「3D触力覚技術」
デバイスが生じさせるさまざまな大きさの振動を組み合わせることで、引っ張られる・押されるなどを感じる「力覚」、接触や堅さ・柔らかさを感じる「圧覚」、表面の触り心地を感じる「触覚」の3つを組み合わせ、リアルな感触を実現する技術。
遠隔医療時に患者への触覚フィードバックが必要となる医療領域など、さまざまな分野で触覚体験のニーズが高まってきています。
ミライセンスは、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(つくば本部:茨城県つくば市、理事長:中鉢 良治、以下「産総研」)により世界で初めて確立された脳科学ベースのハプティクスである「錯触力覚」*2をベースとした「3D触力覚技術」の開発を進めています。
*2 2003年に産総研の中村 則雄博士により世界で初めて発明。皮膚刺激により人間に脳内錯覚を生じさせることで、知的錯覚を発生させる技術。
ミライセンスのハプティクス・ソリューション技術は従来の物理工学ベースとは異なり、任意の振動波形を用いて脳に錯覚を起こすことで、人にさまざまな質感や感触を知覚させます。

人間には五感がありますが、従来の情報端末では視覚と聴覚に留まり、映像に触れることも押すこともできませんでした
先入観に縛られることなく、脳科学・感覚心理学者としてのひらめきから本質に迫ることで、物理的再現ではなく、脳科学的な再現として、最終的には、脳が、触れた、押したと感じれば良いのではないかと!?
これが現在の、世界を驚かせた大発明の糸口でした。