビルの運営は不透明感が増しているが、
4丁目プラザは再び地場資本のビルとして生まれ変わり、引き続き大通の顔として、
その役割を果たしてほしい。 高層ビル続々…進む札幌中心部の再開発 北海道の"文化発信"した
「4プラ」は50年惜しまれつつ閉店へ (22/01/04 21:00)
https://www.youtube.com/watch?v=QaQhpxb0vLg
新幹線の札幌延伸に2度目のオリンピック誘致。北海道を劇的に変えた1972年の
冬季オリンピックから50年。札幌を中心に再開発計画が進んでいます。
生まれ変わろうとする札幌で、北海道の若者に「トレンド」を発信し続けてきたある
ビルが間もなく、役割を終えようとしています。
女性:「行くところがなくなるから悲しい」
男性:「小さいころからびっしり来ていた。なくなるのはすごく悲しいですね」
女性:「寂しいのと新しい建物がどんなのかなという期待と」
再開発ラッシュを迎えた札幌中心部。北海道新幹線の札幌延伸が予定されている
2030年に向けてビルの建て替えが進み、街並が大きく変わります。 JR札幌駅に隣接する商業施設「パセオ」のJRタワーバーゲン。
初日の2日は開店前から多くの人が列を作り、洋服や雑貨などを買い求めました。
この恒例の初売りは2022年が最後です。
北海道新幹線の新駅建設工事の影響で、9月末の閉店が決まっています。
パセオに隣接するエスタも2023年夏に閉店。
札幌駅周辺では2030年の北海道新幹線札幌延伸を見据え、大小合わせて10件ほどのビルが新設される見通しです。
2022年の秋に商業施設の「イケウチゲート」が開業を予定しているほか、
2023年には狸小路に建設中の水族館を併設した高層マンションが。
そしてススキノには映画館やホテルを整備した商業ビルが相次いでオープンします。 新しく生まれ変わる建物がある一方で、歴史に幕を下ろすビルも。
1971年に開業したファッションビル「4丁目プラザ」です。
建物の老朽化に加え、耐震性にも問題があるとして1月31日に閉店します。
「4プラ」最後の初売りには別れを惜しむように道内各地から多くの人が訪れました。
旭川市から:「旭川から来ました。若者に合うようなブランドや雑貨がいっぱいあった。
値段も安いし、よく買いに来ています」
石狩市から:「買い物に)行くところがなくなっちゃうので悲しい」
石狩市から:「嫁には言えない思い出がいろいろある。なくなるのはすごく悲しい」
札幌市内:「10代から通って、成長とともに欲しい服も変わったけれど、
それでも4プラに来たら欲しい服がある。閉店はさみしい。時代が変わるんだな」 開業から50年を振り返る冊子の制作を手掛けた出版社社長でエッセイストの和田由美さんに、
4丁目プラザ誕生のきっかけを教えてもらいました。
エッセイスト 和田 由美さん:「札幌冬季五輪が1972年2月に行われたが、
その前に駅前通りに小さなお店が並んでいたところを全部ビル化していった。
小さな店は入居する場所が少なくなるので、ビルに入居する形になった。それが4プラにつながっていく」
喫茶店や新聞社、証券会社などが立ち並んだ十字街の一角も
道路の幅を広げる工事の対象になりました。
そこで、地権者が共同でビルを建設。当時はまだ珍しかったファッションビルの
「4丁目プラザ」が誕生したのです。
エッセイスト 和田 由美さん:「大通地区に4プラができたのが一番大きかった。
地場のファッションビルができるのはすごいこと」 雑貨店や飲食店に加え、ファッションに特化してテナントを集めました。
最先端の流行を発信し、多くの若者が集まりました。4プラの魅力はファッション以外にもあったといいます。
エッセイスト 和田 由美さん:「お芝居を始めたりコンサートをしたり、
ギャラリーとして使ったり。ファッションだけではなく、文化の集まるところでもあった」
4丁目十字街には1975年にファッションビルの「パルコ」が進出。4プラは独創性を武器に、
さらなる賑わいを生み出そうと、1977年、1坪1万円で店を出せる自由市場を設置。
「4プラホール」を併設し、ここが文化の拠点となりました。
4丁目プラザで働いていた 飯塚 優子さん:「これは『自由市場 小劇場』といって、
4プラホールで芝居をやりたい人がたくさん来たので、『おもしろそうね』って」 10年間、4丁目プラザで販売促進を担当していた飯塚優子さん。
4プラホールの企画や運営も担っていました。
当時流行していたパンクやニューウエーブの音楽ビデオの上映会や海外の写真家を招いた作品展など、
様々なイベントを企画しましたが、特に人気を集めたのは「演劇」だったと振り返ります。
4丁目プラザで働いていた 飯塚 優子さん:「公演は1年に春と秋に2回。客はびっしり。
肩を寄せ合って座って、後ろの方はもちろん立ち見」
流行を求めて若者が集うだけでなく、芸術作品を披露する力試しの場、
交流の場として幅広い年代から親しまれてきました。
4丁目プラザで働いていた 飯塚 優子さん:「工夫しながら札幌まちの人に寄り添って発展していった店。
札幌のいろんな文化に関わる人たちの原点になっているかもしれない。4プラ、自由市場」 流行や文化をけん引してきた4丁目プラザ。閉店まで1か月を切りましたが、
跡地の利用については「検討」が続いています。
北海道の「文化の発信基地」は新たに生まれ変わることができるのか…。注目されます。
札幌市中心部の再開発は、計画中を含め少なくとも25か所あります。(2021年12月時点)
札幌駅は新幹線駅の建設が進んでいて、「札幌西武跡地」に2028年に約200メートルの商業ビルが。
「札幌エスタ跡地」には2029年に約250メートルの商業施設が開業予定です。
大通周辺でも、「狸小路3丁目」に水族館、「ススキノラフィラ跡地」には映画館が入るビルが
2023年春から秋にかけて開業予定。
「4丁目プラザ跡地」は検討中です。
2030年度に向けて、札幌の中心部が大きく変わろうとしています。 <札幌圏 冬点描>無病息災祈り、獅子舞躍動 札幌・乱拍子が公演
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/630373?rct=n_hokkaido
獅子舞や和太鼓を披露する新春の公演が4日、札幌市東区の市こどもの劇場やまびこ座で開かれ、
親子連れら約90人が伝統芸能を楽しんだ。
公演したのは、札幌を拠点に活動する新芸能集団「乱拍子(らんびょうし)」(村場辰彦代表)。
メンバー14人が掛け声に合わせ、笛や太鼓の演奏、お手玉や傘回しといった大道芸を披露した。
無病息災などの願いが込められた獅子舞では、獅子3頭が頭を振り回したり、
飛んだりした姿に、観客は大きな拍手を送った。 新春恒例の消防出初め式 札幌市で2年ぶり開催
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220106/7000041867.html
新春恒例の消防の出初め式が札幌市で2年ぶりに行われ、
伝統の「はしご乗り」などが披露されました。
「出初め式」は、札幌市消防局の職員や消防団員などおよそ400人が参加して
カナモトホールで行われ、札幌市消防局の岡本征仁局長が「激甚化する災害から市民の生命、身体、
財産を守るため災害に強い街づくりに組織一丸となって取り組むとともに、
さらなる消防の発展に邁進していきたい」と年頭の決意を述べました。 このあと、とび職人などでつくる地元の木遣り保存会の人たちがはっぴ姿で登場し、
かけ声にあわせて江戸時代で町火消しが目印に使っていた「まとい」を大きく振って
防火への誓いを新たにしていました。
また、およそ6メートルの高さのはしごに上がって技を行う伝統の「はしご乗り」も披露され、
会場から大きな拍手があがっていました。
札幌市での出初め式は、去年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止されていて、
ことしは感染対策のために規模を縮小した上で、2年ぶりの開催となりました。
札幌市消防によりますと近年、市内で発生した火災は減少傾向が続いていましたが、
去年は383件と前の年から7件増加していて、
▼ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことや、
▼コンロの火の消し忘れなどに注意するよう呼びかけています。 年末年始 北海道発着の国内線利用客数は前年比大幅増
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220105/7000041855.html
年末年始の期間中、北海道を発着した国内線の利用客の数は、
日本航空が前の年のおよそ2.4倍、全日空もおよそ1.7倍と
いずれも大幅に増えました。
航空各社は、先月25日から今月4日までの年末年始の期間中に
北海道を発着した国内線の利用客の数を発表しました。 それによりますと、
▼全日空が23万5000人あまりと前年の同じ期間に比べて71.7%増えたほか、
▼日本航空も21万8000人あまりと139.8%増えました。
また、▼エア・ドゥもおよそ8万3000人と154.9%増加しました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2年前と比べると、
▼全日空が29.4%、▼日本航空が13.8%少ないものの、▼エア・ドゥは7.8%上回りました。
航空各社は「新型コロナウイルスの感染が落ち着いていたことで
この年末年始はかなり利用客の回復がみられた。
ただ、足元では全国的に感染者が増加傾向にあるため、先行きを見通すのは難しい」としています。 札幌の宿泊施設、人手確保に苦慮 コロナ再拡大も観光客は増加傾向
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/630612
札幌市内の宿泊施設などが人手の確保に苦慮している。
新型コロナウイルスの感染は再び拡大しつつあるものの、昨年9月末の緊急事態宣言解除以降、
観光客が増加傾向だったためだ。コロナ禍で旅行需要の不安定さが浮き彫りになったことで、
観光業を担う人材を育成する札幌市内の専門学校では入学希望者が減少しており、
感染収束後も人手不足は長期化するとの指摘もある。 京王プラザホテル札幌では、緊急事態宣言が解除されて以降、
2割台だった月平均稼働率が3倍に伸びた。
一方で、パート従業員はコロナ前に比べて2割減り、5〜6室だった1人のスタッフが
担当する客室数は3室増加。作業が追いつかず、予約受け付けを制限する日もあり、
加賀谷淳司支配人は「(宣言解除によって)増えた需要を完全には取り込めていない」と話す。
札幌市内のホテルの客室清掃を請け負う北光管理サービス(札幌)はコロナ禍の影響で、
作業を担当するパート従業員が20人ほど減り70人体制まで縮小。
他方、清掃業務の引き合いは強まっており、今月からは担当の施設が1カ所増えて計5施設となった。 パート従業員を増やさなければ十分に対応できない可能性もあるため、
昨年11月下旬からは時給を50円上げて950〜千円で募集しているが、
問い合わせは少ないという。
鈴木正巳社長は「コロナ禍でホテルの稼働率が低くなり、客室清掃では稼げないという
印象がついてしまったのかもしれない」と心配する。
観光人材を育成する専門学校にもコロナ禍の余波が及ぶ。札幌商工会議所付属専門学校
北海道観光学科の22年4月の入学希望者(昨年12月時点)は、50人の定員の半数にも満たない。
一方でコロナ後も就職率は100%で、最近は札幌市内のホテルなどからの求人が増加。
担当者は「観光関連の採用意欲は前年よりも上がっている」と強調する。 パート従業員を増やさなければ十分に対応できない可能性もあるため、
昨年11月下旬からは時給を50円上げて950〜千円で募集しているが、
問い合わせは少ないという。
鈴木正巳社長は「コロナ禍でホテルの稼働率が低くなり、客室清掃では稼げないという
印象がついてしまったのかもしれない」と心配する。
観光人材を育成する専門学校にもコロナ禍の余波が及ぶ。札幌商工会議所付属専門学校
北海道観光学科の22年4月の入学希望者(昨年12月時点)は、50人の定員の半数にも満たない。
一方でコロナ後も就職率は100%で、最近は札幌市内のホテルなどからの求人が増加。
担当者は「観光関連の採用意欲は前年よりも上がっている」と強調する。 どさんこプラザ、売り上げ4割増 昨年4〜11月 4月、東京・町田に出店
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/630683?rct=n_hokkaido
国内にある道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」の昨年4〜11月の
売り上げが前年同期比4割増の15億9500万円となった。
新型コロナウイルスの影響が尾を引くものの、新規出店や内食需要の高まりが押し上げた。
道は4月下旬に東京都西部の町田市に全国12店舗目を開設予定で、
さらに道産品の販路拡大とPRを図る。 国内のどさんこプラザの売り上げは2020年度、コロナ感染拡大に伴う
店舗の一時休業や外出自粛の影響で、前年度比2割減の19億円に落ち込んだ。
これに対し21年度は11月末まででコロナ禍前の19年同期に迫る水準となった。
道が昨年6月に羽田空港(東京都)、同9月に近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店(大阪府)に
出店した効果のほか、巣ごもり需要の増加も後押ししたとみられる。 会社探訪記 ウッドファイバー 住宅内に「ぬくもり」を
https://e-kensin.net/news/142733.html
SDGs達成に貢献する商材
ウッドファイバー(本社・横浜)は、蓄熱や吸音性に優れる木質繊維の断熱材を
製造・販売する会社で、苫小牧に北海道工場を構える。
ぬくもりや静けさなど森林に似た環境を住宅内に設けられるほか、
カビやウイルスが生存しにくい調湿性能もあり、コロナ禍で再注目される。
製造時の燃料にバーク(樹皮)を使用。
ロックウールやグラスウール系の断熱材のように廃棄時に埋め立て処分せずに済み、
最近はSDGs達成のための貢献商材としてアピールする。 2007年に「株式会社木の繊維」として創業した。ドイツ・ホーマテルム社の製造技術を導入し、
09年に北海道工場を完成させる。18年に建築用木材の流通などを手掛けるナイス(本社・横浜)
グループ会社のウッドファイバーが事業を受け継ぎ、現在に至る。
北海道工場は苫小牧市植苗の敷地2万5050m2に位置し、延べ5700m2の規模。
大きく分けて熱を作り出すバイオマスボイラのほか、蒸気で柔らかくなったチップを刃物の回転で
繊維化するリファイナー、繊維をプレスして固着化する成形ユニットの3工程から成る。
製造する木質繊維の断熱材「ウッドファイバー」は、カラマツやトドマツなど道産針葉樹のチップを繊維化し、
断熱材用に成形した製品。蓄熱性能が最大の特長で、冬は暖房で暖めた部屋が朝まで冷めにくく、
夏は外の熱を室内に通しにくい。家の中の温度変化が少なく、放射熱などによる体感温度の
効果から快適な住まい環境を得られる。 木ならではの調湿性能も特長。部屋の湿気を吸放湿して室内でカビやダニ、
ウイルスが発生しないよう働く。
結露が起きにくいため、建物の資産価値を守る点でも効果を発揮する。
加湿器や除湿機を使わなくて済むため、月々の電気代の削減にもつながる。
森の中にいるような吸音性も長所。建築資材として安全性を担保するため、
リン酸アンモニウムなどの難燃剤を添加することで防火性能を確保したり、
目薬などに使われる消毒液のホウ酸を加えることで、シロアリなどの被害から守るよう配慮する。 最近は、木質を重視する足寄町のホテルや健康志向の当別町のアパートで採用された。
各地の森林組合や木材会社と連携したOEM展開も力を入れる。
地方の森林組合などから木材を一度預かり、同社の北海道工場でウッドファイバーに
OEM生産し、製品として返納する流れ。地域の森林組合や木材会社、建設会社、工務店などに
地材地消ブランドとして使ってもらえればと考える。
事業継承した18年以降は、製品の良さを客観的に伝えるため、第三者の研究機関や採用先
の協力を受けながら、各機能のデータ取りを重ねた。
京大では構内に試験棟を設けてもらい、梅雨時の室内環境の推移などを確認。
断熱改修した古民家や新築したレストハウスでは、欧米で広く使われている解析プログラムを使って、
建材の違いによる壁構造全体の温・湿度などを検証した。 価格は、高性能グラスウール断熱材に比べ2倍から3倍ほど。
これまで断熱性能とコストのみで競えば、安価な普及品との勝算は低かった。
しかし、蓄熱性や調湿性など多機能面をPRすれば、高い支持を得られるとみる。
全国に構えるナイスグループの物流網を生かせることは、コスト面で強みになる。
田原武和社長は「これまではエビデンス(裏付け)をそろえる3年半だった。
木造・木質化の推進やSDGsなど世の中の流れは追い風になっていて、
住宅と非住宅の両方でウッドファイバーを浸透させたい」と意欲を見せる。 開発局や道が関わる22年の主要事業・施策
https://e-kensin.net/news/142850.html
三笠ぽんべつダム本体に着工 ペンケ歌志内川広域河川改修も
新型コロナウイルス感染症の影響が続き、景気が冷え込む中、
2022年は感染防止対策の継続はもちろん、本格的な経済の回復が求められる。
新たな変異株という不安要素はあるものの、ポストコロナ、ウィズコロナを見据えた
取り組みは徐々に拡大。
さらに、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策が2年目を迎え、
海溝型地震や豪雨による大規模自然災害への対策にも一層力が入る。
22年に北海道開発局や道などが関わる主な事業や施策をまとめた。 ■流域治水を本格展開
防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策は、20年度第3次補正予算に
初年度分が大規模計上された。
21年度補正でも予算措置され、22年度はこの執行による加速化対策2カ年目が本格始動する。
開発局などが22年度に直轄で実施する主な事業を見ると、幾春別川総合開発事業の
三笠ぽんべつダムが本体工事に取り掛かる。18年の北海道胆振東部地震などをきっかけに
本体工着手が保留となっていたが、このたび再始動。洪水調節による地域治水に貢献する。 治水では、全道で策定された流域治水プロジェクトに基づくハード・ソフト整備を
本格展開する方針。21年に網走開建の所管する常呂川水系河川整備計画を流域治水の
観点を踏まえて変更したが、これを皮切りに順次整備計画の見直しを図る。
北村遊水地、新桂沢ダムなどの整備も推進する。
道路では22年度の開通区間はないが、21年度に取りまとめた
「防災・減災、国土強靱化に向けた道路の5か年対策プログラム」で21―25年度に全線・部分開通する区間を明示。
その路線数は約20区間に上り、24年度には道横断道阿寒IC―釧路西IC(17`)の全線開通を見込むなど、
全国に先んじて明確な目標を多く掲げている。無電柱化の推進や、通学路の安全確保に向けた取り組みの補助も促進する。
農業農村整備では、札幌開建の篠津運河中流地区、神竜二期地区、帯広開建の十勝川左岸二期地区
、網走開建の斜里飽寒別地区が新規事業着手となる見通しだ。
港湾・漁港関連では、気候変動を踏まえた高潮・高波対策として、岸壁や防波堤強化を継続する。 また開発局は、外水氾濫の危険性を早期把握するための河岸浸食検知、
ドローンの撮影映像を用いた河川巡視、堤防点検のAI解析などの実現に向け、
22年度からAI技術の取り組みを試行する予定。
検討ワーキング「AI/Eye River(アイ・リバー)」による検討を重ね、
実現可能なものから本格運用を始める。
AI活用は道路部門でも検討が進む。亀山修一北海道科学大工学部都市環境学科教授を委員長とする、
積雪寒冷地における道路舗装の長寿命化と予防保全に関する検討委員会が21年12月に発足。
近年、技術検討が目覚ましいカメラ画像、赤外線画像を活用したポットホールの検知技術、
本道型SMA舗装の高耐久化などの現場投入を図り、本道技術を世界に発信する。 ■強靱化へ対策着々と
道でも強靱化に向けたさまざまな事業が予定されている。
治水系では、帯広建管管内で佐幌ダム再生事業(新得町)を計画。
佐幌川にある既設ダムをかさ上げし、洪水調整機能を増強することで被害の防止・軽減を
図るもので、堤高は46.6mから49.5m、総貯水容量は1040万m3から1200万m3に
変更となる見通し。総事業費は140億円を試算している。
札幌建管管内ではペンケ歌志内川広域河川改修(歌志内市)に事業着手する見込み。
延長7・6`の河道掘削を実施することで河積拡大を図る考えだ。
旭川建管ではユクトラシュベツ川河川改修(南富良野町)、釧路建管では琵琶瀬漁港海岸高潮対策(浜中町)、
友知海岸高潮対策(根室市)、浜中海岸堤防かさ上げ(浜中町)の事業採択を予定する。 道路系は、北海道日本ハムファイターズの本拠地・ボールパークFビレッジへの連絡道路
として新設するきたひろしま総合運動公園線(北広島市)、20年3月の豪雨に伴う融雪で
被災したクチョロ原野塘路線二本松橋(標茶町)の災害復旧が22年度で完了する計画だ。
建築関係を見ると、東京五輪・パラリンピックのマラソン競技開催で着工を
2年間延期してきた道庁赤れんが庁舎改修で、本格的な工事に着手する。
4月から庁舎全体をすっぽり覆う素屋根工事と、観光客らが工事の様子を眺められる仮設見学施設を整備。
これらの工事は半年ほど続き、その後、壁にPC鋼棒を差し込んで補強する耐震工事のほか、
防災、保存修理、公開活用の各工事を進めていく。25年2月の完成を予定している。 道農政部が所管する道営農業農村整備事業の22年度新規採択地区は、
48地区程度となるもよう。
本紙調査によるもので、総事業費の合計は630億円前後とみられる。
流動的な要素を残すが、空知は180億円程度、十勝は120億円程度となる見通し。
21年度の単年度調査と2カ年調査2年目の地区を見ると、単年度調査は23地区、
106億100万円、2カ年調査2年目は25地区、530億1000万円で決定している。 2021年の北海道内における企業倒産件数が過去最少に
…コロナ関連の融資や協力金が倒産を抑制か
https://news.yahoo.co.jp/articles/6710590e445ed16113985f2dd7b7dd0eb5bae656
帝国データバンク札幌支店は、去年の道内企業の倒産件数が、
前の年に比べて18・5%減少の141件で、
現在の基準で集計を始めた2000年以降で過去最少だったと発表しました。
過去最少の更新は4年連続です。
負債総額についても175億6800万円で、前の年から比べて26%の減少となり、
こちらも2000年以降で過去最少でした。
新型コロナ関連の倒産は50件でした。
同支店は「新型コロナ関連融資や協力金のなど支援策により倒産が大きく抑制される状態が
続くことになった」としています。 年末年始の鉄道利用 前年の2.7倍 コロナ前の8割近くに
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220106/7000041874.html
年末年始、道内の鉄道の利用客数は前年の2.7倍となり、
コロナの感染が広がる前の2年前と比べても8割近くまで回復しました。
JR北海道は、先月28日から今月5日まで9日間の鉄道の利用客数をまとめました。
それによりますと、北海道新幹線と特急の主な4区間の利用客数は21万7300人と、
前の年の同じ期間に比べて177%増えました。
区間別の利用客数では、▼北海道新幹線が4万7600人と前の年より202%増えました。 また、▼特急「北斗」と「すずらん」が通る東室蘭と苫小牧の間が5万7400人と190%、
▼「カムイ」などが通る札幌と岩見沢の間が7万5300人と166%、
それに▼「おおぞら」と「とかち」が通る南千歳とトマムの間も3万7000人と
155%、それぞれ増加しました。
また、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2年前に比べても、
4区間の利用客数は78%まで回復しました。
JR北海道では回復の要因について、「新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いていたことに加えて、
この年末年始は29日から3日にかけて休むところが多く、利用が集中しやすかったため」と説明しています。 東京都心で10センチの積雪 2018年1月以来の10センチ以上
https://news.yahoo.co.jp/articles/21667110d2e80b5828d3acf9be7465ecbdcd89f9
東京都心では積雪10センチ
6日(木)18時現在、東京都心では10センチの積雪となっています。
2018年の1月22日以来の積雪が10センチを超えました。
また、横浜は7センチ、千葉は7センチ、さいたまは2センチの積雪を観測しています。 「雪の中帰るの嫌だな」「テレワークにして正解」
東京都心積雪で「働き方の違い」くっきり
https://news.yahoo.co.jp/articles/324676cca0162a1b72d6267216da9464297a52fb
2022年1月6日、関東地方で午前から雪が降り続いている。
東京都心で雪が積もるのは約2年ぶりで、ツイッターでは
「帰宅命令」「テレワーク」「在宅勤務」「帰宅困難」「帰宅命令」「大雪警報」「東京の雪」
といったワードが軒並みトレンド入りした。 ■「早めに帰宅させてる企業もあるのに...弊社も見習いませんか?」
東京23区では6日午後に大雪警報、首都圏各地で大雪注意報が発表されている。
東京都内で積雪6センチを観測。雪は帰宅時間にかけても降ると予想され、
大雪による交通機関への影響に注意が必要な状況となっている。
年始早々の降雪に、SNS上では新型コロナウイルス禍で普及が進むテレワークの恩恵
にあずかる人の声が相次いだ。暖かい家で眺める雪景色に喜ぶ人もいるようだ。
「今日は出勤取りやめてテレワークにして正解だった」
「こんな時在宅勤務でほんとにありがたいなぁと実感する。弊社、ありがとう」
「雪降っててテンション上がったから、在宅しながら雪だるま作ろうを大声で歌ってる(仕事しろ)」 一方で、雪の中で出社せざるを得ない辛さを吐露する人の投稿も目立つ。
早くも帰宅を諦めたという切ない呟きもある。
「こんな雪降ってんのに強制出社させられてる本社の方々かわいそう」
「雪降るのに出社ほんとに辛い」
「雪の中帰るのやだなー 早めに帰宅させてる企業もあるのに...弊社も見習いませんか?」
「社長に帰宅命令でないのかオブラートに包んでアピールしたら、雪たくさん振ってる!
(大笑い)って子供か!! もう定時まで諦めたw」 「コロナはもちろん、こんな時こそテレワークを推奨してほしい」
積雪が続くと帰宅困難となるおそれがあることから、仕事を切り上げ帰宅する人もおり、
駅や道は混雑しているところもあるようだ。荒天時の対応などから、働き方について
改めて考えたとする声も目立った。
「雪結構降ってきて帰れなくなると困るから早く切り上げて帰ってるけどもうすでに混んでるわ」
「ウチの会社、ホワイトだから雪で帰宅困難にならないように各自判断で帰宅する様にって連絡来た」
「雪で慌てる東京。テレワークでやれる仕事でも未だに出社強いる会社に未来はないと思う」
「今日の雪も心配ですが、明日の路面凍結も心配。コロナはもちろん、こんな時こそ
テレワークを推奨してほしい」 4年ぶりの大雪で実感。「札幌のタワマン」で東京から
の購入者が急増しているもっともな理由
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20220107-00274014
首都圏で4年ぶりの大雪となった1月6日、各地でスリップや転倒事故が相次ぎ、
雪が生活に及ぼす影響の大きさを改めて思い知らされた。
1日の雪でこれだけ支障がでるのだから、12月から3月まで雪に覆われる北海道において、
雪の影響は計り知れない。
そのためではないか、と思える現象が札幌の住宅事情に出ているので、報告したい。 草原の一戸建てよりも、便利なタワマンが憧れの的に
10月に発表された「地域ブランド調査(ブランド総合研究所発表)」で、
北海道は13年連続で「最も魅力的な都道府県」となった。
その魅力的な北海道の中心地・札幌ではタワマン=超高層マンションの人気が上昇。
道内の人だけでなく、東京・大阪など道外からの購入者も急増し、驚きを持って受け止められている。
北海道には豊かな自然に豊富なグルメ、スキーやゴルフ、ショッピングの楽しみがあるし、
観光で訪ねたい場所も豊富。夏が涼しい、杉が自生していないのでスギ花粉の心配がないなど、
エリアの魅力が多い。
コロナ禍をきっかけに、テレワークやワーケーションが可能になれば、
北海道への移住を考える人が増えるのは当然といえる。 が、これまで北海道での移住先で人気が高かったのは「自然に囲まれた郊外の一戸建て」。
一戸建てならば、以前から移住目的の購入者が少なくなかった。
東京に住んでいる人が、札幌で駅に近い便利な超高層マンションを購入するケースは
これまで希だった。わざわざ北海道まで行って、タワマンはないでしょう、と思われていたわけだ。
それが、コロナ禍が起きて以降、超高層マンションで道外からの購入者が増えた事例が続出。
新さっぽろ駅近くで現在販売中の「プレミストタワー新さっぽろ」では、
契約者の約15%が道外在住者になったし、札幌市内の別の超高層マンションでは契約者の20%が道外在住者だった。
北海道への移住やセカンドハウス購入を考えたとき、「大都市・札幌の便利な超高層マンション」
を選ぶ人が増えているわけだ。
その理由となっているのが、まさに冬の大雪だった。 初の地下街完全直結マンションに全国から熱い視線
北海道札幌市で、今、東京など道外からの購入者、及び購入検討者が3割から4割に達する、
という超高層マンションが2物件出ている。
2021年秋から販売活動を開始した「ライオンズタワー札幌」と「ONE札幌ステーションタワー」だ。
道内はもちろん、道外からも注目される大きな理由は、2物件とも札幌市内でも希少な
「地下街完全直結」のマンションであることだ。
北海道というと、夏涼しく、快適な気候を思い浮かべる人は多い。
が、移住するとなると、夏だけでなく過酷な冬も過ごさなければならない。
一戸建てに住めば、毎日、屋根の雪下ろしと道路の雪かきをすることが求められる。
それは重労働だし、危険を伴う。近くのスーパーマーケットまで買い物に出かけるのも、吹雪く日は命がけだ。 そこで、今、北海道の人たちの憧れを集めているのは、雪下ろし・雪かきをしないで済み、
屋根付きのペディストリアンデッキや地下通路を使って、駅や買い物に出かけられる住まい。
その条件を満たす便利な駅近・超高層マンションが、次々に登場。道内の人たちの人気を高めている。
そのことに東京・大阪からの購入者も気づき、札幌市内の超高層マンションを購入しはじめたのである。
なかでも、憧れの物件となるのが、建物の地下から直接地下道・地下街にゆけるマンションだ。 札幌市内では、これまでも「地下街直結」とされるマンションはあった。
が、一部通路が屋根付きながら壁なしのため、冬は冷たい外気にさらされた。
その点、「ライオンズタワー札幌」と「ONE札幌ステーションタワー」は、
2つとも屋内を通って地下街に行くことができる「地下街完全直結」タイプとなる。
それなら、冬も革底の靴やハイヒールを履き、薄着の生活も可能。
冬の札幌で、夢のような暮らしを実現するマンションなのだ。 全国的にみても、希少な地下街完全直結マンション
札幌の中心部では1972年札幌五輪をきっかけに地下通路・地下街の建設が進み、
現在は全国でも有数の地下空間ができあがっている。
地下通路の長さでは、東京駅、新宿駅に次ぐ全国第3位とされ、
札幌駅北側から地下鉄大通駅を経て、すすきの駅までの約1900mは、
日本で最も直線距離が長い地下通路ともされている。
広大な地下通路には、多くのショップや銀行が軒を連ねる地下街部分が多く、三越やPARCOへの入り口もある。
近年、札幌の中心部では、道路の融雪が行われ、冬でも雪のない歩道が増えた。
それでも、横断歩道を渡るときは足を滑らせやすく、転倒による骨折事故も少なくない。
そして、地上を歩けばマイナス10度を超える厳しい寒さもある。
そのことを考えれば、地下のほうがはるかに安全だし、生活しやすい。
北海道において「地下街完全直結」マンションの魅力はとてつもなく大きいわけだ。 じつは、地下通路に直結するマンションは全国的にみても珍しい。
私の記憶では、東京で地下鉄東池袋駅と直結する「ブリリアタワー池袋」や
月島駅と直結する「キャピタルゲートプレイス ザ・タワー」、
横浜高速鉄道みなとみらい線馬車道駅と直結する「ザ・タワー横浜北仲」
(いずれも、過去に分譲された物件)などが思い当たる程度。
ただし、それらは地下鉄の通路につながっているが、巨大な地下街につながっているわけではない。
東京駅周辺の地下街と直結したマンションや、新宿駅周辺の地下街に直結した
マンションは思い当たらないのだ。これに対し、札幌では「地下街完全直結」マンションが2つ誕生する。
北海道内外から注目されるのは、当然といえる。 1つは、狸小路に面して建設される超高層
「地下街完全直結」マンションは、2つとも注目度抜群の場所に建設されている。
1つは、「ライオンズタワー札幌」。その建設地は、狸小路に面した場所……札幌の繁華街で、
その中心エリアに建設されるため、東京でいえば、銀座4丁目の交差点に面して建つ
マンションのようなものである。
下層部は商業施設となり、北海道では数少ない水族館も設けられるなど、
便利さ、華やかさで注目を集めるマンションだ。
その第1期販売は年明け2月から行われる見通しで、取材時点では価格未定。
極めつきの立地であるために相応の価格になることが予想され、
最高額住戸は3億3000万円になるのでは、という報道も出ている。 48階建て超高層には、新幹線が札幌に来る楽しみも
もう1つの「地下街完全直結」のマンションが、「ONE札幌ステーションタワー」で、
建設地は札幌駅の北口側。北海道大学がある側で、近年開発が進み、超高層、高層の建物が並ぶ場所である。
東京でいえば、新宿駅の西口側と似た風情がある。
この新しい街区に、地上48階建ての超高層マンションとして建設されるものだ。
地上48階建ては北海道で最高層となり、地上約175メートル、全624戸も北海道で1位。
階数、高さ、戸数規模ともに北海道でナンバー1であるため、マンション名に「ONE」の名前が付いている。 スケールの大きなマンションであることを示すように、
来客の宿泊に利用できるゲストルームが6つもあり、パーティルーム、
ラウンジなど共用施設が充実する。
さらに、「ONE札幌ステーションタワー」では、札幌駅に近いという利点がある。
この利点は、将来、北海道新幹線が札幌まで延伸したとき、さらに高まると予想される。
実際、新幹線ホームが計画されている場所は同マンションの建設地に近く、
地下通路で行き来できそうなのである。 2億3000万円住戸は、11倍の抽選に
「ONE札幌ステーションタワー」の住戸は、平均で75平米という広さがあり、
11月末から販売開始された第1期で最も高額な住戸は5億円(約228平米)だった。
やはり高額だが、第1期244戸のうち212戸が2週間ほどで契約済みに。
なかでも2億3000万円の住戸は11倍の抽選となった。
第1期販売住戸契約者のうち、およそ3割が道外在住者だ。
東京や大阪に住んでいる人が札幌市内のマンションを買う理由は何か。
複数の購入者に聞いたところ、「仕事やレジャーで頻繁に北海道に行く」ことから、
移住やセカンドハウス購入を決めたという人が多かった。
突然思い立っての移住ではなく、北海道の暮らしを知ったうえでの移住やセカンドハウス購入。
だからこそ、便利な超高層マンションを選んだわけだ。 なかには、「近年、東京の夏が暑すぎるので、夏を快適に暮らせる北海道で、
冬も不自由のないマンションを選んだ」という声もあった。
もちろん、「今買っておけば、新幹線延伸後に値上がりしそうな楽しみもある」という本音も。
それは、道外から札幌の便利な超高層マンションを購入する人たちが誰しも持っている夢のようなものだろう。
値上がり期待も重なって、札幌のマンション人気は熱を帯びている。
その動きに合わせ、不動産会社のなかには、北海道で快適に住まうための知識をまとめた
情報サイトを立ち上げたところもある。
2022年、札幌の便利な超高層マンションはますます注目度を高めそうだ。 北海道の集住率9位 幕別で宅地造成、富良野は再開発
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC061PX0W2A100C2000000/
北海道でも住民の居住地を集中させる「集住」が進む。
2020年の集住率は76%と都道府県別で9位だった。
市町村で20年までの10年間に集住率を高めたのは、宅地を造成した十勝地方の幕別町や
再開発を進めた富良野市だ。
人口減が進むなか、自治体は行政サービスを維持するため中心部のにぎわい創出に躍起だ。
総務省の20年の国勢調査人口等基本集計を使い、
1平方キロメートルあたりの人口が4000人以上といった条件を満たす
人口集中地区の人口を全域の総人口で割って算出した。
北海道の集住率は10年比で2ポイント高まった。全国より速いペースで人口が減少しており、
集住を促す「コンパクトシティー」が進んだこともある。 道内の市町村別で集住率が9割を超えたのは5市で、
最も高い札幌市は97.1%と10年比で0.6ポイント上昇した。
旭川市(93.1%)や恵庭市(91.4%)、江別市(91.0%)、帯広市(90.9%)の順で続いた。
集住率の伸びで道内5位だった富良野市は官民が連携して中心部再開発を進める。
きっかけは08年に国から認定を受けた中心市街地活性化基本計画。
地元企業や市民が出資するデベロッパー「ふらのまちづくり」を設立して
コンパクトシティー化を形にしている。 病院跡地に物産センターや直売所、カフェやパン店を抱える複合施設「フラノマルシェ」
を10年開業した。休日にはイベントも開き、家族連れなどでにぎわう。
フラノマルシェの北隣の再開発では診療所や調剤薬局、認可保育所、
介護付き賃貸高齢住宅などを集めた街区も整備した。
今後はさらに北に位置する街区を再開発し、ワーケーション拠点や飲食店街なども呼び込む計画だ。
再開発の効果もあって、富良野市の路線価や基準地価は14年以降、上昇傾向にある。 3位の石狩市は石狩湾新港周辺に企業が進出したことが大きい。
平成初期に宅地開発したものの分譲が進んでいなかった地区などに、
石狩湾新港の周辺に事業所を持つ企業に勤める社員らが物件を購入した。
札幌のベッドタウンとしての人気も高い。
20年の国勢調査によると10年比で人口が4%減少したものの、中心部に限ると1%増えた。
石狩市の佐藤祐典・建設水道部長は「15年以降、空き家活用の補助金を助成しており、
中心部で140人程度が入居した」と話す。 地方でも中心部の物件には引き合いが強い。
集住率の伸びが道内で最も大きかった幕別町は03年に640区画、
11〜17年にも200区画を宅地造成した。
段階的に入居し、人口集中地区の20年実績は10年に比べ住人が2割増えた。
4位の伊達市も「公営住宅の跡地で分譲住宅の建設が進んだ。農地を宅地転用する動きもある」
(都市計画係)。
中心部のよそおいが今後変わりそうなのは2位に入った栗山町だ。
23年、栗山駅近くにイベントホールが完成。24年にもホール内に地域の情報などを
配信するFM放送局を開局する。 駐輪場と商業施設一体で整備想定
札幌市中央区の国有地活用、事業者に意向調査
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/631084?rct=n_hokkaido
北海道財務局は7日、札幌市中央区北1西6の国有地約1300平方メートルについて、
市の駐輪場と民間商業施設が一体となった複合施設の整備を想定し、
事業者の意向調査を始めた。実現に向けたアイデアや必要な条件などを聞き取る。
KKR札幌医療センター斗南病院の跡地で、国が定期借地権による貸し付けで
有効活用を図る「留保財産」の一つ。現在は来年3月末を期限に、
市の屋外駐輪場として使われている。 データセンター北海道に誘致を 大学や行政などがシンポジウム
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220107/7000041934.html
社会のデジタル化が進み、企業などで扱うデータの量が増えるなか、
北海道にデータセンターを誘致しようとシンポジウムが開かれ、大学や企業、
それに行政の専門家が誘致のメリットを議論しました。
これは、北海道大学や慶應大学、それに大手IT企業などでつくる団体
「北海道ニュートピアデータセンター研究会」が開いたもので、企業や行政の関係者
およそ50人が参加しました。
はじめに、デジタル政策の専門家で道の顧問も務める慶應大学の村井純教授が講演し、
データセンターを東京などの大都市に集中させないことがデータを安全に保管する上でも
必要だと強調しました。 その上で、海底ケーブルで大都市とつなげば北海道も設置の有力な候補地になるとして、
必要なインフラも含めた誘致を加速させるべきだと強調しました。
つづいて、札幌市の町田隆敏副市長が、石狩市や苫小牧市とも連携して札幌圏として
データセンターを誘致し、30年あまりにわたって培ってきたIT産業をさらに発展
させていきたいと訴えました。
団体では、北海道にデータセンターを設けるメリットを国や企業に示す提言を行いたい
としていて、代表を務める北海道大学の山本強特任教授は「データセンターの理想郷
にしたい」と話しています。 22年にも札幌五輪内定? カギは北海道民の意向調査
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH0320N0T00C22A1000000/
2022年、五輪を取材テーマとしてきた記者として北京冬季五輪とともに注目しているのが、
今年中にも内定しそうな30年冬季五輪の開催地選定の行方だ。
札幌市が招致に意欲を示し、国際オリンピック委員会(IOC)の意中の候補地とされている。
以前のこのコラムでも指摘したが、招致するか否かを決めるのは、
札幌市などではなく、札幌市民や北海道民であることを忘れないでほしい。 道内世帯11月ネット支出、前年比1・4倍、出前利用が急伸
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/630838?rct=n_hokkaido
総務省が7日発表した家計消費状況調査によると、11月に北海道内の2人以上の世帯が
インターネットショッピングを利用した支出総額は1世帯あたり1万8063円で、
前年同月比1・44倍と大きく増えた。
利用した品目別では食料が前年同月比1・68倍の3401円だった。
そのうち出前が475円で2・19倍と急伸した。
道内でも札幌などの都市部を中心に大手の料理宅配サービス会社の進出が増えており、
寒い冬を迎える中で、宅配市場が拡大している。 今年の道内景気「回復」42% 昨年より31ポイント増
全道商工会議所会頭調査 「横ばい」52%
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/631056?rct=n_hokkaido
北海道商工会議所連合会(道商連)と北海道新聞は、全道42商工会議所の会頭を
対象に昨年12月に実施した景気動向に関するアンケート結果をまとめた。
2022年の道内経済見通しは「横ばい」が52・4%と半数を超え、
1年前の前回調査より16・7ポイント増加した。
新型コロナウイルスのワクチン接種の進展などで経済活動の復調を予想する声が大きくなり、
「回復する」との回答は31・0ポイント増の42・9%と大幅に伸びた。
「後退する」は42・8ポイント減の4・8%。
前回調査で4・8%だった「急速に後退する」はゼロだった。 4車線化で道東道占冠PA移転へ 東日本高速道支社
https://e-kensin.net/news/142859.html
移転先を検討中
東日本高速道路北海道支社は、2020年3月に事業許可が下り、着工に向けて設計などの準備を進める
道東道占冠IC―トマムIC間4車線化に伴い、占冠PAを移転する計画だ。
必要面積なども踏まえて移転場所を検討中で、着工・竣工時期は4車線化の進捗に
併せて固めていくもよう。
占冠PAは、占冠IC―トマムIC間に位置。近くのSA・PAとしては、
札幌方面に約51km離れた由仁PA、帯広方面に約58km離れた十勝平原SAがある。
上り・下り共に延べ180m²で、36台分の駐車場を備えるが、夏場の交通量が増える
時期には仮設駐車場も増設している。 道東道では現在3区間の計約32.6kmで4車線化事業を進行中で、
占冠IC―トマムIC間では約19.9kmが対象。現在の占冠PAの場所では
工事に支障が出ることに加え、4車線化による交通量増加に伴うPA利用者増、
駐車場台数不足を見越して移転を検討している。
同区間4車線化では、22年度に土工・橋梁設計、
23年度に土工・下部・トンネル・施設設備設計・建築設計、24年度に土工・下部・トンネルを進める。 新球場に「TOWER11」建設へ ダルビッシュ・大谷に敬意
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220107/7000041895.html
来年、北広島市で開業する日本ハムの新しい球場に、チームの顔として活躍した
ダルビッシュ有投手や大谷翔平選手がつけた背番号「11」にちなんで、
「TOWER11」と名付けた5階建ての施設が建設されることになりました。
来年3月に開業する予定の日本ハムの新球場は世界でも例のない球場を掲げていて、
大規模な子どもの遊び場や農業学習施設などが設置されることになっていますが、
新たにレフトスタンドに5階建てで温泉や宿泊施設が入るタワーを建設することが決まりました。 このタワーは既成概念の打破を形にして活躍してきたダルビッシュ投手や
大谷選手に敬意を表すとして、2人がつけた背番号「11」にちなみ、
「TOWER11」と名付けられました。
この施設の4階には世界で初めてという球場内の温泉とサウナが設けられ、
5階は客室から試合観戦ができるホテルが入る予定です。
今回の発表について、ダルビッシュ投手は「新球場ではまた一から、ファイターズと
ファンが一緒になってすばらしい歴史を作っていってほしいです」とコメントしています。
大谷選手は「思い出の背番号とともに『TOWER11』という形でファイターズの
歴史の1ページに名前が刻まれることをうれしく思います」とコメントしています。 北海道新聞社が新本社ビル着工へ、現本社ビル敷地で不動産事業検討
https://hre-net.com/syakai/masukomi/57045/
北海道新聞社(本社・札幌市中央区)は、新本社ビルを札幌市中央区大通東4丁目、
南1条東4丁目に建設する。2022年度中に着工し、2024年度中の竣工、利用開始を目指す。
同社は、北海道新聞創刊と会社設立の1942年から、現在の大通西3丁目に本社を置いて
新聞の制作・発行を続けてきた。現本社ビルの北1条館と大通館が、
建設から50年前後経過し老朽化が進んでいるため、新本社を移転することにした。 新本社ビル建設に先行して、2020年12月に旧北海自動車工業整備工場跡地を取得。
敷地面積約1078坪(約3564u)を利用して鉄骨造(地下は鉄筋コンクリート造)
の地下1階、地上9階建て(9階は電気室のみ)、延べ床面積約6064坪(約2万45u)
の建物を建設する。最高の高さは42m。容積率は500%。
大通に面した北側正面は、ガラス、金属、レンガを組み合わせ、
新聞の紙面をイメージしたデザインにする。新本社ビルの機能を「メディアセンター」と
位置付け、1階には店舗スペースのほか、講演会、物産展、新商品発表会など様々なイベントや
講演会に使用できる多目的・複合的スペース(最大200席)のほか、動画スタジオも配置する。
地域の企業や団体などの情報発信の場として利用してもらうことを想定している。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています