赤字の神戸空港ピンチ 「最悪のタイミング」頼みの綱スカイマーク破綻

産経新聞 3月4日 15時9分配信

 神戸空港を暗雲が覆い始めた。
赤字体質から抜け出せない中、
発着枠の7割を占めるスカイマークが経営破綻に伴い
減便を決定、完全撤退の事態になると致命傷となりかねないためだ。
管理・運営する神戸市は関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権を取得した企業連合への運営権譲渡に期待するが、関空、伊丹に加え、
神戸を抱え込む余裕はないとみられる。
買い手がつかない可能性もあり、
専門家からは「廃港を迫られるかもしれない」との声が上がる。