続・きちがいクレーマーの安淳徳
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南朝鮮から来日し、次々と結婚したが、この女が統合失調症であるがゆえ、次々と離婚。離婚しても夫の家に押しかけ、扉やガラスを壊す鬼畜女。
金の亡者。セックス狂いの日々を >>270
何がやりたいんだ
紙面飾ってコラ!
何がやりたいのか、ハッキリ言ってやれコラ
噛み付きたいのか。噛み付きたくないのか。どっちなんだ。どっちなんだコラ。 >>271
でももし、私が、世間から、「聖者」として認められるような事になるならば、私は、母や弟に、申し訳が立ちます。
だから、もう、後ろへは、戻れません。この「二十一年間の狂態」は、人生の歴史に残ります。
今から「改心」して「世間体」に戻っても、それは、「自分で自分が、精神病であったと、認めた」という、行為にしか、なりません。
それは、「私」を、否定する行為であり、それは、できません。これからも、母や弟が「世間からの批判」を受けようとも、「改心」は、できません。
ただ私が、「マイトレヤ」であることによってのみ、あなたに対して、申し訳が立つのです。 飯塚順子飯塚順子飯塚順子飯塚順子
飯塚順子飯塚順子飯塚順子飯塚順子
飯塚順子飯塚順子飯塚順子飯塚順子 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) >>273
嫌がらせをかたちでやってくれたから、
裁判所前での街頭演説の時に公開したら、
より反響が有りましたよ。
脅迫を有難う御座いました!? >>274
このおまえの与太ッたカキコこそ、いかれお巡りのカキコ西しか見えない!
オロオロ(( ( ̄_ ̄;)(; ̄_ ̄) ))オロオロ
(  ̄〜 ̄)○ゞヨダレナガシテ\( ̄* ̄)/ヨダレカメン!!
蛆は御朱印船(五手淫スル)に揺られて、呑川の彼方へ消えたか?
c(゜ー゜*)チョッチダケヨ♪寂しいが、、、
あの臭い バタバタッ (;^_^)//”・:.,;*☆臭いのとんでけ〜 自己が被告で敗訴した後機知外みたいに捜査とも倫理観どうのとも言えずに
叫び続けるんだけど、付きまといで処罰できないのか軽い議論になってる
敗訴弁護士は学歴なしで見れないきつい顔みたいだが、その辺りが原因かもな
ほかの犯罪者のイメージだとかイメージ構成する週間誌編集者と意気投合 毎朝毎晩水ご飯等を上げていますよ。
それに、昨日はまだ早い花の交換もしました。
それに、ジュースを呑みませんから、その代わりに、
おとっとと、武士は呑まずとも千鳥足ですよ。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
安倍政権は雇用の改善を強調し、アベノミクス効果を高らかにうたう。
しかし、希望する正規の職がなく、やむなく非正規雇用を選ばざるを得なかった労働者は国内で300万人以上に上る。
政権の後ろ盾となっているデータ通り、果たして就労環境は改善されているのだろうか。非正規社員の職場を歩くと、悲鳴の声が上がっていた。
自民党は格差を作り上げて現状も正規は増えずに非正規雇用を
国策的に増やしている割に、非正規雇用の待遇の改善を
行わない無責任政党
http://jiyugaichiban.blog61.fc2.com/blog-entry-151.html
派遣業は現代の口入れ屋、廃止すべき
人材派遣制度は、格差社会を助長するものと、私は見ている。
現在の口入れ屋に過ぎない。やくざ稼業と言えよう。
人材派遣業はピンハネしていると聞く。
はけん110番で見ると
http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/qa3240.htm
非正規雇用は世界的にも類を見ない多さ
消費支出はもはや大恐慌レベル
そして手遅れの少子化
→2015総務省の推計
→15歳未満の子どもの数は、過去最少だった去年よりも16万人少ない、約1617万人(34年連続の減少)
→2015年厚生労働省速報
→婚姻数 47,389件 (前年同月 −13,431件)
売国奴の安倍によって日本は終焉を迎えた現実を直視すべき
http://i.imgur.com/jhHVMog.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/tsubuyaitaro_2014/imgs/4/5/4570aaba.png
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ マイナンバーは体内に青酸カリ入りのチップ埋め込み義務化だ!そうすればクラウドのサイボーグになります!宜しく!黒幕は天皇家だ!皇居取り囲め!拡散!日本を救え! 飛翔の時代
俳優の神谷亮は、今日はオフだった。東京の公園で、一人でのんびりしていた。ロレックスの腕時計を見ると、昼の十二時を過ぎていた。
コンビニでおにぎりをいくつか買って、ベンチに腰掛けて、公園の人々を眺めながら、おにぎりを頬張った。
若い婦人が、一人の女の子を連れて、近寄ってきた。二人に目をやりながら食べていると、婦人が、娘らしい女の子に、「さあ」と、促した。女の子は色紙を持っていて、こう言った。
「神谷亮さんですか」
亮は、食べるのを止めて、ニコ、と俳優の顔になって笑い、
「そうだよ」
優しく答えた。女の子は、色紙とマジックを両手に持って差し出し、
「お願いしまーす」
大きな声で言った。
「名前は?」
「おおにしきっかです!」
可愛らしい大きな声で返事をする。亮は色紙とマジックを受け取ると、サインと、日付と、「おおにしきっかちゃんへ」と、ひらがなで書いて、「はい」と、渡した。女の子は、大きくお辞儀して、
「ありがとう!」
お礼を言った。母らしい婦人も一礼して、二人は、立ち去った。亮は、また、おにぎりを食べ始めた。
空は青かった。春の日和が照りつけていた。カラスが飛び回っていた。亮はまた普段の自分の顔に戻って、一息ついた。
その瞬間だった。
「ドーン」
と、凄まじい爆発音が、かなり近くで轟いた。亮は、おにぎりを落として、思わず立ち上がって、爆発の方向を探した。
見ると、人々が固まって逃げ回っている、巨大ビルがあった。そのビルの一階から、炎と黒煙が上がっていた。亮は、そのビルに向かって走り出した。 ビルでは、何人かが地面に倒れて血を流していて、それを大勢の男たちが、ビルから離そうとして、担いでいた。亮もその群れに加わった。
ビルからは大勢の人が飛び出して逃げてゆく。女性たちは悲鳴を上げ、男性たちは「救急車を呼べ!」「警察はまだか!」と、怒鳴り散らす。
まるで修羅場だった。ビルからはどす黒い黒煙が噴出している。見ると、ビルの玄関に、大型トラックが突っ込んでいて、そこから凄まじい炎が噴き出していた。
すると右往左往する人の中で、さっきサインした女の子の母らしい女性が、立ちすくんで悲鳴を上げていた。
それを見つけると、亮は、その夫人の方に駆け寄った。見ると、なんと、道路の上で、さっきサインした女の子が、描写できないような無残な姿で、血みどろになって倒れている。
手足はバラバラだった。亮は、総毛だって、悪寒に襲われ、しかし、しっかりした口調で、
「奥さん、早く逃げて下さい!」
婦人を急かした。しかし婦人は、「きっか! きっかあー!」と、半狂乱になって、動かない。亮が肩を抱えて連れていこうとすると、婦人は道にしゃがみ込んで、喚き続けた。
やがて「ウィーン、ウィーン」と、消防車や救急車やパトカーが、集まってくる。亮は、ズタズタになった女の子を、あえて抱き抱えた。
血だらけになって、「奥さん!」と、急かすと、やっと婦人は、ニ三度頷いて、立ち上がって、亮と一緒に走り出した。すると、直後に「ドーン」と、また大爆発が起こる。
消防士たちが、必死に消火活動を始める。警察官が、「下がって! 下がって!」と、人々を誘導する。
離れた場所まで逃げると、亮は、女の子の遺体をさっきまで居た公園の地面に置いて、ビルを眺めた。凄まじい光景だった。群集も、公園に避難していた。
「またテロだ」
「尊王革新党だ」
「なんて奴らだ」
男たちが話し合う。亮は、
「尊王革新党・・・」
呟きながら、消防活動を見守っていた。 亮は自宅にタクシーで帰ると、血みどろの服を脱いで、シャワーを浴びた。ズタズタになった女の子の姿が、目に焼き付いて離れなかった。
とても、何も食べる気にならない。ソファに座って、リモコンでテレビを点けた。臨時ニュースを放送していた。
「・・・爆発がありました。トラックに爆薬を積んで、突っ込んだものと思われます。犯人は見つかっていません。突っ込むときに、トラックから脱出したものと思われます。
なお、過激派・尊王革新党が、犯行声明を出しており、その内容は、政府民自党の独裁政治に対する鉄槌である、という内容です・・・」
「尊王革新党か・・・」
テレビを見ながら、自分でコーヒーを入れた。コメンテーターが解説する。
「尊王革新党の犯行だと思います。政府民自党の最近の全体主義的な政治のやり方に対する反発でしょう」
キャスターが質問する。
「しかし、だからといって、何の関係も無い一般市民を狙ってテロを起こすというのは、どういう神経でしょう。これで、先月の大阪のテロに続き、革新党と思われるテロは、三回目です」
「テロを起こして、治安を乱し、世論の民自党への支持をやめさせる狙いがあると思います」
「しかし、テロでは、世論は動かないと思いますが」
「革新党は、民自党が政権から手を引けば、テロをやめると宣言しています。衆議院を解散し、選挙の結果、民自党が過半数割れを起こせば、事態は解決するかも知れません」
「しかし、連立を組んで、政権を維持すれば、テロは終らないわけですよね」
「その通りです。だから民自党は、解散よりも、強硬措置に出て、革新党の壊滅を図っている訳です」
「しかし、革新党は、今や、巨大なテロ組織になっています。警察の力だけで、壊滅できるでしょうか?」
「そこなんです。自衛隊を動員する事も、充分、考えられます」
亮は、コーヒーを煤って、ソファに座って、テレビを注視した。 「しかし、自衛隊は、国外からの侵略を防ぐための組織であって、治安組織ではないですよね」
「そこです。革新党を壊滅するためには、自衛隊の力が必要です。もはや警察では手に負えません。自衛隊を、合法的に、治安組織にするため、戒厳令を発動する事も、充分、考えられます」
「戒厳令ですか。そこまでやると、世論の支持が得られないのではないでしょうか」
「革新党は、それを狙って、テロを起こしているのです」
「自衛隊を動かしてでも、ですか?」
「そうです。むしろ、それを望んでいるのです。民自党が戒厳令などの強行措置を行なえば、国民の支持が得られなくなって、政権を手放さなければならなくなります」
「しかし、そのまま、民自党が、自衛隊を使って、軍事国家に持っていく可能性は、無いですか?」
「ははは・・・いくらなんでも、そこまではやらないでしょう。人間性があるなら。自衛隊の力で革新党を壊滅すれば、戒厳令を解く筈です」
「そうですね」
亮は、「なるほど」と、頷いていた。そのとき、携帯電話が鳴った。
「もしもし」
「神谷くんか。マネージャーの高山だ」
「ああ。どうしました」
「今夜のドラマ収録は中止だ。その代わり、特番に出てくれ」
「特番?」
「そうだ。今日のテロの特番だ。君に俳優として、意見をしてほしいそうだ」
「分りました。実は、さっき、その現場に居たんです。今、帰ったところなんです」
「えっ? なら、どうして事務所に報告しないんだ」
「今帰ったんです。今から電話しようと思っていたんです」
「わかった。なら、特番にはちょうどいい。その事をテレビ局に言っておくよ」
「わかりました。今から行きます」
電話を切った。テレビでは、臨時ニュースを続けていた。亮はテレビを切って、着替え、自分の車で、テレビ局に向かった。 テレビ局の楽屋で支度をしていると、「トントン」と、ドアをノックする音がした。
「どうぞ」
入って来たのは、親友のテレビ局記者の塩谷だった。「やあ」と言うと、亮の傍に座った。
「特番だそうだな」と、塩谷。
「ああ。現場に居たんだ」
「それで呼ばれたのか」
「いや、呼ばれたのは偶然だよ」
「へえ・・・実はな・・・」と、塩谷は部屋に誰も居ないのを確かめる。亮は怪訝に思って、
「なんだ?」と聞く。
「いいか、これは、絶対誰にも言うな。言ったら、殺される」
「誰に?」
「民自党に」
「・・・?」
もったいぶってから塩谷は、
「俺だけがこの情報を掴んだ。あのな・・・」
「なんだよ」
「尊王革新党のメンバーに、民自党の党員が居る」
「・・・それで?」
「それでじゃない! 分らんか?」
「なにが?」
塩谷は、物凄い形相で、説明した。
「どういう事か、分らんか? つまり、テロを裏で操っているのは、他ならない、民自党だという事だ」
亮は、しばらく考えた。
「・・・さっぱり分らん」
「鈍いな。民自党は、革新党を操って、テロを起こさせて、自衛隊を動かすつもりなんだ」
「動かして、どうするんだ?」
「軍事国家だよ、軍事国家」 「鈍いな。民自党は、革新党を操って、テロを起こさせて、自衛隊を動かすつもりなんだ」
「動かして、どうするんだ?」
「軍事国家だよ、軍事国家」
「民自党が?」
「ああ。初めから、仕掛けられている、シナリオなんだ。すべて、民自党の自作自演だ。いいか、この事は誰にも言うな。しゃべったら、民自党に必ず殺される」
「つまり、こういう事か。党員を革新党に送り込んで、民自党を倒すためと称して、テロを起こさせて、自衛隊を動かして、戒厳令を敷いて、革新党を倒して、そのまま、軍国主義に、持っていくと、いう事か?」
「そうだ。初めから、仕掛けているんだ」
「考え過ぎだろう? 第一、軍国主義にして、どうするんだ?」
「侵略戦争だよ。アジアを支配して、巨大帝国を築くつもりだ」
亮は、苦笑した。
「馬鹿な。自衛隊が、中国に勝てるものか」
「核兵器で先制攻撃するんだ」
「え? 自衛隊が、核兵器を?」
「ああ。確かな情報だ」
「まてよ・・・どうやって、そこまで調べたんだ?」
「こっちは、命賭けてんだよ」
亮は、塩谷の顔を、まじまじと見つめた。 「塩谷・・・おまえ、知り過ぎている」
「ああ、分ってる。だから、おまえに話しているんだ」
「どうして? 俺はただの俳優だ。どうしろというんだ」
「俳優だからだ。日本を救えるのは、おまえしか居ない。俺には、分るんだ」
亮は、向き直って、塩谷に正対した。
「塩谷、悪いが、信じられない。あまりに突拍子すぎる。それらは、おまえの推測でしかないだろう?」
塩谷は、ため息をついた。
「ふう・・・分った。いま話した事は、忘れてくれ」
「ああ」
塩谷は、出ていった。しばらく、亮は呆然としていた。
特番が始まった。二ヶ月前の名古屋での爆弾テロ、先月の大阪の爆弾テロ、そして、今日の東京の爆弾テロが報道された。
死者は全部で一三九人にも達するという。やがて、亮の出番が回ってきた。カメラの前の席に座る。女性キャスターが、質問した。
「神谷さんは、偶然、今日のテロの現場に居合わせたそうですね」
「ええ。公園で女の子にサインして、その直後でした。その女の子は、爆発に巻き込まれて亡くなりました」
「そうですか。テロには、どのような気持ちを持っておいでですか?」
「憎むべき以外の何ものでもありません。女の子は、体がバラバラになって、母親は、泣き叫んでおられました。
どんな思想で、どんな理屈で、このような行為をするのか、僕には理解できません。ただ、その行為を憎みます。
だって、被害者は、なにも関係ない人ばかりじゃないですか。殺し合いをするなら、当事者たち同士でやったらどうなんです!」
「お気持ちは分ります。如何ですか、松田さん」
解説者に意見を聞いた。 「それが、テロリズムなんです。自分の思想信念を実行するためには、無関係な人をも、犠牲にする行為なのです。許せません」
キャスターは、
「神谷さん、このままテロが激化すると、戒厳令が発動されて、自衛隊が治安に当たる事になるかも知れないとの専門家の意見ですが、如何ですか」
「嫌ですね。軍隊が治安に当たるというのは。だいたい、そんなものは、憲法違反でしょう」
「しかし、このままでは、テロを抑えきれないとすると、如何です。やむを得ないと思われますか?」
「自衛隊ではなく、アメリカ軍に頼んだらどうです? 戦争のプロでしょう?」
解説者は、笑った。
「いや、気持ちは分りますが、それでは、日本の事は、日本人で解決できないのかと、全世界で笑われますよ」
「じゃあ、松田さんは、賛成なんですか」
「うーん・・・革新党は、組織が大きいですからねえ。気持ちは反対ですけど、現実を考えると、やむを得ないでしょうねえ」
亮は、解説者の顔を見ながら、「これはシナリオだ」という、塩谷の言葉が頭に浮かんだ。
番組は、深夜まで続いた。 「集団ストーカー撲滅・渋谷デモ2015」ダイジェスト動画、公開!
社会の闇に隠蔽された凶悪組織犯罪を
糾弾するため、五十数名の勇士が渋谷を行進!貴方も狙われている、この恐ろしい犯罪を知って下さい!
https://youtu.be/oMVCcDAvUJM >>290
国会では民自党総裁・本田壮一内閣総理大臣が演説していた。
「これまでの三度に及ぶテロリズムの死傷者は、すでに三百人にも及んでおります。犯行声明を出している、尊王革新党の組織は巨大であり、もはや警察の治安力の限界を超えております。
私は、ここに、憲法を改正し、自衛隊を治安部隊として法制化できるよう、国民に信を問うものであります。
今国会において、衆議院を解散し、国民の審判を仰ぎ、過半数を獲得し得るのであるならば、それは国民の同意を得られたものであると判断し、直ちに憲法を改正して、
自国の軍隊を保有する権利を有し、その正規軍によって、反乱分子を壊滅させ、速やかに、治安の回復に努めるものとします。ここに私は、衆議院の解散を、提案いたします」
そして、採決が行なわれた。民自党と野党の一部の賛成によって、解散は可決された。
全国に、号外が配られ、テレビの臨時ニュースで、「衆議院解散・総選挙」の報道が成された。
亮も、仕事先で、新聞を読んでいた。いみじくも、今日は、ドラマの撮影で、自衛隊基地に来ていた。どうしても、あの、塩谷の言葉が、あれ以来、頭から離れなかった。そのときだった。
「神谷さん! 神谷亮さん!」
スタッフの向こうから、大声で手を振っている、若い自衛隊員が居た。
「サインしてくださーい!」
物凄い大声で叫ぶ。スタッフが止めていたが、亮は気になって、傍のスタッフに、「誰だ?」と聞くと、
「ああ、あれは、オリンピックの射撃で金メダルを取った、川崎という自衛官ですよ。まだ二十歳です」
亮はまた見てから、
「呼んでやれよ」
そういうと、その川崎は、スタッフに案内されて、亮のところまで来た。
「神谷さん! 光栄です! お会いできて!」
物凄く嬉しそうに話す。亮も立って、
「いえいえ、こちらこそ。金メダルを取ったそうで」
「ええ」と、川崎は、胸からメダルを取り出した。
「これです。神谷さんに、見せたくて。ぜひ、ここにサインしてください!」
「え? メダルに?」 「はい! ぜひ、ここに!」
と、ポケットからマジックを取り出した。亮は、
「本当に、いいの?」
「はい、ぜひ、ここに!」
あまりに真剣なので、書かないと返って失礼だし、まあ、マジックならシンナーで消せるから、と思って、メダルにサインした。
「ありがとう! やったぜ!」
大喜びしている。
「川崎さんは、射撃の名手なんだね」
「はい、世界一ですよ」
「へーえ、どのくらいの距離なら、狙えるの?」
「一二〇〇メートルです」
「せん・・・! そりゃすごい!」
「ははは・・・訓練ですよ。朝も射撃、昼も射撃、夜も射撃」
「夜? 夜でも狙えるの?」
「当然ですよ。戦争は、夜が多いんです」
「ふーむ。これは、脱帽です」と、お辞儀した。
「僕、神谷さんの大ファンなんですよ。もし女だったら、プロポーズしてたな!」
「あはは・・・こりゃいい。あはははは・・・」
「へへへ・・・」
二人で大笑いしていた。 ある夜だった。亮が女性と食事をしていて、レストランを二人で出たとき、男が呼び止めた。
「おい、新谷だな」
亮は、女性の肩に手をやったまま、
「誰だ、おまえは?」
睨みつける。男は、女性に視線を変えた。すると女性は、亮から離れて、俯いて横を向いた。亮は不信に思い、
「正子と関係があるのか?」男に聞く。男は、激怒して、
「正子! どういう事だ? 俺はおまえの夫だろう!」
亮は、驚いた。
「なんだ、結婚していたのか?」女性を見る。
男は、ワナワナ震えていた。
「こんな奴のどこがいい! 俺が浮気したことの当て付けか!」
正子という女性は、怒鳴り返した。
「あんたとは、もう終ったのよ! 誰と付き合おうが、私の勝手でしょう!」
「きさまあ!」
すると男は、ポケットから果物ナイフを取り出した。亮は驚く。女性は、顔色が変わった。
「なによ! それは! 人を殺したら、どうなるか分っているの!」
「やかましい! おのれ!」
男は、女性に飛びかかった。
「まて!」
と、亮は男に飛び付いた。
「邪魔するな! きさま、何様だ!」
二人は、組み合って道に転がった。見物人が集まってくる。亮が必死に宥める。
「俺が悪いなら、謝る。ナイフを離せ!」
転がって揉み合う。
「死ね!!」
ドス、と、鈍い音がすると、男は、放心して、亮から離れた。しゃがみ込んで唸っている亮の胸に、ナイフが食い込んでいた。 「武!」と、女性が駆け寄った。男は放心して、立ったまま眺めている。
「うう・・・」
ゲボッと、亮は口から血を吐いた。
「武!」
女性が叫ぶが、亮はドタッと、倒れこんでしまった。そして、そのまま、息を引き取った。
「タケシィーッ!」
遂に、亮が死んだ。
「カァーット!」
監督が、叫んだ。
撮影を終えて家に帰り、テレビを付けると、また臨時ニュースをやっていた。
「・・・今日午前十時、仙台で爆弾テロがありました。死者は十八人、負傷者は四十人に上っています。
尊王革新党から犯行声明が出されており、もし総選挙で民自党が勝つなら、国民は制裁を受けるだろう、と警告しています・・・」
座ってコーヒーを飲み、煙草に火を点けると、携帯電話が鳴った。
「もしもし」
「神谷、俺だ。塩谷だ」 「ああ。いま、テレビを見てる」
「これで分っただろう。国民は必ず、自衛隊出動を支持する。全部シナリオなんだよ」
「でも塩谷、もしそうだとして、一体、俺に何をしろと言うんだ」
「おまえは俳優だ。人気もある。必要な人材を動かして、民自党と戦え」
「戦う、といっても、どうやって? 俺は軍人じゃないぞ」
「頭を使え。情報は俺が仕入れる。おまえは、作戦を立てて、実行するんだ」
「じゃあ、孫子の兵法でも読んで勉強するよ」
「時間が無い。軍事国家が出来る前に、阻止するんだ」
「分った。考えるよ」
「ああ」
電話が切れた。フーと、煙草を吹かす。
「・・・」
といって、俳優の亮に、「作戦」など、思い付かなかった。 翌日、亮は朝から、東京駅前に来ていた。宣伝カーの上で、本田壮一首相が、演説していた。
「みなさん。昨日のテロを聞きましたか? 警察は一生懸命やっています。しかし、尊王革新党は、強力な軍事力を持ち、我が国民に挑んできています。
彼らは、この国を支配しようと企んでいます。我々は負けられないのです! 彼らを倒すには、どうしても、自衛隊の軍事力が必要なのです。
我が民自党を勝たせて下さい! そうすれば、あなたがたの、安全と平和が、約束されるのです!」
熱弁を振るっていた。亮はサングラス姿で、隣の男性に、
「筋が通ってますな」
と、聞いてみた。男性は、
「うむ。今は、民自党しか、この難局を乗り切れる政党は無い」
言い切った。
「そうですね」
言いながら、そこを離れた。そのとき、携帯が鳴った。
「はい」
「神谷くんか」
「そうです」
「僕は暁テレビのプロデューサーの佐藤だ」
「はい。なんです?」
「・・・塩谷が死んだ」
「え?」
「記者の塩谷だ。君と仲のいい」
「・・・まさか!」
「本当だ。局に来てくれ」
「分りました。すぐ行きます」
背筋が寒くなってきた。
(まさか・・・)
亮は、タクシーを拾って、テレビ局へ飛んだ。 テレビ局に行くと、その佐藤が待っていた。
「来てくれ。塩谷の病院に案内する」
駐車場に二人で歩きながら、亮が聞いた。
「どうして死んだのです」
「交通事故だ。昨日深夜、家の前で車に轢かれた」
「相手はどうしました?」
「逃げた。轢き逃げだ。今、警察が追っている」
車に乗り、病院へ向かう。塩谷の自宅の近くの総合病院だった。病室に入る。塩谷の妻や子供や親戚が集まっていた。亮たちは一礼して、白い布を顔に被せられた塩谷の遺体の傍に寄った。
亮が布を取って、顔を見る。眠っているようだった。布を戻す。そして、塩谷の妻に、
「事故ですか?」
と、聞いた。妻は泣きながら、
「私の目の前で・・・突然、スポーツカーが走ってきて・・・」
亮は、
(奴らだ・・・)
これで、すべての事実が、亮には、分った。塩谷の遺体を見ながら、拳を握り締めて、涙を流した。
「塩谷・・・」
心の中で、「復讐」を誓った。 総選挙は二週間後の、四月十四日、日曜日だった。今日は三日である。
亮は塩谷に遺体と対面して、そのあとすぐに、北海道に飛んだ。そして、あの自衛隊員・川崎隆治に面会に行った。
川崎は、非常に喜んだ。
「どうしたんですか! わざわざ来てくれるなんて!」
大はしゃぎだった。亮は、大樹の下に二人で座った。
「川崎くん」
「はい・・・まさか告白じゃないでしょうね。でも、いいですよ!」
亮は可笑しかった。「ははは」と笑い、
「実は、頼みがある」
「はい。いいですよ」
「まだ言ってない・・・頼みとは、夜に相当な距離から、正確に射撃できるように、準備しておいて欲しいんだ」
サッと、川崎の顔色が変わった。何かを悟ったらしい。
「ええ・・・距離は、一〇〇〇メートルまでです。夜間なら。で・・・誰を、撃つんです?」
亮は、凄い形相で睨んだ。
「これは犯罪になる。しかも、死刑だ」
川崎は、ニコ、と、笑った。
「いいですよ。そんなに凄いターゲットなら、光栄です」
「もちろん本当の話だが、実は、まだターゲットは、決めてない。でも、必ず、夜、遠い距離の射撃になる。しかも、チャンスは、一発だけ・・・」
「分りました。その一発に、命を賭けましょう。ターゲットが決まったら、携帯にメールをください」
「すまない・・・できれば、そんな事をしなくて済むように、願っている」
「僕は、神谷さんの役に立てて死ねるなら、いいですよ。遠慮なく」
「ああ」
手を握った。川崎は、若い頬を赤らめていた。 やがて次第に総選挙の日が近づいてきた。国民は、異様な熱気に覆われ、「民自党」の大合唱が起こり始めていた。もはや、選挙で民自党が大勝するのは、誰の目にも明白だった。野党は、
「これは民自党が日本を軍国化しようとする策略だ」
と叫ぶが、誰も、耳を傾けない。民自党も、
「では野党よ、自衛隊出動以外に方法があるなら、言ってみろ」
と反撃し、これに対して、野党は、反論ができなかった。それが、ますます、世論の民自党支持に火を点けている、という有様だった。
そして、運命の四月十四日が来た。全国の会社が自発的にその日を休日にして、選挙を盛り上げた。投票率は、九十三パーセントという、驚異的な数字を記録した。
そして、即日開票が始まり、テレビ各局が開票速報を放送する。民自党の得票率は、桁が外れていた。
「八十六パーセント」
それが、民自党の得票率だった。五〇〇議席のうち、四一六席をも、獲得してしまった。マスコミは、
「余りにも支持が高すぎて危険である」
と、警告したが、国民は、お祭り騒ぎだった。そして、民自党総裁・内閣総理大臣、本田壮一は、国会で堂々と演説した。
「国民の皆様に心より御礼申し上げます。我が民自党の政策に対する、明白な世論の答えが、出ました。その答えとは、即ち、自衛隊出動を可能にする、憲法改正であります。
これにより、我が国を侵略しようとする軍事組織を、壊滅させることが、可能になります。我が民自党は、体を張って、国民の安全と幸福を守り抜く事を、誓います!」
国会は、大拍手だった。殆どが、民自党である。それは、見方によっては、一種異様であった。 そして、民自党は、速やかに、「憲法改正」を、進めた。その間にも、尊王革新党による爆弾テロは、激しさを増した。
「警告通り、我が革新党は、独裁政権打倒のため、あらゆる手段を尽くす」
革新党は、「宣戦布告」で対決する。民自党は、憲法改正を急いだ。
そして、「日本国憲法第七条」は、書き換えられた。
我ガ国ノ治安ヲ守ルタメノ軍事力ノ保有ヲ認メル
たった、その一行が、すべてを変えた。政府は、直ちに自衛隊(セルフ・ディフェンス・フォース)を、「防衛軍(ディフェンス・フォース)」と改称して、治安出動を命じた。
「内戦」である。
尊王革新党は、徹底的に抗戦した。恐るべき軍事力であった。「防衛軍」は、太平洋戦争以来の戦争に、甚大な犠牲者を出しながら、激しく攻撃した。戦闘機も、軍艦も動員された。日本は、凄まじい内戦を繰り広げた。
六月に入った。「内戦」は更に激化して、目処が立たなくなってきた。
革新党は、防衛軍の武器庫を爆破し、旅客機をハイジャックして軍艦に「特攻」して撃沈し、爆弾を載せたトラックで司令部に突入して、自爆した。
国民は、「革新党は、いったい何人いるんだ?」と、恐怖に慄いた。日本中が、戦場と化した。本田総理は、国民に「忍耐」を促した。
「戦況は正規軍の優位に成りつつある。今しばらく、忍耐していただきたい。必ず、革新党を壊滅してみせる」
そう叫ぶと、本田内閣への「支持率」は、ますます、上昇して、九五パーセントを超えた。「革新党以外の国民がすべて支持している」というような状況だった。
「内戦」による兵士や民間人の死者は、一万人を超えた。凄まじい戦いになった。人々は、マスコミの情報に注視した。この内戦で唯一、利益を得たのは、マスコミだったかも知れない。 マ イ ン ド コ ン ト ロ ー ル の手法
・沢山の人が、偏った意見を一貫して支持する
偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法
・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない、スルーする
誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法
偏った思想や考え方に染まっていたり、常識が通じない人間は、頭が悪いフリをしているカルト工作員の可能性が高い
靖 国 参 拝、皇 族、国 旗 国 歌、神 社 神 道を嫌う カ ル ト
10人に一人は カ ル ト か 外 国 人
「ガ ス ラ イ テ ィ ン グ」 で 検 索 を ! >>301
テレビのニュース番組の視聴率は、七〇パーセントを超えた。もはや、下手なドラマよりも、現実のニュースの方が、遥かにドラマティックだった。そして内戦は、七月に入っても、なお、激しさを増した。中には、
「戦争を体験したい」
という理由だけで、安易に革新党に入る若者も現われて、戦況は、泥沼化した。若者は、正規軍に入るより、なぜか、反乱軍の方に、魅力を感じた。
そうこうしていると、正規軍から、兵器ごと、反乱軍に寝返る兵隊も現われた。もう戦況は、ひとこと、「むちゃくちゃ」であった。
そんな中、あの、スナイパーの川崎は、
「夜間の遠方射撃の腕を磨いておいてくれ」
と言った、亮の言葉を実行していた。そして、「反乱軍のリーダーたちを狙撃する」という、作戦に出た。これなら、「夜間遠方射撃」の練習になった。
川崎は、どんどん、腕を磨いていった。そして、この川崎という一人の狙撃兵の存在が、戦況を少しずつ変え始めた。反乱軍は、
「リーダーになると、川崎に殺される」
と、怯え始めたのである。しかし、
「それならリーダーを作らなければいい」
という、訳の分らない理屈になって、「尊王革新党」は、もはや、「組織」というよりも、「暴動」という姿に変化した。
日本の治安は、ますます乱れた。革新党は、民間人の暗殺・強盗・強姦などの狼藉を働き始めたのである。そして、革新党ではない民間人が、面白がって、そういった狼藉に加わるようになった。 卑小野党は、首相に、
「アメリカ軍による事態収拾の打診」
を、提示した。しかし本田は、
「そんな事をするのは、日本の恥を世界に曝け出すものだ。防衛軍は清々と行動している」
と、断固、外国の干渉は拒否した。やがて本田は、とんでもない法律を、国会で通過させた。
二十歳以上四十歳未満の男子には、兵役を課す
「徴兵制」である。これには、さすがの国民も、不満を述べた。しかし、本田は、「国会での圧倒的優位」を活かして、強引に議決した。
男子は、「戦争」に駆り出された。しかし、それが、ますます反乱軍を膨張させた。
正規軍に強制的に入隊させられて厳しい訓練をさせられるくらいなら、反乱軍で、乱暴狼藉を働く方が、いかにも、快楽だからだ。事態は、いよいよ、深刻になった。
遂に、人気俳優の神谷亮にも、この混乱が忍び寄ってきた。「召集令状」が、舞い込んできたのである。
さあ、どうするか。拒否すれば、刑務所に入らなければならない。かといって、反乱軍に就く訳にもいかない。しかし、兵役など、余りにも、馬鹿馬鹿しかった。
まず、芸能人たちに呼び掛けて、「署名」を集めた。そして、国防大臣に面会して、
「芸能は国民の幸福の拠り所であり、兵士として戦死するならば、大きな文化的損失であるから、有名芸能人は、兵役を免除していただきたい」
と、申し入れた。そして、芸能人たちは計略を練って、「アダルトアイドル」を、数人、本田首相に送り込んだ。
もし誠実な人間なら、「不謹慎」と激怒するだろうし、しかし、不誠実な人間なら、歓喜して「免除」をしてくるだろう。これは賭けになった。さあ、どう出てくるか。
数日後、「文書」が届いた。亮が開くと、
「指名された芸能人は、兵役を免除する」
という内容だった。そして、亮は、自分の名前を探した。すると、
「・・・神谷亮・・・」
と、確かに、明記してあった。こうして亮は、「徴兵」を免れた。 国家全体が大混乱に陥り、誰が正規軍で、誰が反乱軍で、誰がただの犯罪者なのか、訳が分らなくなってきた。
「徴兵制」を出した事で、驚異的な内閣支持率は急落したが、それでも、まだ、八〇パーセントはあった。皮肉にも、反乱軍でさえ、本田を支持するようになったのである。もう、何もかもが、無茶苦茶だった。
八月、本田首相は、アメリカに外遊に行った。そこで、アルテリオ大統領と会談した。大統領は、「日本のメンツ」を、知っていた。その上で、こんな提案を出したのである。
「日本の基地で、アメリカ軍の演習を行なってはどうか」
これには、本田が飛び付いた。名目は「演習」だが、実は、「反乱軍攻撃」なのである。
本田が帰国すると、直ちに「日米軍合同演習」が、始められた。遂に、世界最強軍隊が、介入してきたのである。
これには、さすがの尊王革新党も、勝てなかった。そして、ただ狼藉を楽しみたいだけの者たちは、アメリカ軍に恐怖して、革新党を離脱した。
離脱したら、「徴兵」が待っていて、正規軍に吸収され、こうして、反乱軍が弱体化を始めて、正規軍が膨張し始めたのである。
戦況は、目処が立ちつつあった。九月になると、日本軍とアメリカ軍が体制を強化して、まともな作戦で攻めるようになって、反乱軍は、分解し始めた。
そして、ジワジワと戦況は収束に向かい、十月になると、「残党狩り」の態勢に入って、遂に、
「革新党暴乱」
は、根絶されたのである。実際にはアメリカの手を借りた訳だが、野党が「外国の手は借りないと答弁したのは、嘘か」と、追及すると、本田は、平然と言ってのけた。
「アメリカ軍が革新党に襲撃を受けたので、防衛軍が助けたのだ」
こうして、十二月には、無事な年末を迎え、正月も無事に迎える事ができたのである。
本田内閣の支持率は、また上がった。
「革新党暴乱」による、日本人の死者は、七万六千人に達した。 議席を大きく落としている野党の中で、最大の政党は、共和党だった。その代表者は、三雲賢次郎であった。三雲は、本田内閣に対して、
「暴乱は鎮圧された。もはや徴兵制の意義は無い。直ちに停止せよ」
と、反発した。しかし本田は、
「今後もいつなんどき、同じような暴乱が起こるとも限らない。また、抑制のためにも、徴兵制は必要である」
と、撤回しなかった。これには、国民も少々、困惑した。三雲は、
「これでは、まったくの軍事国家である」
と、懸念を表明した。そして、アジア諸国の外遊に回り始め、「日本は徴兵制を解くべき」という同意を、各国から取り付けた。
この三雲の行動は、少なからず国民から支持を受けた。それでも本田は、「徴兵制は必要である」と、頑強に固辞した。野党は、
「民自党は、軍国制を意図している」と、激しく反発した。
亮は、この三雲賢次郎に、会いに行った。共和党の本部で、会見する。
三雲は、気さくな男だった。ニコニコしながら、会談に臨んだ。
「神谷さんか。徴兵制免除のいきさつ、聞いておりますぞ。なかなか見事でござった。どうです、政治家になりませんか?」
亮は手で遮って、否定した。
「ははは・・・ぜんぜん興味ないですね。僕は俳優で十分です。政治はドロドロしていて、性に合わない」
「ドロドロしているのは、民自党ですよ。いったい、何を考えているのか。徴兵制を解かない事を、どう思います?」
「不自然ですよね。もう革新党のような、反乱分子は、無いでしょう。なら、また現われたときに徴兵すればいいのであって、今は必要ありません」
「そうですよね。まったく、本田は何を考えているのか・・」
と言ったときだった。どこかで騒いでいるのが聞こえて、「なんだ?」と、驚いていると、間もなく、兵隊が数人、ライフルを持って入り込んできて、二人を囲んだ。
ライフルの銃口は、三雲に向けられて、兵士たちは構えていた。そして、将校が一人、入ってきた。 「三雲賢次郎だな」
三雲は座ったまま相手を睨み、
「何者だ」聞き返した。
「国家反逆罪で、逮捕する」
と、「逮捕状」を、見せた。
「貴様ら、何をやっているのか、分っているのか?」
「拘束しろ」
将校が部下に合図すると、兵士たちは三雲を抱え込み、手錠を掛けて、部屋を出て行った。亮は、見ているしかなかった。下手に反抗すると、自分が「公務執行妨害」で現行犯逮捕される。将校は、少し亮を睨んでから、出て行った。
「始まった・・・」
亮は、愕然とした。
「三雲共和党代表逮捕」の報道は、全国を駆け巡った。本田首相は、記者に答えていた。
「三雲が私を暗殺しようと図っていた証拠を掴んだ。今、実行役の犯人を指名手配して追っている。間もなく捕まるだろう」
記者が、「証拠とは、何ですか」と聞くと、本田は、
「数日内に、公表する」
と、断言した。
数日後、公表された「証拠」とは、電話の録音テープだった。三雲らしい人物の声で、誰かに、
「本田を暗殺してくれ」
と、言っている内容だった。
しかしマスコミは、その「声紋」を徹底的に調べて、「これは本人ではない」と、公表した。すると今度は、議会で、
「公正報道監視法」
という、新しい法律が成立した。それは、
「意図的に誤った報道をして、国民を混乱させる行為は、国家に対する重大な過失である」
という内容であった。そして、「テープの声は三雲ではない」と報道した、テレビ局のディレクターが、数人、一気に逮捕された。 「無茶苦茶だ」
亮は、これを聞いて、非常に嘆いた。政府は、マスコミの操作に入り始めたのである。
やがて、「世論調査」が、行なわれた。すると結果は、本田内閣の支持率は急落し、三〇パーセントにまで、落ち込んだ。ところが、
「偽の報道で、国家を混乱させようとしている」
として、報道関係者が、一斉に、一網打尽に、逮捕された。政府は「政府が独自に調査した」として、「本当の支持率」を公表した。その結果は、
「八九パーセント」
という、とんでもない数字だった。
更に民自党は、
「デモ禁止法」
という、新しい法律を制定した。これによって、政府に不満を述べて、デモを行なう民衆を、すべて、逮捕した。
政府や民自党や首相を非難する政治家は、即日、逮捕された。
政府を批判するような報道や番組も、禁止された。
日本は、「独裁軍事国家」へ、突き進んだ。
政府による弾圧は酷かったものの、娯楽を禁じたりはしなかったので、国民は、
「政府を批判せず、徴兵に従えば、それ以外は自由だ」
と、冷静に割り切った。だから、「芸能人」の存在は、国民の心の拠り所になってきた。亮たちも、俄かに、存在感が増してきたのである。仕事も増えてきて、寝ている暇も無くなってきた。 ある日、本田首相の発案で、「本田壮一と神谷亮との対談」という、番組が収録された。場所は、ホテルのロビーだった。
本田は、ニコニコしていた。どうやら、芸能人と仲のいいところをアピールして、国民の反発をかわすのが、狙いらしい。それを知っていて、亮は仕事を受けた。断わったら、何をされるか分らない。
亮の方から、気さくに話しかけた。
「首相は、趣味は何ですか?」
「そうだねえ、囲碁なんかは、心が落ち着くね」
「へえ。どういうところが?」
「現実の煩わしさから解放される。石を打っている時はね」
「誰と打つんです?」
「息子とか孫だよ」
「家族思いなんですね」
「家族は大事だ。家族の幸福があってこそ、国家の平和が成り立つ」
「天皇には、どのような思いをお持ちなのです?」
「そりゃ、君、天皇陛下こそ、神の化身だよ」
「じゃあ、失礼ですが、あの尊王革新党の思想と同じじゃないですか?」
「はっはっは。面白い事を言う。革新党は、君主制を築こうとしたんだ。民自党は、天皇陛下は、あくまでも、国家の象徴だよ。政治には介入してはならない」
「アジア諸国が、日本が侵略戦争を始めるんじゃないかと懸念していますが、まさか、そんな事は考えておられないですよね」
「ははは、冗談を。まさか」
「ではどうして、国防を強化されているんです?」
「第二の革新党が現われないように、警戒するためだよ」
「なるほど。懸命なご判断です。芸能人の兵役免除の件、心より感謝しております」
「芸能人こそ、今のような時代に、国民に希望をもたらす職業だよ。大切にしなきゃならん」
「ありがとうございます。ご健闘をお祈りしております」
「こちらこそ、建設的な対面ができた。ありがとう」
立って、二人で握手した。本田は、本当に嬉しそうだった。 芸能人も国民の心の拠り所だったが、なんといっても、最大の拠り所は、「天皇」であった。皇后陛下の誕生日には、一人娘の「優子さま」と共に、一家で会見に臨まれた。
「本日は、美砂子の誕生日を祝福していただき、大変嬉しく思います」
記者が、
「皇位継承問題については、どう思われますか」
と、質問すると、天皇は、
「過去の歴史に基づいて、政府と国民が、判断されれば、良いと思います」
と、述べた。これは、「女性天皇を拒まない」という意思であると、報道された。
なにはともあれ、「天皇」は、今の時代、「国民の平和の象徴」であった。「政府への批判」が出来ない分、「天皇への賞賛」に、はけ口を求めた。
野党はもはや、全く機能を果たさなかった。与党を批判すれば、「国家反逆罪」で直ちに逮捕される。完全に、民自党の一党独裁制に入ったのである。
国民が最も恐れたのは、「侵略戦争」であった。日本が軍国制を敷いた事で、アジア諸国は警戒を強めて、猛烈に反発している。ロシアも極東への軍事配備を強化した。
しかし、国民の不安は、現実のものとなった。本田首相は、
「北方四島は我が国固有の領土であり、ロシアに対して、これの返還を強く求める」
と、警告し、北海道の軍事力を更に強化したのである。ロシアもこれに呼応して、ウラジオストックに軍隊を集結させた。
アメリカのアルテリオ大統領は懸念を表明し、仲介に乗り出した。アメリカのワシントンで、ロシアと日本の外相会談が持たれた。そこでは、双方の激しいやり取りが交された。
日本の外務大臣は、本田の右腕、国分寺昌谷だった。
「太平洋戦争の終結に伴い、日本は、全ての侵略地を放棄したが、北方四島は日本古来の正当な領土である。ロシアがこれの侵略を続けるのであれば、武力行使も止むを得まい」
ロシアの外相も強硬だった。
「四島は、カムチャツカの一部であり、もともとロシアの領土だったものを、大日本帝国が侵略したものである。日本は、軍事力でロシアに勝てると思うのか?」
国分寺も、まったく負けていない。
「ロシアが日本と開戦するのであれば、受けて立とう。迅速にロシア極東を支配する事を忠告する」 アメリカは、日本と安全保障条約を結んでいるが、それは、日本が侵略行為を受けた時に発動される性格のものであり、日本が侵略行為を行なうものならば、適用されるものではない。アルテリオはそう主張したが、国分寺は、
「すでにロシアに侵略されている領土を取り返すだけである」
と、頑強に言い張った。両者の主張は、妥協点を見出せなかった。アルテリオは、
「もし万が一、日本が北方に進撃するのなら、アメリカはこれを支援しない」
と、釘を刺した。国分寺は、
「もともとアメリカを頼って主張しているものではない。これは内政問題である」
と、平然としていた。
仲介工作は、失敗に終った。
国分寺が帰国すると、本田は、
「北方四島の奪還は、日本人の悲願である」
と、宣戦布告の承認を、国会に求めた。もとより国会は民自党が完全支配している。圧倒的多数で、「宣戦布告」は、承認された。
日本軍は、北海道に最強部隊を配備して、進攻に備えた。ロシア軍も極東に部隊を集結させる。そして、
「北方領土戦争」
は、勃発したのである。 日本軍は艦隊をすべて、日本海に配備した。ウラジオストックからの攻撃をもっとも警戒した。
その上で、陸軍を北方四島に送り込んだ。最も恐れたのは、ロシアの大陸間弾道ミサイルであるが、アメリカが日本を支援して、
「日本本土は、安全保障条約に基づき、アメリカが防衛する」
と、ロシアに通達したため、戦場は、日本海と北方四島に制限された。日本軍の目的は、あくまでも北方四島であり、他は関知しなかった。
四島では、熾烈な地上戦が展開された。日本軍は、まず、艦隊で島を砲撃して、ロシア軍地上部隊を叩いた。
そして、艦隊をオホーツク海に集結させ、ここで、ロシア艦隊と渡り合うが、ロシア軍は主に航空攻撃を主力として、日本軍艦隊と交戦した。
日本軍は、艦隊が大打撃を受けるが、四島に陸軍を侵攻させる事に成功する。これに対してロシア軍は、この占領部隊を、航空機で空爆した。
更にロシア軍は、手薄になった、日本海から、占領部隊を送り込んで、「佐渡島」を、占領してしまう。これで、日本軍は北方四島を占領、ロシア軍は佐渡島を占領、という形になった。
ここで、本田は、ロシアに対して、
「佐渡島を返還するならば、択捉島を返還する」という、交渉を持ちかけた。ロシアは「四島の返還」を主張した。しかし、アメリカが介入して、
「日本は賠償金をロシアに支払い、択捉島を返還、ロシアは佐渡島を返還する」
という、妥協案を提示した。表向き、「ロシアの勝利」として、実質、「日本が三島を奪還した」という内容である。ロシアは、経済状態が悪かったので、同意した。
甚大な被害を出しながら、日本は、国後・歯舞・色丹の三島を、奪還したのである。
国民は、本田を絶賛した。見事な政治手腕であった。これによって、「徴兵制」は、国民の支持をされるものとなったのである。
民自党による一党独裁体制は、安定し始めた。 全体主義国家ではあったが、娯楽は自由だった。ただ「政府の批判」さえ、しなければ、平和と安全が保証されるのである。
国民は、初めは「軍国主義」に拒絶反応を起こしていたが、それが「国外侵略のためではない」と分ると、政権を支持し始めた。
確かに、あの「革新党暴乱」の時期に比べると、まるで天国のような治安の良さだった。
本田政権は、「犯罪」には、実に厳しく処罰した。普通なら懲役で済むような犯罪でも、「犯罪人を養うために税金を使うなど、支出の無駄」と称して、
徹底的に「死刑」を断行した。このため、処刑を恐れて、犯罪が激減したのである。
実際、本田壮一は、賢かった。もう六十八歳の古老だが、リーダーシップがあり、決断力に秀でていた。日本は、世界でも類を見ない、非常に安定した、治安国家に変貌した。
そんな平和な時代が、一年くらい続いた。「暴乱」から、三年が過ぎた、二月だった。
いよいよ人々は、「芸能人」を大切にして、娯楽に熱中し、神谷亮も、トップスターになって、「本田か神谷か」というくらいに、物凄い人気であった。
ある日、その二人が、テレビで会談する事になった。 テレビ会談は、生放送で、二人だけで行なわれた。しかし、視聴率は物凄いものであった。亮の方から、話しかける。
「総理、私は以前、お会いした事があるのです。覚えてらっしゃいますか?」
「もちろん。あの頃から、君はトップスターだったからね」
「光栄です。それにしても、北方領土戦争のときは、非常に緊張しましたよ。そのまま、ロシアやアジアに侵攻するんじゃないのかって」
「ははは。あくまでも、目的は北方領土だよ。侵略なんて、考えた事も無い」
「国民は、みな、あなたを絶賛しています。そう、思われているご本人のご気分は、如何なものです?」
「私は、国家国民の事しか頭に無い。自分の事なんて、考える余裕も無いよ。君こそ、芸能界のトップに君臨して、気分はどうなのかね?」
「芸能人は人気稼業です。いつ落ちるか分りません」
「政治も同じだよ。悪い事をすれば、すぐに選挙で落ちる。そういう意味では、君と私は、似ている職業かも知れんな」
「そうですね。択捉島は、もう諦めたのですか?」
「どうしても、択捉だけは、取れなかった。あれを取ると、ロシアと国家戦争になる。それだけは避けなければならなかった。三島で精一杯だったよ」
「でも、三島を取るとき、全面戦争に発展する危険は、感じなかったのですか?」
「そこは、政治家の専門だよ。駆引きがある。本気で怒らせたら、全面戦争になるが、ぎりぎりの線で、踏みとどまるのが、政治だよ」
「へえ。難しいのですね」
「私も六十八だ。私の目の黒いうちは、この平和を守るが、いつなんどき、悪い事を考える輩が台頭してくるとも限らない。それが、心配だよ」
「後継者は、居られるのですか?」
「ああ。外務大臣の国分寺くんは、まだ五十九だ。彼が、引き継ぐだろう」
「そうですか。将来の事も、考えておられるのですね」
「それも政治だよ」
和やかに会談は勧められた。ますます国民は、この二人を信頼するようになった。 ある日、あの狙撃兵の川崎が、東京の亮を訪ねてきた。あれから三年、すっかり、「歴戦の猛将」の顔になっていた。しかし、心は子供のままだった。
「三年ぶりだね。防衛軍の居心地はどうです?」
喫茶店で、優しく亮が聞く。
「革新党暴乱、北方領土戦争、すべて、従軍しました」
と言うと、顔を近づけて小声で、
「夜間遠方射撃、一〇〇〇メートルなら、五円玉も狙えます」
亮は、微笑んで、
「しかし、こう平和では、申し訳ないが、君の出番は、無いかも知れない」
「いえ、気にしないで。おかげで、前のオリンピックでも優勝できました。見て下さい」
と、ポケットから、金メダルを取り出した。亮は喜んで、それを手に取って、
「へえ・・・どうだ。これを、見せる女性は、できたのか?」
川崎は、笑ってこう言った。
「僕は、いつ死刑になるか分りません。だから、恋人は神谷さんで、いいんです」
亮は、少し暗い表情になった。
「もう・・・いいんだ」
と、金メダルを返し、
「自分の道を行けばいい」
川崎は、真剣な表情で言い切った。
「いえ、いつかきっと、僕が必要になります。僕は、神谷さんに付いていきます」
「・・・」
亮も、真剣な表情で睨みつけた。 その二月、ある事件が起こった。日本海で、日本軍駆逐艦が、不審な小型潜水艇を発見し、撃沈したのである。政府は、潜水調査を開始して、この潜水艇の国籍を調べた。
北朝鮮だった。
日本政府は激怒する。北朝鮮に対し、
「いかなる理由でスパイ行為を働いたのか、説明せよ」と、強硬に迫った。しかし北朝鮮は、
「日本は証拠も無く北朝鮮を犯罪者扱いしている」
と、猛烈に非難した。日本政府は、
「スパイ行為は侵略にも等しい」
として、攻撃も辞さない構えだった。これには、北朝鮮が憤怒した。
「日本が望むのであれば、一戦交えよう」
と、挑発する。
日本と北朝鮮の非難合戦に、仲介に乗り出したのは、アメリカと、他ならぬ、韓国である。
ソウルで、日・朝・米・韓の四国会談が行なわれた。日本の代表は、本田の後継者とされている、外務大臣・国分寺である。
「いかなる理由があろうとも、スパイ行為は侵略に等しい犯罪である。国連は北朝鮮に経済封鎖を行なえ!」
と、冒頭から激怒した。北朝鮮側も、
「我が国は潜水艇の事など知らない。日本は朝鮮を侵略する野心を持って、自作自演を行なっている」
と、こちらも応酬する。韓国は、
「今回の事件は国連の主導で調査すべきである」
と、「真相究明」を主張した。アメリカは、
「必要があれば、アメリカが介入して、調査団を北朝鮮に送ってもよい」
と、提案するが、北朝鮮は、
「アメリカは安全保障の関係で、日本に加担する危険がある」
と、断固、拒否した。すると国分寺は、
「やましい気持ちがあるから、自信が無いのだろう」
と、更に挑発する。北朝鮮は、
「日本は、第二次太平洋戦争を企んでいる」
と、言い残すと、席を蹴った。 日本は、全軍に、「第一級戦時体制」を発令した。その数日後、とんでもない事変が起こった。
東京に、大陸間弾道ミサイルが飛んできたのである。幸い、都心は外れたが、大被害を被った。死者は三四〇人に達した。
日本国会は、「宣戦布告」を決議する。そして、直ちに、戦闘機を全機出動させ、ピョンヤンを空爆したのである。
「日本海戦争」
の、勃発であった。
日本軍は、軍艦を全部、日本海に投入した。北朝鮮も、あらゆる軍事力を投入してくる。日本軍は、とにかく弾道ミサイルの破壊を優先した。
その結果、四発の着弾を許したが、他は全部発射させる前に破壊する事ができた。
本田首相は、韓国に対して、「参戦」を呼び掛けたが、韓国は、動かなかった。北朝鮮も中国に参戦を呼び掛けたが、これも、動かなかった。
日本と北朝鮮は、単独で、戦争をした。双方とも、「上陸」には至らず、日本海で艦隊と航空機が激戦を交した。
本田首相は、議会に、
「この戦争は消耗戦であり、なにも得る所が無い」
と、停戦を提起した、しかし、民自党は、
「それは、北朝鮮に対する敗北を意味する」
と、断固、反対した。中でも最も強硬だったのが、誰あろう、国分寺外相だった。
「我が軍は、北朝鮮を滅ぼして、朝鮮半島を統一するために戦っているのだ!」
と、大義名分を振りかざした。
戦局は、膠着した。 日本海戦争が勃発して、二ヶ月目の十月だった。遂に、日本を導いてきた、本田壮一が、病気で倒れた。そのため、副首相の国分寺が、首相代行に就任した。
超強硬派の国分寺がトップに立った事で、状況は一変した。国分寺は、「戦争反対」を叫ぶ分子の、弾圧に乗り出したのだ。
本田の時代に、デモは禁止されていたが、それでも国民は、戦争反対を訴えて、デモや集会を開いた。国分寺は、軍隊を投入して、これらを徹底的に弾圧し、政府の方針に異議を唱える人間を、全員、逮捕した。
この国分寺のやりかたに、遂に、日本の治安が、再び乱れ始めた。軍隊が犯罪者を徹底的に処刑するが、一向に、治安は良くならない。
状況は、本田政権のときとまったく違っていた。犯罪者を処罰するほど、治安は乱れたのである。
そんな中、亮は、都内の病院へ、入院している、本田を訪ねた。花と果物を持っていった。
本田は、痩せ衰えていた。亮は、ベッドの傍に座った。
「総理、病状は如何です?」
本田は、寝たまま、
「人工透析を受けている。腎臓が悪いらしい。食事もできない。たぶん、もう駄目だろう」
「総理、国分寺が首相代行に就任してから、国民は反発し、治安が乱れています。今、総理が出て行って、これらの暴走を、止めてください」
「りょう・・・時代は、人間が動かすものではない。神が操る。わし一人では、もう、この流れは、止められない・・・」
「何を言われます。あなたは、あの地獄のような、暴乱を収めたではありませんか」
「あれも、神の助けがあったからだ。すべて、必要とされるから、時代は動くのだ」
「どのような必要性で、今の混乱が起こっているのです?」
「それは、神だけが知っている。俺には分らん」
「総理・・・私にできる事は、無いでしょうか」
「それは、自分で考えよ。神に祈れば、心の声が、答えを出すだろう」
「私はただの俳優です。政治は無知であり、無力です。政府に逆らえば、私も逮捕されるでしょう」
「ならば、逮捕されないような、方法を考えよ」
「たとえば?」
「わからん・・・ゴホゴホ・・・すまない。疲れた」
本田は首を横にして、目を閉じた。亮は、立ち去った。それが、二人の最後の対面になろう事は、本田のやつれた顔で、容易に推測できた。 亮が家に帰ると、テレビで国分寺昌谷首相代行が、演説していた。
「我が大和民族こそ、神に選ばれた民族であり、その国は、神の国である。それを侵略しようとする、北朝鮮の下郎どもは、いったい、自分たちを何様だと思っているのだ。
第二次世界大戦でアジア諸国は、欧米列強に屈して、女のように無抵抗であった。しかし、我が日本だけが、勇敢に列強と戦い、その結果、アジア諸国は独立する事ができたのである。
朝鮮は、その恩義を忘れたのか? 日本が犠牲になったからこそ、自由が得られたのである。その恩を、いま、朝鮮民族は、仇で返そうとしている。
我々は、正義のために戦う。朝鮮下郎に屈するならば、それは、我々が、神に対して侮辱をする行為となるのだ!」
物凄い右翼的な発言であった。
「革新党じゃねえか」
思わず、亮は一人で呟いた。そして、
「そうだ」
と言うと、自宅の電話を掛けた。
「もしもし、神谷亮です。高山マネージャーですか」
「おお、亮か。なんだ」
「僕がテレビで演説できる番組を作れないか?」
「演説? 何を?」
「国分寺に対抗するんだ」
「ああ、そういう事か。でも、やめた方がいい。逮捕されるぞ」
「逮捕など恐れていない。このままでは、日本が駄目になる」
「まあ、やり方があるかも知れないから、どこかのプロデューサーと相談してみる」
「頼む」 次の日、亮は事務所に行くと、高山が待っていた。
「亮、方法がある」
「どんな?」
「コメディーにするんだ。そうすれば、社会的には、演説は冗談で通るが、国民には、メッセージとして伝わる」
「それでいこう。誰が考えた?」
「暁テレの佐藤さんだ」
「そうか。打ち合わせは?」
「今からだ。行こう」
数日後、コメディー番組が放送された。その中で、亮は「政治家」に扮して、軽トラックの荷台に乗って、メガホンで、「演説」を始めた。
「我が日本人は、太平洋戦争でアジア諸国の住民に行なった、侵略行為を思い起こさなければならない。それは、罪も無い人間の殺害であり、若い女性への強姦であり、住民への略奪である。
アジア諸国は恐怖のどん底に突き落とされ、地獄を味わった。だからこそ、世界大戦が終ってから、アジアの人々は、二度とそのような恐怖を味わいたくないと思い、独立に向かって立ち上がったのであり、
これは、日本がアジアを地獄に突き落としたおかげで、アジアの人々に勇気を与えたのである。
今、朝鮮の人たちは、自分たちのお爺さん、お婆さんが味わった地獄を、味わいたくないと思って、日本に戦争を挑んできている。
日本は、この人たちをまた、地獄に突き落とそうとしているが、その目的は何なのか? そうだ! 朝鮮半島統一である。
そのために、韓国がやるべき事を、日本が代りに行なって、血を流してやっているのだ! 韓国は、その恩を理解し、感謝し、日本に敬意を表さなければならない!
私は、国分寺総統を全面的に支持する! 国分寺万歳!」
次の日、国会は、
「娯楽番組放送禁止法」
という、法律を発行した。これによって、一切の「娯楽」は、禁止された。 戦争は、なお熾烈を極めていた。日本海では、日本軍と朝鮮軍の艦隊が、戦い合っていた。
すでに双方の戦死者は、四千人に達していた。それでも、日本の国分寺も、朝鮮の首席・キム=ソンメイも、戦いを止めようとはしなかった。
そんな、十二月、東京に雪の降る夜だった。テレビ局の仕事中、亮に知らせが届いた。
「本田首相死去」
日本は、大きな柱を失った。亮は、
(俳優では、戦えない・・・)
そう、天国か地獄かは知らないが、本田に言葉を掛けた。本田首相病死の報は、全世界を駆け巡った。
三日後、本田壮一の国葬が、盛大に執り行われた。国民は、こぞって参列し、テレビ局は、全局がこれを中継した。
葬儀で、国分寺は、マイクで、本田に話しかけた。
「総理、あなたのした事は、後世、永久に我々日本人の記憶に残るものであります。私は、あなたの意志を引き継いで参ります。
あなたによって勝ち取られた、日本の強さ、国民の教養の高さ、そして、なによりも国民の団結心に訴えます。
あなたの志を引き継がせて下さい。私に力をお与え下さい。私があなたの意志に背くような事をしたならば、どうか、遠慮なく、叱責して下さい」
みなは、どのような気持ちで、この挨拶を聞いただろう。亮は、ただ、腹立たしかった。
葬儀のとき、ふと、閃いた。
(そうだ。政治の事なら、政治家に聞けばいい)
本田が、話しかけたのか、亮は、そんな事を思い付いた。 翌日、亮は、刑務所に面会に行った。相手は、野党・共和党党首、三雲賢次郎である。
面会室で、対面した。ガラス越しに、三雲は、少し痩せた顔を見せた。
「お久しぶりです。神谷亮です。覚えておいでですか?」
三雲は、ニコ、と、笑った。
「忘らいでか。逮捕されるとき、傍に居た俳優だろう」
「そうです。本田総理が死去されたのは、ご存知ですか?」
「ああ、聞いた。新聞は読んでいる。君もよく新聞に出ているよ」
「三雲さん、教えて下さい」
「何を?」
「私は、何をしたらいいのです?」
すると三雲は、時間を計っている刑務官を見てから、
「キム=ソンメイに会え」
「キム・・・て、あの」
「そうだ。あの、キムだ」
「会って、どうするのです?」
「和平を呼び掛けよ。君ならできる。いや、君にしかできない」
「・・・」
すると刑務官が、
「時間だ」
声をかけた。三雲は亮に、コク、と頷いて、席を立って、連れられていった。
「キム=ソンメイ・・・」 亮は、殆ど議席の無い野党の政治家を通して、朝鮮の首席との会見を手配してもらった。そして、十二月下旬、戦火の下、数人の野党政治家と共に、ピョンヤンを訪問したのである。
首席・キム=ソンメイは、快く亮を出迎えた。亮は、和やかに握手して、席に就いた。
「私はただの俳優です。しかし、今の日本と朝鮮の状況を憂慮しています。何とか戦争を終らせようと、訪問致しました」
通訳を通して、ソンメイは、語りかけた。
「私はあなたの大ファンです。お目にかかれて光栄です。私も、戦争は本意ではありません。しかし、私には、朝鮮民族のプライドがかかっているのです」
「私は、決して太平洋戦争を美化する者ではありません。侵略は犯罪です。潜水艇事件の真相は知りませんが、今は、双方とも、国家のメンツよりも、国民の命と安全を最優先すべきです」
「分っています。日本が停戦を呼び掛けるならば、勝った負けたには、拘りません。引き分け、という解決方法もあります」
「あなたが思慮深い人で感謝します。この会談の内容を、日本の首相に伝えます」
「どうかよろしく。私は心より、和平を望んでいます」
礼節を持って、ソンメイは応対した。亮たちは、朝鮮の名所を案内され、食事に招待され、盛大にもてなされ、三日間の訪問を終えて、帰国した。
亮は、さっそく、国分寺と会見した。首相官邸だった。国分寺は、殺気立っていた。
「これはようこそ。朝鮮では、どのような会談が行なわれたのです?」
「友好的でした。ソンメイにおいては、日本が停戦を呼び掛けるならば、この戦争は、引き分けという形にして、終らせたい、と」
すると国分寺は、大笑いした。
「はっはっは。引き分け? 戦争に、引き分け? 聞いた事も無い。朝鮮は、正直に、降伏、と言えばよいのだ。まったく、政治の素人では、話にならんわ」
「総理、なぜ、どこまでも、卑屈なのですか?」
「卑屈? 無礼な。私は寛大だ。素直に降伏と言えば、いつでも戦争は終らせる、と、言っている。若造、言葉に気を付けよ」
「総理、この軍国体制は、本田前首相が構築したものです。治安を守るために! それを、あなたは悪用している」
「無礼な! 私は、本田先生の意志を継いでいるのだ。それ以上の侮辱は、例え神谷亮と云えども、許さんぞ!」
立ち上がって、顔を真っ赤にして、怒っていた」
「分りました。もう、何もいいますまい。あなたは、あなたの道を通って下さい」
「フン。若造が、知ったようなセリフを・・・」
亮は、退席した。 十二月三十一日、大晦日、日本人が最も祝福に満たされる日、日本軍は、「朝鮮半島上陸」を開始した。国民は、水を浴びせられたような不安に慄いた。
正月も、とても祝えない心境だった。日本軍は、力に物を言わせて、力押しに攻め込んだ。朝鮮軍は後退する。韓国は「重大な懸念」を、表明した。
「朝鮮を制圧して、韓国に引き渡す」
それが、国分寺の「大義名分」であった。日本軍は、内部深く、攻め込んだ。
一月七日、亮は、携帯から、メールを打った。相手は、狙撃兵・川崎隆治である。
一月十七日、深夜、川崎は、最新式の狙撃銃を持って、東京都心の高層ビルの屋上に現われた。彼は、「死刑」を覚悟していた。
真冬の中、迷彩服の姿で、狙撃銃を構える。ターゲットは、一〇〇〇メートル先に居た。この日、この瞬間のため、彼は、今まで数年間、修練を積み重ねてきた。
もう、金メダルにサインしてもらった頃の、子供ではなかった。立派な、兵士だった。
息を殺し、標的に狙いを定める。自分の人生の、すべてを賭けた、一発である。外す事は、許されない。外せば「犬死」である。
神経を集中させる。
「母さん・・・俺は、正しい事をしている」
そう呟くと、
「ドーン」
と、渾身の一撃を放った。ターゲットの頭から血が吹き飛ぶのを確認すると、わざと銃と迷彩服をその場に置いて、そこを立ち去った。 天皇陛下射殺される
それは、信じ難い報道だった。誰もが、目を疑った。しかし、テレビも、ラジオも、新聞も、すべてのメディアが、同じ報道をしていた。そして、犯人が逮捕される。
防衛軍狙撃部隊所属・オリンピック金メダリスト・川崎隆治少尉
それが、犯人だった。日本中が、「軍隊」に激怒した。全国で「暴乱」が勃発し、軍隊で弾圧しようとしても、その軍隊が怯んでしまって、抑えきれない。
暴動は、全国に拡大し、遂に、国会議事堂が民衆に占拠され、首相官邸に隠れていた国分寺も、民衆に捕まった。
そして、数年間、刑務所に収監されていた、三雲が民衆によって解放され、民衆によって、「総理大臣」に推挙された。
三雲は、即座に内閣を組閣し、防衛軍に「朝鮮半島からの撤収」を命じ、そして、キム=ソンメイに、「和平」を呼び掛けた。それは、
「どちらが勝った負けたではない、引き分け」
という、提案だった。
更に、崩御した天皇に代って、一人娘の「優子」を、「女帝」として、即位させた。
三雲は、「徴兵制廃止」を決議する。
日本は、「本来のかくあるべき姿」を、取り戻した。 ドトール傘下のエクセルシオールカフェ赤羽東口店では店員が自分の事、好きだと言い始めたので
優しくしたら他の店員のやっかみ、最低の接客だ 亮は、あの、色紙にサインしたとき、テロで死んだ、女の子の家を訪ねた。
仏壇に手を合わせ、母親の女性が出す御茶を啜ると、寂しそうに、話した。
「奥さん・・・きっかちゃんは、自分から、サインを求めたのですか?」
「ええ・・・自分から・・・」
「人間の本性は、罪からできているのかも知れない。しかし・・・」
「・・・」
「子供には、罪はありません。私は、心から、テロを憎みます」
「はい・・・」
「大きな犠牲を払いました。私も・・・」
「・・・」
「その一人です」
母親は、
「神谷さん・・・あなたにも、穢れは感じません」
と、答えた。亮は一礼して、家を出た。
夜空を見上げると、月が出ていた。満月だった。
「人間も、あの月のように、澄み切った心を、持てないだろうか・・・」
激動の数年間は、幕を閉じた。亮は生涯、「重い荷」を、背負った。
桜が満開の三月、川崎は、処刑された。獄中からの手紙に、こう記してあった。
私は恥じていません。国のために生け贄となるなら、それは本望です。ましてや、神の下に呼ばれるならば。
三月吉日
川崎隆治
(了) 月の影
ディアナ(月)同盟軍は、宇宙機動艦隊を主力として、艦隊を横に並べて防衛線を張った。地球方向からは、無数の星のように光る地球連邦軍の大艦隊が接近してくる。
ディアナ軍旗艦の宇宙戦艦「ライファー」の同盟軍総司令官・バルバス提督の司令室に、敵から画像通信が入った。通信員がバルバスに報告する。
「提督、連邦軍から交信です」
「出せ」
すると、正面のスクリーンに、一人の男が映し出される。地球連邦軍総統・イクナシオンであった。バルバスは見上げて感嘆した。
「ああ、きさまか・・・」
相手も軍艦の司令室に居るらしい。宇宙服ではなく、軍服を着ている。無数の勲章が胸に輝いていた。
「バルバス、無駄な抵抗は避けよ。勝敗は目に見えている。俺は月の人間の血を流したくないのだ。
なぜ、降伏しない?ただ俺を総統として迎え入れれば、自由と平和が約束されるのだ。まだ間に合う。
いま、おまえが一言、全軍に停戦を命令すれば、誰も死なずに済むのだ。さあ、停戦命令を出せ」
バルバスは、右の拳を握り締めた。 >>330
「地球は独裁制で、おまえが考えた事はすべての人間が命令に従がうが、月は議会制である。私はただの将軍であって、独裁者ではない。
地球が攻めてくるならば、抗戦する事を、月の全ての国家が決定したのだ」
イクナシオンは、笑った。
「ならばバルバス、今停戦を発令すれば、その場で、私はおまえをディアナ軍総司令官に任命する。月の軍隊は、おまえのものだ。
悪い話ではあるまい。考えてもみよ。我が軍の艦隊は三八六隻、宇宙戦闘機は四八〇〇機、・・・おまえの軍は、いったいどれだけなのだ?」
バルバスはスクリーンを睨みつけた。
「私は嘘は嫌いだ。艦隊はおまえの十分の一以下、戦闘機も二十分の一だ」
「フフフ・・・バルバス、やめておけ。物理的に計算しても、我が軍が四十隻失っても、おまえは全滅する」
バルバスは、「フッ」と、苦笑した。
「そうだな・・・おまえの言う通りだ・・・」
「おお、バルバス、同朋よ、理解してくれたか。では、停戦命令を出せ」
「分かった・・・」
バルバスは、立ち上がった。大声で怒鳴る。
「この通信の発信源を突き止めたか?」
司令室の部下に聞いた。
「発見しました!」
「よし、宇宙潜水艦隊に攻撃命令!」 >>331
聞いていたイクナシオンは、
「きさまあ!俺を騙したな!」
「男は針の穴のチャンスに賭けるのだ!」
バルバスが喚くと同時に、地球軍艦隊の後方で、突然、数隻の潜水艦が姿を現した。
「総統、敵の潜水艦です!」
イクナシオンの司令室が騒ぎ始める。振り向きざま、通信を切った。それと同時に、数十発の魚雷が旗艦に向かって飛んできた。
「しまった!」
一発が旗艦の戦艦に命中する。
ディアナ軍のバルバスの旗艦では、「敵の旗艦に命中!」と、報告があった。
「よし、戦闘機、全機発艦!空母を叩け!」
地球軍艦隊の中央後方で大きな爆発が起こり、明らかに全軍が動揺しているのが分った。
「駆逐艦は突進しろ!戦艦・巡洋艦は、ミサイル発射!」
バルバスの怒号が司令室に響く。
地球軍の後方に現われた潜水艦隊は、魚雷を撃つと姿を消し、また現われては魚雷を撃つ、という攻撃を繰り返した。
とにかくイクナシオンの旗艦が被弾して、命令が全軍に伝わらないので、動きようがない。
ディアナ軍は、次に空母を集中して狙った。戦闘機が発進できないまま、次々に被弾する。
イクナシオンはようやく、旗艦から小型船で脱出して、
「全軍、反転帰投せよ!」
と、撤退命令を出した。地球軍の大艦隊が、全軍、反転を始めた。
バルバスは大声を張り上げる。 >>332
「深追いするな!イオン砲の届くところまでにしろ!艦隊は動くな!哨戒機、敵の被害状況を調べて報告せよ!」
数百の煙を吐きながら、地球連邦軍艦隊は、地球へ向かって帰投をしていく。
やがて、哨戒機の部隊から連絡が入った。それを印刷して手に取り、バルバスは読み上げた。
「旗艦戦艦中破、空母二隻撃沈・八隻大破、十三隻被弾、戦艦七隻大破・・・」
読み上げると、
「よし、戦闘機を帰艦させよ。月に帰投する!」
のちに「第一次宇宙海戦」と呼ばれた戦闘は、ディアナ軍の圧勝で終った。 >>333
月の空軍基地の門で、エミリは待っていた。手には携帯電話を持っていた。そのメールをまた見てみた。
「数日間の休暇が出た。十三月三日、基地の門で待っていてくれ」
それを見て、また、「うふふ」と、一人で笑う。
やがて、基地から軍人たちが、ぞろぞろと出てきた。エミリは集団の中を探した。
「おい、おい・・・」
手を振って走り寄ってきたのは、「中尉」の階級章を付けた若者だった。
「ウルコフ!」
叫ぶと、相手の男に飛び上がって抱きついた。
「やっと休暇が取れた。何か食べに行こう!」
ウルコフが誘う。駐車場に行き、自動車に乗って、エンジンをかけると、車体が少し浮いて、車輪が格納された。車は発進する。レストランに行った。二人で入る。
食事を注文すると、エミリは、ウルコフの顔ばかり眺めていた。そして、
「月でみんなが噂してるよ。バルバス将軍がイクナシオンを破ったって」
嬉しそうに話す。
「ああ、だから休暇が出た。当分、月に攻撃をかけてくる様子はないから、今のうちに休んでおけ、と、将軍の命令だよ」
「へえ、イクナシオンは死んだの?」
「とんでもない。あの怪物が簡単に死ぬか」
「じゃあ、まだ戦争は続くの?」
「ああ、今、参謀本部は作戦を立てている。軍事機密だから詳しくは言えないが、まだ思案している最中のようだ」
「休暇はいつまで?」
「一応、三日だけど、いつ収集がかかるかは、分らない。何せ、イクナシオンが、月も支配しようと挑んできているからなあ」
エミリは運ばれてきたスパゲティを食べながら、
「あなたは、宇宙戦闘機パイロットでしょ?敵の軍艦をやっつけたの?」
ウルコフはウナギ丼を食べながら、
「俺は爆撃が専門じゃない。爆撃機の護衛が専門だから、船は攻撃しないよ」
「ふーん」
と、じっと見つめてから、
「死なないでね」
と言った。ウルコフは、
「それは、保証できないな。イクナシオンは、一人で地球を統一した英雄だ。それと闘っているんだからな」
「そんなに強いの?」
「強いってもんじゃない。今度襲ってきたら、負けるかも・・・」
「負けたらどうなるの?」
「イクナシオンを神として崇めて、娯楽は禁止され、毎日6回の礼拝をさせられ、美人はみんな、イクナシオンの妾にされる」
「ヒャッ」
奇妙な声を、エミリが張り上げた。ウルコフは「あははは」と笑い、
「大丈夫、おまえは取られないよ」
「どういう意味だ」
エミリは少し、不機嫌になった。 >>334
エミリを家まで送ると、ウルコフは自宅に戻った。母・マチアが待っていた。
「やあ、母さん、数日だけ戻れたよ」
母は嬉しそうに、
「ますます父さんに似てきたよ。さあ、入りな」
ウルコフは靴を脱いで入った。そして仏壇に行って、父の位牌に手を合わせた。軍服姿の写真が飾ってあった。
「食事にするかい」
台所から母が声をかけた。
「ああ」
二人で、食卓についた。母が食事を用意して、一緒に食べ始めた。母が話しかける。
「前の戦争に、出てたんだろ」
「ああ」
「やっぱり最前線かい」
「もちろんさ。戦闘機乗りだからな」
「・・・」
母は少し黙ってから、
「父さんも立派なパイロットだったけど、・・・エミリちゃんを悲しませてはいけないよ」
「でも母さん・・・」
箸で新香を摘まむと、
「俺は軍人なんだぜ。しかも今度の敵は、月の国じゃない。地球なんだ。宇宙戦争なんだよ。どうなるか分ったもんじゃない」
マチアは暗い表情で、
「息子はおまえだけだ。もし死んだら、私はどうすりゃいいんだ」
「・・・」
それには、答えられなかった。
「無茶はしないさ・・・」 >>335
その頃、ディアナ連合軍・作戦会議室。
バルバス提督を中心に、ディアナ軍の軍幹部が集まっていた。テーブルには、地球の首都・ニューヨークの画面が映っていた。参謀の一人が指揮棒で説明する。
「特殊部隊に偵察させたところ、このような物体が造られていました」
バルバスが聞く。
「なんだこのピラミッドのようなものは?」
「はい。エネルギーレベルを計測させたところ、我々の使用している液化水素燃料の一億倍以上のレベルを計測しました」
「一億・・・なら、核融合だな。やつらは開発に成功したのか」
「そうらしいのです。ここから、プラズマを放出して、すべての兵器の動力源としているところまで、突き止めました」
「そうか・・・では、これを破壊すれば、敵は動力源を失う訳だ」
「もちろん、予備として液化水素は持っているでしょうが、核融合を武器にした兵器は使用できなくなります」
「核兵器だと?もう開発しているのか?」
「いいえ、まだです。しかし、このピラミッドを破壊せねば、月を丸ごと消滅させる核兵器を開発してしまいます」
「急がねばならんな・・・どうやって破壊するか・・・」
他の参謀が意見した。
「この建物の耐久性はどうなのだ?」
「はい、それこそ水爆にも耐えられます。イオン砲など、何の役にも立ちません」
バルバスは、腕組みして手で顎を弄った。
「この穴は何だ?」
「これですか、排気孔です。核融合の排気を行なっている穴です」
「うーむ・・・ここに、ミサイルを撃ち込んだらどうだ?」
「穴の直径は、わずか十メートルです。しかも長さは核融合炉まで、数キロメートルあります」
「まっすぐなのか?」
「ええ、超高温の排気熱を放出させますから、曲がっていては、排気通路が溶解しますから、まっすぐです・・・何か知恵でも?」
バルバスは考え込んで、
「排気通路の構造など、それほど耐久性は無いだろう?」
「ええ、それが何か・・・」
「なら、方法があるかも知れん」
皆は、顔を見回した。 >>337
貴方はプロでは有りませんね。
答えるので有ればこのスレで堂々と答えるべきでしょ。
自分の姿をご覧下さい。小学生でも恥ずかしくてとれない行動ですよ。
だから貴方は当方が会話をもじると受けとれないのですね。
まだ、議論するのであればここにお書き下さい。
プライドの無い貴方へ。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
安倍政権は雇用の改善を強調し、アベノミクス効果を高らかにうたう。
しかし、希望する正規の職がなく、やむなく非正規雇用を選ばざるを得なかった労働者は国内で300万人以上に上る。
政権の後ろ盾となっているデータ通り、果たして就労環境は改善されているのだろうか。非正規社員の職場を歩くと、悲鳴の声が上がっていた。
自民党は格差を作り上げて現状も正規は増えずに非正規雇用を
国策的に増やしている割に、非正規雇用の待遇の改善を
行わない無責任政党
http://jiyugaichiban.blog61.fc2.com/blog-entry-151.html
派遣業は現代の口入れ屋、廃止すべき
人材派遣制度は、格差社会を助長するものと、私は見ている。
現在の口入れ屋に過ぎない。やくざ稼業と言えよう。
人材派遣業はピンハネしていると聞く。
はけん110番で見ると
http://www.asahi-net.or.jp/~RB1S-WKT/qa3240.htm
非正規雇用は世界的にも類を見ない多さ
消費支出はもはや大恐慌レベル
そして手遅れの少子化
→2015総務省の推計
→15歳未満の子どもの数は、過去最少だった去年よりも16万人少ない、約1617万人(34年連続の減少)
→2015年厚生労働省速報
→婚姻数 47,389件 (前年同月 −13,431件)
売国奴の安倍によって日本は終焉を迎えた現実を直視すべき
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n70423
http://www.edo.net/edo/edotx/ituwa/14.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ >>339
警告!
記録は完了している!
もはや何時でもやれる!!
刑事告訴・民事訴訟でやれることは、
貴女が十分ご理解しておりますよね!
当方はウソは言いません!
もはや証拠は十分ですよね!
議論で負けるからでは理由には成りませんよ。
慰謝料等を楽しみにしていいのですか? ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
まともな業者で20%、悪質な業者では40〜50%も請負先から請負元を通じて、本人には渡っていないという。
同条件で直接雇われるより、良心的なところで20%抜かれ、悪質なところで40〜50%抜かれるということである。
派遣業者は労働者を派遣スタッフという名で登録させ、派遣元に彼らを送り込む仕事をしている。
単なる、人の斡旋だけである。
そのスタッフの能力を評価する実力もないし、教育する力もない。管理することも出来ない。
会社の体をなしていない。まさに現在の口入れ屋に過ぎない。
派遣会社に雇用されているならば、保険に加入しているはずだが、派遣される時にしか加入しないのは、雇用状態とは言えないのではないか。
普通言われる正社員のような権利が殆ど無いではないか、雇用状態ではない。
ましてや、派遣業は誰でも起業できる。派遣先の専門的な知識無くして。コンピューターでスタッフ管理するだけである。
それで、派遣業の経営者は人のふんどしで、人の上前をはねて、丸儲けだ。
グッドウイル会長は人にピンハネをしたお金で高級マンション高級外車に乗る。
規制緩和の利益は、政治献金という形で還元される。
規制緩和が生む、新たな政官業の癒着構造だ。
派遣事業法は86年中曽根内閣の時、ITなど専門業種13種に導入された。
99年小渕内閣の時、業種が拡大され、04年小泉内閣の時、製造業が解禁された。
中間搾取、こういう阿漕な商売を認めたのだろう。
経営者にとって、極めて都合がよい。経営がうまくいかなければ派遣に返ればいい。それより、恒常的に楽に経営しようと思えば、できるだけ派遣に置き換えれば良い。
政府は完全に経営者の立場に立ち、労働者を食い物にした。
派遣会社はその労働者を食い物にした。
結局、規制緩和は弱者の労働を、強者の富に置き換える操作だったのである。
正社員編みの待遇を派遣先に義務づけ、かつ
手数料(中抜き)は不動産紹介並みの5%という上限を定めるか、
さもなくば、現代の口入れ屋は即刻、廃止すべきだ
https://www.youtube.com/watch?v=D6YjUs6fZ6c
https://www.youtube.com/watch?v=RVn_KHdhdes
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 机の上の空 大沼安史の個人新聞
電磁波拷問・スローキル(Slow Kill)攻撃を許さない!
NSA(米国家安全保障局)の女性内部告発者が不当解雇後、集ストに遭い、それにも負けずに戦い始めたところ、こんどは「電磁波照射」による「拷問・スローキル」被害に遭う!
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/09/slow-kill-1dc2.html
電磁波拷問・スローキル(Slow Kill)攻撃を許さない!
2015年11月になってようやく、電磁波(指向性エネルギー)照射という「人道に対する恐るべき犯罪」に、自らの体験を通して気づく!
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/09/slow-kill-603f.html
DEW(指向性エネルギー照射装置)による電磁波照射攻撃(スロー・キル)を許してはならない!
DEWによる報復照射を受けているNSA(米国家安全保障局)の元言語スペシャリスト、カレン・スチュアートさんがツイッターで被害報告!
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/09/post-fe1a.html
DEW(指向性エネルギー照射装置)による電磁波照射攻撃(スロー・キル)を許してはならない!
DEWによる報復照射を受けているNSA(米国家安全保障局)の元言語スペシャリスト、カレン・スチュアートさんがツイッターで同時進行被害報告!
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/10/wdew-2d3c.html
集団ストーカーによるDEW照射攻撃に、日本ではなぜ宗教カルト系組織が使われているのか?
NSAによるDEW(指向性エネルギー兵器)攻撃に曝されれている内部告発者、カレン・スチュアートさんによると、彼女の地元の「インフラガード(InfraGard)」(米連邦政府自警団)が集スト照射の実戦部隊として使われているという。
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/10/infragard-10a2.html
電磁波照射・拷問攻撃を許さない!
米海軍士官学校(アナポリス)の卒業生(制御システム工学で学位取得)、デイヴィッド・ヴォートさんが、「DEW(指向性エネルギー兵器)」による電磁波拷問の脅威・現実を訴え、米国を横断ウオーク!
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/11/post-cc21.html
電磁波照射兵器の実験・演習・使用を、許してはならない
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2016/11/post-e223.html Jim Stone(Freelance journalist) Microwaving Iraq
http://www.jimstonefreelance.com/beammed.html
ポッパー・ドームと呼ばれるマイクロ波兵器、秘密ビーム兵器、指向性エネルギービームなどについて
イラク戦争で米軍、ファルージャなどで「電磁波兵器」を使用!/建物の屋上の死角に、「ポッパー」あるいは「ドーム」と呼ばれる、ドーム状の発信装置を設置/射程半径0.8キロ住民に照射!頭痛・白内障・記憶喪失・癌・自殺……
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2014/03/post-40ee.html
一部訳
組織的ストーカー・電磁波犯罪被害に使われているのは、これだろ? Pandora
http://www.whale.to/b/pandora.html
パンドラ計画について書かれたホームページ
メーザーを使用していると書かれている
Dr Ross Adeyについて調べるべき
組織的ストーカー・電磁波犯罪被害に使われていないか? 組織的ストーカー・電磁波犯罪被害の被害者は、レーダーで位置を特定され、メーザー・レーザーで究極の個人攻撃を被っている
軍事技術による被害としか考えられない >>347
いいえ!当方は以前から、
あらゆる人々に訴えて行く、予定で有ると貴方には言っていました。
罪には成りません。
より、上げてくれることを、お願します。
今日は約一時間でビラを持って行ってくれたひとは3人で、声を掛けてくれた人は、
5人で、一般の人も、そばで聞いていてくれた人も、多少は居ましたよ。
通り係の人は、眺めてくれた人が殆どで、迷惑そうな一般人は居ませんでしたよ。 純粋にいい社会だと教えられて、下っ端のリストラ会社員のお前らに
話してやってるのに お前 傷付いてるんやぞ!! ほんまやぞ
内心 笑っとんちゃうぞ 社会はそうあるべきや!! >>350
自衛官だったある日、女とラブホテルに行った。
部屋に入って、料金を払って、話し込んでから、
さて、そろそろ・・・と、女の服を脱がした。
女をベッドに倒して、キスをして、下着を外して、女を素っ裸にした。
そして、愛撫を続ける。乳首に吸い付いたり、
陰部に指を入れて、数十分、ペッティングを続けた。
しかし・・・「エレクト」をしないのである。どうしても、勃起しない。
裸の女を抱いているのに、ぜんぜん、何も感じないのである。
いつまでたっても、インサートしないので、遂に、女が、
「気持ちよくない!」と、怒り出した。
焦って懸命に愛撫するが、ぜんぜん、勃起しないのである。
女は怒って、トイレに入って、一人で風呂に入った。
私は「どうしてだ・・・?」と、懸命に考えたが、
風呂に全裸で入浴している女を見ていても、勃起しない。
結局、「もう帰ろう」と、それで終ってしまった。 生き死にかかっているのに人の文章勝手に偽造するな!
書き込み妨害するな!
北朝鮮かお前らは!
自分の国帰って分不相応な暮らししろ!
大和は大変さと同時に民主主義を選んできた!
え玉みたいな姑息な生き方の人間は民主主義の果実を貰えるわけがない_! 三菱UFJ信託銀行2008年四月入社、年金信託部配属の若林生恵って三十路アバズレ垂れパイストーカー大女が、
指定暴力団6代目山口組弘道会傘下の団体が払い込ませるはずだった示談金(二度と社交ダンス踊るなという金)を踏み倒させたがる指定暴力団神戸山口組の連中と裏取引持ちかけて、
迷惑行為で保証人の判子押させて金せびろうとしているので、投書してやろう。
死体人形作って無国籍になる朝鮮ヤクザ業界とつるんでも鵺の刺青入れるだけなのにな。
付き合いたくもねえし、寝てもいねえのに、男にモテなくてヤキがまわったようで、結婚なんざ論外のストーカー大女風情が、
高齢の痴呆気味の養父母騙くらかして、結婚迫られた振りして金せびろうと裏工作していて鬱陶しいんだよな。タダの詐欺師だろ。
暴力団構成員とつるむだけはあって頭悪いんだろうな。
暴力団構成員と懇意になりたきゃ、暴力団組員でも名乗れば良いのにな。
誰かヤクザ業界に夢見る三十路アバズレ垂れパイストーカー大女食べねえかな。
暴力団構成員の遊び(社交ダンス)は、やらない・観ない・関わらないを決め込んでいるにも関わらず、暴力団構成員の遊び(社交ダンス)に未練があるはずだと嘘つきで言い訳こいて、
暴力団構成員と徒党を組む若林生恵とは徹底交戦だ。 出身、2001年3月淡路高校卒業、2001年四月京都女子大学入学の谷口裕香って三十路アバズレ不細工が、
指定暴力団6代目山口組弘道会傘下の団体が払い込ませるはずだった示談金(二度と社交ダンス踊るなという金)を踏み倒させたがる、
指定暴力団神戸山口組の連中と裏取引持ちかけて、
公衆の目の前で侮辱させる反社会的勢力の人権擁護委員名乗る準構成員の保証人の判子押させて金せびらせようとしているので、投書してやろう。
死体人形作って無国籍になる朝鮮ヤクザ業界とつるんでも鵺の刺青入れるだけなのにな。
付き合いたくもねえし、寝てもいねえのに、男にモテなくてヤキがまわったとしか思えない。
同性愛の疑いがかかっている男性の自慰行為や入浴シーンを盗撮したがる変態なんか、なかなか食べてくれる相手がいないからって、因縁つけられても迷惑なんだよな。
暴力団構成員の遊び(社交ダンス)は、絶対にやらない・観ない・関わらないを決め込んでいるにも関わらず、
暴力団構成員の遊び(社交ダンス)に未練があるはずだと嘘つきで言い訳こいて、
暴力団構成員と徒党を組む谷口裕香とは徹底交戦だ。 ロックミュージシャンとかに私の家覗かないでほしかった。 あだなが「矢野顕子」が『あだ名がフリーメーソン」の科学を借り
大和一般人はほとんど成長止めに09年から2年不正電波を送信し
完了容疑との事で大和と思っていた時好きだった矢野顕子のアルバム
あまり発売してないな日常どう過ごしてるのかなと思いつつ
春咲小紅ヒット曲だったのでアルバム借り入ってた「ごはんができたよ」は
私の感受性もある可愛い曲と思っていたら
♪甘ったれのふうちゃんにも鼻ったれのかずちゃんにもいい人の上にも悪い人の上にも
静かに夜は来る皆の上に来る♪は私の父が好きで
三好達治から『あだ名が達治」とつけた三好達治の「雪」「次郎の屋根に雪はふりつむ
太郎の屋根に雪はふりつむ」から影響をうけた恐れ。 偽装社会とパナマ文書と長谷川 浩
その証拠に 核兵器禁止条約に参加してないだろう 地球 唯一の被爆国なのに
長谷川浩とサーロ節子 平成29年11月18日13時11分 玄関ドアのガラスの割られたところをふさいでいたら
排気ガス部隊、スリップ臭部隊が来ました。
玄関ドアのガラスを割られてからふさぐまでの間、フッ素ガス、しびれ薬、
目つぶし、ホコリ、口の中カラッカラになるガス、風上で畑を掘って土埃をまかれたり、
火を燃やして灰をまかれました。
監視は最初車で見張っていました。
次に家のまわりに監視カメラを取り付けられ見張られました。
今は家の中も監視カメラで見張られています。 警察に3人組の手下を送り込まれ、
自転車を蹴り倒されたり、田んぼに投げ込まれたり、
家に物をぶつけられたり、家の壁を叩かれたりされました。
取り押さえると相手が被害者で
私が暴行の被疑者にされるのでほっとくしかないです。
奴ら私を逮捕するまでやります。 >>363
これ等もう一度誰であろうが書けば死者に対する冒涜は許すものでは無い為、
告訴を含むあらゆる手段を執ることを警告する。
相手が解らなければ、残念で有るが2ちゃんねるを対象にしざるを得ません!
これは冗談では有りません! 戦後になって、野球人気も復活した頃だ。
南海ホークスに、ドラフトで、一人のキャッチャーが、入団した。大卒の社会人で、名前は、新田淳(にった・あつし)という。
監督は、名将・仁村監督だったのだが、その監督も、キャッチャー出身だった。そして、初めて、その、新田を見たのだが、
これがまた、とんでもないクソガキなのだ。
いたずらはしまくるし、練習をしていても、やる気があるのかないのか、常にふざけているのである。
それで、監督も、ムカついてきて、怒鳴り倒して、喝を入れようとするが、ところが、普通の若者だったら、監督が怒鳴ると、
意気消沈して、ビクビクするんだが、不思議なのは、このクソガキ、ぜんぜん、応えないのである。
球界古老の名監督が、怒鳴り倒せば、普通なら、大人しくなるものなんだが、まるで、効かないのだ。まったく、ふざけているのである。
だから、球団関係者に、監督が、「あいつは駄目だ。使い物にならない」と、報告すれば、即座に解雇になっただろう。
ところが、この監督も、ちょっと、変人的なところがあるもんだから、こういう、感じ方をしたのだ。
「この若者は、俺が怒鳴っているのに平然としているのは、どういう訳だ?」
と、そういう、物の見方をしたのである。つまりは、「無責任なのではなくて、肝が据わっているのではないか?」と。
「だったら、観衆の前でプレーするには、向いている性格かも知れない」と、考えたのである。しかし、
「問題は、実際の、身体能力だ。それを、冷静に、見てみよう」と、今度は、性格はともかく、実際の、技能を、見るようにしたのだ。 朝鮮系と表面化を96年時点でしていたタイムスリップランデブーが
メディアの海に閉じ込められた子供達と歌にしていたけど
私には告発も自首もしてくれない
これが隠れ朝鮮組織が主犯格の日本政府乗っ取りの証拠!
国連でいいこぶりっこして本当に優しい人達を絶滅させたら
汚い世界がのこるだけお前の様な!弾圧している奴ら! >>367
いい別れを演出しようとする人がいたら、余計なことはするな。
ほっとけ。
お前には関係ない。
それでもしつこく言うなら、お前とも縁を切る。
オレのルールに踏み込んでくるヤツは、
オレはかまわずぶった切る。
間違いなく 854 名無し募集中。。。@転載は禁止 2014/10/12(日) 04:52:59.77 O
同じ事をしてから言え
絶対に出来んで乞食には
4年もの間継続する
突発的には出来ても継続はとても難しい事だ
安いバカにああだこうだなんて言われたくもない
ふざけんな
ふざけんなよ
早よ消え失せろ
目立ちたいけど決して垢酉は出さすでも名無しでは書かないお前
狼以外では居場所もなくまるで存在感のないお前
私と同等と思うな
4年間でやって来た事には天と地の差があるんだから
ローマは1日ではならずなんよ
ヲチ風情が同じ土俵に立ってると思うな
いい気になりすぎ調子こきすぎましたね
偽善でもなんでも出来るもんならやってみろ
出来るもんならな
( ◆Dq0510MAKI ) |/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
| . : )'e'( : . | ハァハァ
` ‐-=-‐ オレハカミサマダァァァァ
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( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧
. _/ ヽ \ ( ) 見えない敵と戦ってる統合失調症野郎w 単に息子の悪口を言われただけで腹を立て、とんでもない悪事をしでかしたバカ母親
http://m.youtube.com/watch?v=k4T5nBiFJvM&client=mv-google&hl=ja&gl=JP ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています