高齢のJJIやBBAは死者ばかり乗せて現世から死後の世界に行く幽霊電車に乗って冥土へと旅立って行きます。
ちなみに上野駅は死者を乗せて走る幽霊電車の発着場としても有名です。
特に13番線などの地上ホームには古くから死後の世界に行く列車は来ていました。
その列車は8620や9600に牽引された古い木製の雑型(ボギー)客車[*1]や鉄道院時代に製造された木製の10000番台[*2]の客車でした。
最後尾には死神が立っており、列車に人が近寄ると吸い付くかのようにその列車に乗ってしまったんです。
特に大東亜戦争中はその列車の最後尾に旭日旗を軍服姿の兵士が立っているのが目撃されていました。
列車は上野駅を出発します。その列車に誤って乗ってしまった乗客は現世に帰ることができません。
その列車に乗る自体、自殺と同じです。
上野東京ライン開通後、地上ホームがひっそりとするようになってからは幽霊電車の目撃例が後を絶ちません。
特に最終電車の出発後、謎の列車が上野駅にでは入りするのが目撃されています。
お盆の頃には大東亜戦争で祖国の土を踏むことなく、異国の地で戦死した日本軍兵士の霊を乗せた列車が上野駅に来ます。
その列車に乗ってるのは国内の戦没者や日本軍兵士だけではなく、満洲や朝鮮で命を落とした人もたくさん乗っています。
最近では、ここ数年以内に自殺した若者もその列車に乗って死後の世界へと行きます。
上野駅では時代を超えた死者同士の交流が行われております。

[*1]特に国有化以前に作られた車体の大きさが異なる雑多な客車。(例:官設鉄道、九州鉄道などから継承された車両。)
[*2]1910年代に製造された規格型客車。後年、地方のローカル私鉄もそれと同一設計の客車を導入した。