https://www.j-cast.com/2016/07/04271536.html?p=all東スポ「局部露出」と報道

問題の写真は2015年11月24日に投稿された。全裸の外国人男性がファッシ
ョンショーに出場したことを紹介するまとめ記事のアドレスを引用し、「『
手パンツ』のファッションショーだったら、俺も負けてないぞ」とツイート
。局部を手で隠しただけの自撮り写真を投稿した。

露出部分が多いものの、写真ではたいてい白いブリーフや水着を着用して
いる岡口裁判官。しかし、こちらは見た限り、下着さえはいていない。フォ
ロワーも「履いてないんですか」「アニキ、冷静に」など驚きの声を寄せて
いる。

その後、今回の騒動が明るみになる中、「手パンツ」写真はいつのまにか
削除。キャッシュが残っているのか、グーグルの画像検索では未だ表示され
るものの、騒動を報じたテレビ番組はそれ以外の写真を紹介した。

一方、東京スポーツは6月30日付けの記事で「局部も露出か」と厳しく追
及した。

東スポの記事では、香港在住の現代浮世絵師・水原紫織氏が「陰茎の先
っぽをチラリとさらしています」と指摘し、見出しで「もはや厳重注意レベ
ルではない」と批判。同紙の成人男性向けコーナー「男セン」でも「NGな露
出レベル」とし、撮影時の具体的なシチュエーションを推測をまじえて書い
ている。

J-CASTニュースでも当該写真を「解析」したが、解像度が悪く、「先っぽ
をさらしている」かどうかは断定できなった。
東京高裁「仮定の質問については答えられない」

こうした東スポの報道について、ネット上では、エリート裁判官の行動に
あらためて驚きの反応が上がる一方で、

「別に局部なんか写ってない」
「尾ひれがついた話になってきた」

と東スポが指摘する「局部露出」を否定する声も少なくない。

東京高裁は、岡口裁判官に対する厳重注意の理由を3つ挙げている。いず
れも卑わいな言葉を散りばめたツイートだが、その中に「手パンツ」写真は
入っていない。仮に「手パンツ」写真が高裁側に認識された場合、追加の処
分は下されるのか。

J-CASTニュースが4日に高裁に取材すると、担当者は「手パンツ」写真の
存在を確認しているかどうかについては明らかにしなかったものの、「仮定
の質問については答えられないが、不適切な投稿があれば適切に対応してい
きたい」と話した