「自分が愛する者が殺されたら犯人を死刑に」は裏を返せば「さほど愛してない者の場合は必ずしも死刑でなくて良い」ということ。
この発想の根底にあるのは「自分さえ良ければ」というエゴ。このエゴが蔓延した社会では、その反映として殺人が起こり易くなる。