同種の津波訴訟の結果

・ 77銀行津波訴訟
銀行支店は沿岸部で予想浸水区域内。
結果: 具体的予見可能性を否定し、遺族側負け。

・ 山元町東保育園 津波訴訟
予想浸水区域の外。海から1.5キロ。
1時間以上保育園に滞在。情報収集もしていなかった。広報車は通った。
結果: 遺族側負け

・ 自動車学校津波訴訟
予想浸水区域の外。
大川小一審と同じ裁判官が担当し、広報車を決定打として、一審は遺族側勝ち。
しかし、2審で1審の賠償額の 1/100 以下で和解。
実質遺族側負け。

専門家の科学的知見に基づいた行動は、たとえ結果が最悪でも過失とせず、遺族側負けが自然災害の判例。

ハザードマップの予想浸水区域は、専門家の科学的知見に基づいて、過去最大の津波浸水区域に大幅な安全マージンを上乗されて拡大して指定されている。

ハザードマップの予想浸水区域の外で具体的予見可能性ありとし、過失を認定した大川小一審判決は異例。
2審では遺族側が逆転負けするのではないか?