神戸港に大型客船が入港 クルーズ人気で外国客船が年々増加
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150508/cpd1505081550005-n1.htm

 大型客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(全長311メートル、約13万8千トン)が7日、神戸港(神戸市中央区)に入港し、3月にリニューアルされた神戸ポートターミナルで、大勢の市民が歓迎した。同船の入港は4年連続。
 同船は米国の企業が運航し、最大収容人数は3840人。プールや劇場など娯楽施設も充実しており、「洋上のテーマパーク」といわれている。
 この日、同船は市消防音楽隊の歓迎の演奏を受けて入港。今後、沖縄や台湾を巡り、13日に神戸港に寄港する予定。
 市みなと総局振興課によると、最近のクルーズ人気などで、神戸港の外国客船の入港は増加傾向にある。平成25年は19隻だったが、26年は32隻に増えた。今年は39隻の入港が予定されている。
 8月には、神戸港では過去最大となる大型客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(約16万8千トン)も入港する予定で、市の担当者は「今後も外国客船などの入港を増やし、ミナト神戸の名にふさわしく、多くの船が行き交う港にしたい」と話している。