地下鉄サリン事件から23年、真相を語らなかった松本死刑囚 
森達也氏「麻原裁判は、やり直されるべき」
AbemaTIMES 3/18(日) 9:05配信

 中川智正死刑囚とこれまで14回にわたって面会、オウム真理教の
生物化学兵器について聞き取りを行ってきたアンソニー・トゥ米国
コロラド州立大学名誉教授は「中川さんは、“麻原でないと知らない
ことがたくさんある。だから説明してくれたらいいな“と言っていた。
私が、高学歴の信者たちが、なぜ麻原に帰依したのかと尋ねると、
中川さんは“麻原は非常に説教が上手で、中身も深いから聞くと非常
に感動する。また、麻原は非常に怖い人でみんな怖がっていた。
僕も怖い“と答えた。さらに“なんで殺人なんかに走ったのか“と
聞くと、“麻原が言うことはオウム真理教のためにもなるし、社会
のためにもなるという考えでした。初めから殺人をするために
オウムに入ったわけではない。それは他の人も同じです“と言った」
と明かす。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180318-00010004-abema-soci

森達也は他のドキュメンタリーなど批判するときには客観性など
いろいろいうのに、自分の関連はひどく主観的だな。
裁判は必ずしも真相解明の場所じゃないし、黙秘権もあるのだから、
捜査段階から坂本弁護士一家について少し語ったくらいで本人が
語りたがらないのだから、どうにもならないだろう。
単純に森は死刑廃止派だからなのかもしれないけど、どうせ死刑
回避はないのだから、本人が黙秘しようが刑事裁判として裁くには
何の支障もない。

中川に限らないけど、信者になる奴の多くは教祖に盲目的なわけだが
その教祖は大抵客観的には怪しげな人物なわけで、多くの人間はその
人間の経歴などで評価するが、大抵それもろくなものではないし、
こういう人物評をきくとオウムじゃなくとも結局どこかで痛い目を
みていたのかなとも思う。

隷属性に関して多分に過度な人間とそれにつけこみたい人間の組み
合わせは往々にしてあることだが、SNS全盛での白石の事件や民泊の
事件などみていると、オウム信者同様幼児のような警戒性が散見されて
いつの時代も繰り返されるのか、コミュニケーション能力の発達に
経験が積みにくいから、能力低下なのかわからないけど、若さ故の
未熟さがもたらすのか、経験でカバーされるのか、どうなんだろう。

結局、馬鹿は死ななきゃ治らないという気がするし、どうにもなら
ないのかな。