>>288
>今法律の勉強してるんだけど正直最近死刑って無意味なんじゃないかと思えてきた。


法を学ぶと言うのであれば法の本質を知るべきでしょう。
死刑とは何か特殊な組織が行う超法規的措置では御座いません。
日本は法治国家であり刑法の条文の一項目です。
刑法とは何かと言えば法律です。
法律は何かと言えば立法府で作られるものです。
立法府とは何かと言えば国会であり民主主義の象徴とされております。
国会の議員はどうやって決まるかと言えば普通選挙制度で決まります。

要は死刑云々の意味は国民(民主主義)が決める事です。
なので
「抑止力というなら懲役刑でいいし隔離したいなら一生牢屋に閉じ込めておけばいい。
被害者の遺族はあくまで事件の当事者の一部で裁判は公平でなければいけない。」
は無意味です。
司法は立法府とは違います。別に司法が死刑制度を決めるわけではありません。
「抑止力というなら懲役刑でいいし隔離したいなら一生牢屋に閉じ込めておけばいい。」
と国民が望むなら死刑は廃止されるでしょうが、裁判の公平云々は司法の話。
「〜なければならない」というのは国民が決めるべきことでしょう。