死刑制度「何か行動を」平岡法相
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20110917-836616.html
平岡秀夫法相は17日、山口市で講演し、死刑制度について「何か行動を起こさ
なければならない。そういう時期に来ている」と述べ、在任中に制度存廃の
是非も含めた国民的議論を進める考えを重ねて示した。
自らを「廃止すべしとの立場に立っているわけではない」としながらも、先進諸国
を中心に廃止の動きが加速している点を指摘。
議論の場の具体例として、省内で開かれている勉強会への国民参加などを挙げた。
犯罪被害者や遺族の処罰感情については「恨みを恨みで返すのは恨みの連鎖だ。
それよりは加害者への対応をより手厚くしなければならない」と述べ、救済策強化
の必要性を強調した。